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こだまゆうこのスマイルレポート 2021年

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得意と不得意 不毛な喧嘩を防ぎたい

こんにちは。相変わらず暑い日が続いていますね。

先週は、息子を連れて海水浴に行ってきました。
その日はとても楽しく過ごせましたが、
夏の暑い日差しにやられたか、はたまた冷たい海の水で体が冷えたのか、
その日の晩から息子が高熱を出してしまいました。

ちょうどその晩は体温計がなかったので体温が何度かはわかりませんが、
身体に触れるとかなり熱かったです。

翌日からは、37度から38度台をいったりきたり、微熱です。
幼稚園を休ませ、家でずっと過ごしましたが、
本人はケロっとしていて元気そのもの。

昼寝もぜんぜんしてくれず、
かといって熱も下がりきらず、
結局1週間ずっと幼稚園を休むことになりました。
おかげで私は8日間ほど看病というか遊びにつきあって、クタクタでした。

ようやく今日熱が下がり、幼稚園に元気に登園できました。

ところで、巷ではコロナが大流行です。
熱が出ていた頃は、小児科の発熱外来に行こうと思っていましたが、
どこも当日は予約でいっぱいで、翌日も無理、明後日の予約になりますと言われ、
本人はケロっとしていて元気だし、
こんな感染者の多い中でわざわざ病院に行くのはさらに感染しに行くようなものだから、
もう病院はいいやと諦めました。

もちろん熱にうなされて呼吸が苦しそうとかの場合は、
それでも病院を探したと思いますが、
高熱のわりには全然家の中で走り回っているし、ごはんも食べるし、
今のところ夫にも私にも感染はなく、
まあ夏の海で疲れたんだろうな、ということで
そのまま自宅療養にしました。

平常時であれば、まあ普通の判断だとは思うのですが、
もしかすると、熱が出て病院に行かなかったことを無責任だと怒る方もいらっしゃるかもしれないなと思います。
コロナ禍の中では、どんな選択をしても、
それぞれ考えが違うので、難しいですね。

それにしても、病院に行こうと思っても、
病院の診察を受けることのできないことは、
けっこうこわいことだなあと思いました。

国のほうでも、あまりに感染者が多いので、
病院での医師の診察ではなく、無料の抗原検査キットを病院で配る方針で、
話が進んでいるとネットの記事で読みましたが、
早くそうなってほしいなと思っています。

今もまだ、どんどん感染は広がっているようですので、
正直なところもう何に気を付けたらいいのかわからないくらいですが、
免疫力を落とさないように、過ごしたいと思います。

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このブログでも何度も何度も書いてきたことだけれど、
私は片づけが苦手です。

片づけがものすごく苦手なのだけれど、
片づけができていない空間では、
イライラして集中できず、何もやる気が起こらないという矛盾した
面倒くさい女です。

そんな面倒くさい女なので、
結局のところ片づけはできない散らかった部屋で、
何のやる気もおきず、部屋が汚いことに癇癪をおこしては自分と戦っています。

そして戦いつつも、生きていると毎日のように部屋は汚れる一方で、
夫も息子も同様に片づけをしないうえに、息子の散らかしっぷりは
ほんの5分ですべてのやる気を奪うほどの破壊力があります。

片づけに関する本なら、余裕で100冊以上読んでいるはずですが、
何でこんなに片づけられないのかは、さっぱりわかりません。

ただやればいいだけ、のことが、
どうしてもどうしても私には難しいのです。

先日も、片付かないことを原因として、夫とかなりの口論になりました。

私が片づけられないのは、今に始まったことではないので、
だんだん喧嘩することは少なくなってきたのですが、
それでもやっぱり喧嘩になります。

今回の喧嘩の原因は、払込票の紛失による、水道代の払い忘れでした。

私にとっては、ガス、電気、水道の料金を払い忘れて、
それらを止められたことは、一度や二度ではありません。
学生の頃から何度もあることです。
払込票をもって、コンビニにお金を払いに行く。
たったこれだけのことですが、出かけるときには財布に入れたはずの払込票を、
なぜかすっかりとど忘れし、どうしてもお金を払うところまできっちりとできないのです。

そんなこんなで、自分の欠点もわかっているので、
ガス、電気、水道、家賃、携帯代金など、
お金のかかるインフラは、すべて銀行引き落としやカード決済にしていました。
(そもそもこの手続きをきちんとするまでに、1年くらいかかるのですが・・・)

ところが熱海から東京へ引っ越して、
すべてのインフラの銀行引き落としが一度無効になってから、
また毎月のように払込票が届く生活が始まりました。

私は引き落としにしてほしいと夫に何度も何度も頼みましたが、
なぜコンビニに払いに行くだけのことができない!
俺は現金で払いたいんだ!の一点張り。

私にはなぜそんな無駄な労力をかけたがるのか不思議で仕方ないのですが、
夫にとっては、現金でコンビニにお金を払いにいくことが正しいことのです。

電気、水道、ガス、我が家はセカンドハウスもあるので、
一か月に少なくとも5枚の請求払込票が届き、
そのたびに夫はコンビニに払いに行きます。
私もたまに払いに行かされます。

ここでどれだけ書いても共感してくださる方は少ないかもしれませんが、
私にとって、一か月に5枚の払込請求書を、滞りなく処理することは、
かなりのストレスです。たとえ夫に丸投げしていても、
夫が処理するのを横目で見ているだけでストレスなんです。

付け加えて、幼稚園からも、たくさんのお知らせのプリントが配られ、
それらも何がどこへ行ったか毎日探さなければ対応できていないのに、
そもそも支払いや片づけが完璧にできるはずがないのです。

そんなこんなで、東京へ来て3年、
ずっとストレスを抱えながら、紙の払込票との戦いでしたが、
先日、ついに水道料金の払込票を他のプリントに紛らわせて、
一か月経過させてしまったことから、
払込期日を過ぎてしまっていたのでした。

プリントの束の中から払込票を見つけた夫は、
何でこんなところに払込票を置いているんだ!と怒鳴り、
烈火のごとく怒ります。
ああ、紛れちゃったんだね、忘れてた。と私が返事をしても、
夫の怒りは収まりません。

私からすると、気を付けていても、失くすものは失くすし、
忘れるものは忘れるのです。
一か月も前に失くした払込票をなぜそこに置いたかなんて、
おぼえているはずがありません。

気を付けようがないことだし、そもそもそのあたり前のことができないから、
何度も銀行引き落としにしてくれと頼んでいたのに、
しないの一点張りだったのは、夫のほうです。

私にはその簡単なことができないんだ、
本当にストレスなんだ、助けてほしくて銀行引き落としのお願いをしているんだ、と、
どれだけ訴えても、なぜできないのかわかってもらえず、
その日は結局喧嘩したまま、眠りにつきました。

なんでこんなにつらいのに何度言ってもわかってもらえないんだろう。
なんでこんなにつらいのにただ甘えているだけ、ただの怠慢だと片付けられてしまうのだろう。
こんな無用な喧嘩をしないために、
ただ支払いを銀行引き落としにしてもらいたいだけなのに・・・・。
なんで私が怒鳴られ、怒られ、悪者にならなきゃいけないんだろう。
できない私が悪いの????
片づけられない私が悪いの????
毎日こんなに努力してるのに???
そんなことを考えていたら、涙が出てきて、本当にやるせなくなりました。


数日後に、夫から、
「考えたけれど、君がそんなにストレスなら、
 銀行引き落としの手続きをしようと思う」と告げられました。

わかってくれてよかったよかった、めでたし、めでたし、さすがわが夫!話せばわかる。と思うと同時に、
だから何年もずっと同じことを言ってるんだよ、ようやくかよ!と思う自分もいました。

なぜって、この同じことが原因で喧嘩をするのは、新婚当初からだったからです(苦笑)。
2008年の結婚ですから、14年前から、同じネタで喧嘩を続けていました。
熱海に住んで7年くらいは、銀行やコンビニが車で10分と遠すぎるので、
自分も面倒くさかったのかすぐに銀行引き落としにしてくれましたが、
東京はコンビニが近すぎてすぐに払いにいけるので、
辛さとストレスをわかってもらえず、ずっと地味に喧嘩が続いていました。

とりあえず、銀行引き落とし手続きの確約は勝ち取ったものの、
実際に夫がその手続きをしてくれるのがいつになるのかはわかりませんが、
気長に待とうと思います。
願わくば、二度と同じ内容の喧嘩はしたくないです。

それから、こんな不毛な喧嘩がずっと続くのが嫌なので、何年も迷っていたけれど、
大人の発達障害の検査をうけるべく、生まれてはじめて精神科に電話をして、
予約をとりました。

正直なところ精神科の病院に電話をかけるのは、ちょっと勇気がいりましたが、
いつまでも自分の得体のしれない状況を放置するのでなく、
自分の長所も短所も、きちんと診断してもらって、
ただの甘えなのか、脳の機能から得手不得手があるのか、
医学的、客観的な視点から診断してもらおうと思います。

本来ならば、自分だけでなく、喧嘩の相手である夫にも一緒に診断を受けてもらって、
二人が仲良く暮らしていくためのアドバイスももらいたいところですが(笑)、
彼は仕事で忙しいので、来てくれないことでしょう。

たまたま私がネットで探して予約した精神科も、予約をとろうとすると3週間待ち。
発達の検査は、そこからさらに予約をとる必要があるようです。

どこも病院はいっぱいなんですね。

今回病院を予約してみようかなと思えたのは、
吉濱ツトムさんの著書アスペルガーとして楽しく生きるを読んでからです。
(私自身はアスペルガーではなく、注意欠陥障害に近いかなと自分では思っていますが)

吉濱さんは、IQ160の天才であり、アスペルガー症候群だそうで、
舩井フォーラムなどでも何度か講演をしていただいたことがあるようですが、
私はいままでご縁がありませんでした。

今吉濱さんは何冊も本を出されて、とても人気のあるスピリチュアルヒーラーです。
吉濱さんの生い立ちから今までを書かれた文章は、
とても学びがいっぱいありました。

ご興味があればぜひ読んでみてくださいね。

長い文章をお読みいただきありがとうございます。


あきらめること、あきらめないこと。

こんにちは。

殺人的な暑さがしばらく続いていましたが、
ここ数日は比較的過ごしやすい日が続いています。

先日は息子の希望でカブトムシを買いに行って、
人生ではじめて茶色い虫を飼うことに挑戦しております。
(バッタは去年一週間ほど飼いました。)

昔からあまり虫は得意ではなく、飼おうというほどは好きではありませんでした。
でもいざ家に迎えてみると、なかなかかわいいものですね。

こんな小さな飼育キットの中ではなく、
大自然に戻してあげたい気持ちとの戦いですが、
とりあえず息子は喜んでいるし、
ずっと飼育キットで育ってきたカブトムシが
大自然に適応するのかもわからないし、
息子の教育のため、このまま家で飼い続けることにします。

かぶ.jpeg

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コロナはまた増えてきましたが、
我が家では、ずっと遠方で会えていなかったため、
先々週から、姉が遊びに来たり、義母が遊びに来たり、
その間に愛犬は死んでしまったりと、
盆と正月とお葬式がいっぺんに来たかのように、
慌ただしい日々を送っておりました。

体調もほぼ治って、来客対応もできて、
ちょっとペットロスでぼんやりしていますが、
なんとか滞りなく日々を過ごせてホッとしています。

仕事のスケジュールは、
身体を壊してしまったことから学習して、
かなり余裕のあるスケジュールにしてあるので、
時間に余裕があります。

余裕のできたところを、
たけちゃんのお迎えを少し早くして
たけちゃんと過ごす時間を増やしたり、
数年後のキャリアに備えてじっくり考えたり、
家を片づけたりと、ほんの少しずつ整理整頓をはじめています。

片づけた、と思った翌日にはまたぐちゃぐちゃになるので、
根本的に物が多すぎるのと、
何かが欠落しているのだとは思いますが、
焦らず、一歩一歩改善していけばいいかなと思っています。

仕事に関しては、これから数年は、ある意味で、「あきらめ」ました。

自分の限界を知って、やりたいことができない不甲斐なさに、
涙を流した数は知れません。

あきらめることは、すごく悲しいことだし、すごく勇気のいることだったけれど、
今ここで無理をしてしまったら、自分も家庭も壊れてしまいます。
本当に大切なものを維持するためには、
あきらめなければいけない時もあることを、学びました。

今はちょっと時間ができて余力があるけれど、
このちょっとできた余力にまた仕事を入れてしまうと、
部屋を片付けたりとか、ごはんを作ったり、
何よりどんな状況でも家の中で機嫌良くする、
という基本的なことがものすごく難しくなるので、
あえて、時間に余裕を作ることにしました。

夫婦で話し合って、仕事と家事と子育てと、お互いドライに役割分担ができたり、
祖父母や親戚の手が借りられるならば話が別ですが、
それができない我が家では、
とりあえず、私が時間と気持ちの余裕を作るしかありません。

その余裕と余力がなければ、
やれコロナで学級閉鎖とか、子供が熱を出してお休みだとかのときに、
不眠不休で対応するしかなくなってしまうからです。

最初に育児から仕事の計画を立てた時点では、
こんなにも上手くいかないとは思わなかったけれど、
実際に走り出してみると、できないことがあるとわかりました。

頭では、二十代の、バリバリと仕事ができて家庭も持っていない頃を
予想してしまうのですが、
実際には、四十代も半ばになると、できること、できないこと、
たくさん出てきて、頭の使い方も、体の使い方も、時間の使い方も変わってくるのですね。

諦めることは、明らめることだ、
次のステップに行くための踏ん切りがつく良いことだ、と、Kan.さんから教えていただきましたが、
本当にそうだなあと思います。

たくさんのことをあきらめた私ですが、
不思議と、すっきり、しています。

目に見えるような成果は何もでない時期なので、
正直、何やってるんだろう、と思う日がないわけでもないですし、
せっかく余った時間を、ものすごく無駄な使い方しかできないときもあります。
でも良い日も悪いもどんな日も、
必要な時期だと思っています。

そして、仕事であきらめたことはあっても、
仕事と本来の自分とは別のものだし、
自分をあきらめたわけではない、
どんな状況にあっても、自分をあきらめない、
ということを肝に銘じて日々を過ごしております。

日々こうして無事に生きられること、
たくさんの方々のおかげです。
感謝しております。


虹の橋を渡ったウェルちゃん

こんにちは。梅雨はどこに行った?と思うくらい、
あっという間に真夏のような暑さですね。

昼間は命の危険を感じるくらいに暑いので、
無理な外出をせず、建物の中で過ごすのがよさそうです。
外で働く方々は、暑くてとても大変かと思いますが、
帽子を必ずかぶって水分補給など気を付けてくださいね。

先日、夏至の日に、このブログでも何度か登場している愛犬ウェルちゃんが虹の橋を渡りました。

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10年一緒に暮らしましたが、なかなか一緒に写っている写真ってないものです。
もっといっぱい写真をとっていたら良かったなとか、
もっと散歩に連れていってあげればよかったとか、後悔はつきませんが、
一緒に過ごした日々の思い出を大切に過ごしております。

もともとウェルちゃんは、サバイバー犬でした。
最初は家族連れに飼われていたそうですが、
その家族が犬をケージにいれたまま夜逃げをし、
餓死寸前のところで親族に救出されました。

その親族の方は、しばらくウェルちゃんを飼ってくれて一命をとりとめたそうですが、
心臓が悪かったことと、よく鳴きうるさいとのことで、
元気な状態で「もう飼えないから殺してください」と、保健所に連れてこられました。

どこも悪いところがない健康体で、あまりにもかわいそうに思った保健所の方が、
動物の保護をしているボランティア団体にウェルちゃんを預け、
そうして私たち家族とめぐりあったのです。

はじめて我が家に来た頃のウェルちゃんは、
とにかく人間のそばから離れず、
おかしいくらいによく食べ、早食いで、
そして体重も2キロ台でガリガリでした。

そこから10年。
毎日よく食べさせて、散歩もたくさん行って(山道を一日40分)、
山の中の暮らしでゴン子ちゃんとともにのびのび過ごさせたら、
体重も8キロ、筋肉ムキムキの太っちょ犬に育ちました。

東京に引っ越してすぐのころは、
東京の獣医さんから、「年齢のわりにすごい足の筋肉だね」と、
褒められました。

でも東京に引っ越してから、
私も子育てに忙しかったり、都会の道がこわかったのか散歩を嫌がるようになり、
年のせいでゴンちゃんと歩調があわなくなったこともあり、
あまり散歩に連れていかなくなりました。

そして先日亡くなる前日には、3.6キロしか体重がなくなっていました。
もともとが小さめのミニチュアダックスなので、まあ適正体重と言われればそうなのですが、
足の筋肉はほとんどなく、最盛期の半分以下の体重になってしまっていて、
無理してでももっと連れ出せばよかったな、と、
すごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

犬とはいえ、10年一緒に暮らした家族ですから、
亡くなった喪失感はかなりあります。

ウェルちゃんは、今年に入ってから、4度ほどてんかんのような発作を起こすことがあり、
その発作が起こるたびに、死んでしまうかもしれない、と思っていました。

今回は久しぶりの発作でかなり長くて夜から朝にかけて、ずっと続きました。
朝一番で獣医さんに連れていって、痙攣をおさえる薬を注射しても効果はなく、
先生からは、入院をかなり進められましたが、
もう亡くなることがほぼわかっているのに、
家で看取らないなんてありえないと思って、家に連れて帰りました。

この日は本当は出勤日のはずでしたが、
遠方から姉がちょうど東京に遊びに来た日で、
あらかじめ出勤日をずらしてもらっていました。

息子と一緒に動物園などに行こうと以前から計画を立てていたのですが、
ウェルちゃんが突然の危篤状態となったため、
姉には息子と二人だけで動物園に行ってもらって、
私は一日中ウェルちゃんに付き添いました。

ウェルちゃんはそのまま一日中痙攣をし続けて、夜の9時半頃に、息をひきとりました。

ウェルちゃんが痙攣をずっとしていたとき、
今まで本当にありがとう。ウェルちゃん大好きだよ。
もうがんばらなくていいんだよ、向こうの世界に行ったら苦しくないよ。

と、簡単に言えば「もう死んでもいいよ」
ということを、何度も語りかけました。
本当は死んでほしくないけれど、
このまま死なずにずっと頑張ってもウェルちゃんが辛いだけだし、
こんな状態から奇跡的に復活しても、その後の介護を思うと気が重い。
薄情かもしれないけれど、そんな気持ちでずっといました。

そしてようやく息をひきとったときには、
これでようやく苦しくなくなったね、良かったね。
と思うと同時に、ホッとしている自分もいました。

息をひきとった瞬間に、
息子は火が付いたように大泣きして、
私も泣いてはいたけれど、息子をなだめるのに手いっぱいだったし、
まる一日におよぶ看取りための睡眠不足で、
泣くタイミングを逃したというか、悲しみの感情があまりわいてこなかったのです。

翌日になって、ウェルちゃんのブラッシングをしたり、
遺体のまわりをお花で飾ったり、お骨にするための手続きなどをしていたら、
ようやくそこで大きな悲しみが訪れて、
すでに亡くなってから半日もたっているのに、
「嫌だ!死なないで!生き返って!息をして!」
と大泣きしました。身が引き裂かれるような、大きな悲しみでした。

我ながら、息をしているときは早く死んでいいと言っておきながら、
息をしなくなって体が固まってから、生き返ってというのは、
冷静に考えて無茶苦茶な要求だなあと思いましたが、
本当にそんなふうに、頭で考えたとおりにいかないのが、
生死にかかわることですね。

長々とした文章を書いてしまいましたが、
ウェルちゃんと一緒に過ごした10年、
そしてウェルちゃんの看取りと旅立ちは、
私たち家族にたくさんの宝物を与えてくれました。
ウェルちゃん、心から、ありがとう。

そしてウェルちゃんをかわいがってくださった皆様、
あったことはなくても、ウェルちゃんの様子をブログで
読んでくださった皆様、ありがとうございます。

またいつか天国で、ウェルちゃんに会える日を楽しみに、
日々を生きていきたいと思います。

長い文章をお読みいただきありがとうございます。

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三脈をとる

こんにちは。

梅雨入り前は、夏のように暑い日や、
春先のように肌寒い日など、温度が一定しないですね。
今日もかなり寒いので、しばらく衣替えはできそうもないです。

先日、三脈の法で命を救われる体験をしましたので、
ちょっとシェアしたいと思います。

三脈とは、ご存知の方も多いかもしれません。

左右の頸動脈を、利き手の親指と、人差し指か中指でとり、
その状態で、利き手の反対側の手で、利き手の手首の脈をとります。

左右の頸動脈と、手首の脈、この三つの脈が、
乱れるときは、数日中に命の危険が迫っているときだと言われています。

この方法は、以前にワークプログラムでKan.さんから教えていただいて、
飛行機に乗る前や、車で遠くへ行く際などに、
よく三脈をとっていました。

何年も三脈をとる中で、いつ脈をとってみても、三脈が乱れたことはないし、
正直な話、たぶんずっと三脈が乱れるような機会には、遭遇しないだろう、
と妙にひとごとのように感じていたような気がします。


ところが先週の金曜日、夫が久しぶりに平日に代休をとったので、
ちょっと遠くへ出かけようということになりました。

その日は天気も良く、絶好の観光日和、という感じでした。
出発直前に、トイレに行って、トイレで座ってなんとなく三脈をとってみました。

なんと、脈は、みごとに乱れ打ちです。

具体的には、全速力で走った後のように、
首の脈は普段の1.5~2倍くらいに早く感じ、
手首の脈は、一定せず、首の2回に1回くらいしか脈がとれません。

????え??????

と思ったのですが、こんなときって、冷静な判断が出来ないんですね。

いやいや、そんなはずはない、と。

きっと自分の脈をみる力が足りないのだろう、となぜか思ってしまいました。

もう車に荷物もすべて積み込んで、
出発の準備は出来ているし、夫も子どもも待ってるし、今さら行けないとも言えない。

ためしに、夜に出発すると意識を変えて、三脈をとってみました。
すると、三脈は正常にとれます。

そしてやっぱり、今すぐ出発するように意識を変えると、
やはり三脈が上手くとれません。

しばらくとれない脈を、どうしたらとれるのかなーと思っていましたが、
いや、なんか、たぶん運転前で緊張しているだけかな、気のせいだよね、
と思って、なかったことにして、
そのまま車で出発することにしました。 ←(おい!)


そうしていざ出発!!と機嫌よく運転していて、
だんだん雨がふり始めたな、と思っていたら、
またたく間に、ものすごい雨がふってきました。

そうです、ゲリラ豪雨です。

ものすごい雨で、3メートル向こうも見えないくらいで、
50キロ走行の道を、10キロくらいのスピードでソロソロと進むことしかできません。
ワイパーも意味がないくらいの雨量で、雨の轟音の中、
犬は震え、子どもは泣き出しました。

そうか、あの脈の乱れはこのゲリラ豪雨だ!
気のせいだと思ったらやっぱり乱れていたんだ!
と本当にこわい思いをしました。

もうそのときは、高速道路入口のすぐ近くまで来ていて、
このまま高速道路に突入してしまっても、
運転するのが怖すぎる!どうしよう!と思って、

急遽、高速道路の手前のファーストフード店に車をいれて、
しばらく避難することにしました。

ドライブスルーで昼食を注文して、
その後は駐車場に車をとめて、車の中でそれを食べ、
ひたすら雨が過ぎ去るのを待ちました。

ドライブスルーで注文するときは、
本当のところ、手が震えそうなくらいに、気分が動転していました。


車に乗っていて、行く道が決まっているときに、私だけかもしれませんが、
急な進路変更をするのは、けっこう難しいことです。

特に夫と一緒に車に乗っているとき、
夫は予測不能な急な予定変更をすると、パニックになってキレることがよくあるので、
またキレられるかもしれない、と思うと余計に予定変更がしにくいです。

たぶんあのときに、三脈をとっていなかったら、
キレられるのも嫌だし、と惰性で
そのまま豪雨の中、高速道路に入っていったことでしょう。

そのまま高速道路に入ったとして、事故を起こしたかどうかはわかりませんが、
3メートル向こうも見えないような状態で、100キロ近いスピードで、
軽自動車で高速道路を運転するのは、危なすぎます。

三脈なんかとらんでも、ゲリラ豪雨のときは、
避難するのが当然でしょ、と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
私の(あまり物事を深く考えずすぐ行動するせっかちな)性格上、
三脈をとっていなかったら、
95%くらいの確率で、そのまま突入したと思われます。


三脈が乱れていたのを実感していたから、
このままでは本当に死ぬかもしれない、と思えた自分がいたので、
急な予定変更をして、一時避難をすることができました。

駐車場でゲリラ豪雨をしのぎながら、
三脈、とってて良かったーーーー本当に良かったーーーー!!!!
こわかったーーーーー!!!!!

と、三脈をとることの重要性を何度も教えてくださったKan.さんに感謝しつつ、
それをにわかでもいちおう続けてきた自分を、褒めました。


三脈って、本当に乱れるときは乱れるのだな、と
当たり前(?)なことに、驚いた出来事でした。


ぜひ皆さまも、三脈をとる習慣を、身につけてみてくださいね。


虫のしらせ

こんにちは。

だんだんと梅雨のような夏のような気候になってきましたね。
今年はなぜか、我が家で二度もムカデが出ました。

熱海の山に住んでいた頃は、
梅雨時期はしょっちゅうムカデが出ていました。
東京に引っ越してきてから、これで二度とムカデに悩まされないですむと思っていたのですが、
東京でもムカデはでるのですね(苦)。
熱海のムカデに比べると、とても小さいのが、せめてもの救いです。

私は苦手な虫の中でもムカデが一番嫌いなので、
ムカデが家の中にいた場合には、何らかの方法で殺してしまいます。

本当は、他の虫の場合のように、
生け捕りにして窓の外にそっと出してやればいいだけなのですが、
その作業をする間に噛まれたり逃げられたらと思うと、こわいので(安眠できません)、
どうしても殺してしまうのです。

ムカデは神様の使いとも言われていますから、
本当は殺さないほうがだんぜんいいとは思うのですが・・・・。

虫のしらせ という言葉があります。
以前に漫画で読んで知ったことですが、
虫のしらせ とは本当に虫が何かを知らせに来てくれるそうです。


(このマンガで知りました。ジャンルはホラーですが、癒し系でこわくなくて面白いですよ。)


何かその家族にとって、大切な節目のときに、
ご先祖様が虫にのりうつって、大切な節目だと知らせにくるそうです。

ご家族によって、その虫は、蝶々やカブトムシなどメジャーでかっこいい虫だけではなく、
ガだったり、バッタだったり、それぞれ違う虫なのだそうです。

それはたとえば、どなたか親戚が亡くなる際に、
普段は見慣れない季節はずれのその虫がなぜか近くにいる、
といった際に、
「ああもしかしてずっと入院していたおじいちゃんが亡くなったかな」
と家族にはわかるそうです。

それは不幸なしらせだけでなく、
結婚相手と出会ったときなど、おめでたい節目でも、
そのシンボルのような虫があらわれるのだとか。

もしかしてその大切な私にとってのシンボルの虫が、
私の大嫌いなムカデであったなら、
今まですごく申し訳ないことをしているかもしれないなあと思ってしまいます。

そういえば虫のしらせと言えば、
もう12年以上前にある方のインタビューをした際に、虫のしらせ がわかった気がします。

その方は、息子さんを亡くされた経営者の方なのですが、
息子さんのことを思って、何か特別なシンクロがあったようなときに、
必ずコガネムシがあらわれるとおっしゃっていました。

そんなこともあるんだな、と思って、
その方の原稿を作り始めたのですが、
その原稿を作っている間、異様なほどコガネムシを見るようになりました。

季節の問題か、たまたまかな、とそのときは思っていましたが、
原稿を作って、最後のチェックをしていたときに、
ソファーに座ってふと膝に目をやると、膝のすぐ近くのソファーに、
一匹のコガネムシが、とまっていました。

それを見て、これはさすがにたまたまじゃないな、と確信しました。

熱海ならばありえる話ですが、
当時東京に住んでいたし、窓もあけていないのに、
部屋の中にコガネムシがいたことなんて一度もなかったので、
偶然にしては出来過ぎている、と本当にびっくりしました。

なんだか、疑った私に証拠を見せてくれたのか、
「僕のお母さんの原稿をしっかり作ってくださいね」
と、息子さんが伝えにきてくれたような気がして、
息子さんが亡くなった今でもお母さんのことをとても大事に思っていることを感じられて、
その思いの尊さとせつなさに涙が出ました。

それ以来、ちょっとだけ虫が苦手じゃなくなった出来事でした。
(とはいえ、ムカデはいまだ苦手ですが・・・・・)

なぜか冒頭のムカデの話が長引いて、
虫のしらせのお話で終わってしまいました。まあこんな日もたまにはいいですね。


 


イニシエーション

こんにちは。

ゴールデンウィークも終わりましたね。

我が家は、真鶴の海で磯遊びをしたり、
東京ドームシティにスーパー戦隊のショーを見にいったりして、
息子はとても喜んでくれました。

親としては、けっこう家族サービス(息子サービス)を、
がんばったと思っていたのですが、
息子としては磯遊びなどの自然豊かな場所に行くよりも、
デパートでおもちゃを買ってもらったほうが嬉しいそうで、
「行きたくなーい!」などと言われちょっと残念です。

息子は、湯河原の海岸ではちょっと肌寒い中、
泳ごうと思っていきおいよく海に飛び込んだものの(膝くらいの遠浅です)、
足やお腹にできていた肌荒れがすごくしみたみたいで、
「痛い。もう海キライ」と、すぐに泣きべそをかきながら戻ってきました。

アトピー体質で肌が弱いことや、脱毛症も、
ひょっとして海水が良い結果をもたらすかも・・・・と淡い期待を抱いていましたが、
そう簡単にはうまくいかないものですね。

ちなみに夫は半ズボンで息子と一緒に遊んでくれましたが、
そのとき日に当たった膝から下は、ひどい日光湿疹が出てしまいました。
つくづく海とかアウトドアとかとは縁遠い家族だなと思いました。


ところで、ゴールデンウィークの様子を、
かなり久しぶりにFacebookに、息子の写真を交えて掲載すると、
何年か会っていなかったお友達から、

「息子さんの頭の形を見てびっくりしました。
 エジプト人みたいですね!」

とメッセージが来ました。

たしかに、息子は親の自分がびっくりするほどに、
頭の形が日本人離れしています。
うしろのほうに、後頭部が出ているのです。
絶壁ぎみの頭の夫と私には、全然似ていません。

IMG_3597.jpg

生まれたときから、小児科の先生や看護師さんに、
日本人には珍しい頭の形だね、と何度も言われてきました。

息子がはじめてのケースだったら、
たぶん私もすごくびっくりしたと思うのですが、
じつは息子のいとこにあたる、私の姪っ子も、
息子ととても似た頭の形をしています。

その子も、息子も、
生まれたときに身体がぐにゃぐにゃしていて障害を疑われ、
フロッピーインファントと呼ばれ、2歳ちかくまで歩けなかったことも、
そっくりなのです。

息子が生まれるずいぶん前に、
何かの本で、かつてエジプトの神官だった人たちが、
現代に生まれ変わってくる際に、特徴的な身体をしていると書かれていて、
その特徴が姪っ子にとてもあてはまっていたことにびっくりして、
なんとなくそれをおぼえていました。

今回Facebookでの写真を通して、
エジプト人みたい!とメッセージをいただいたので、
そういえばそんなことが書かれていた本を読んだな~と思って、
いろいろと本棚を探してみましたが、
結局それが書かれた本を見つけることはできませんでした。
今となっては何というタイトルの本だったのかさえもおぼえていないことが、
とても残念です。

もしもおぼえている方がいらしたら、タイトルを教えてくださいね。


息子や姪っ子の前世がエジプトの神官だったらすごいなと思うのですが、
それらしい特徴が息子や姪っ子に出ているかというと、
残念ながら全然出ていません。

今のところエジプトには興味も示さないし、
スーパー戦隊と恐竜の好きなごく普通の子どもです。

そんなFacebookのメッセージををきっかけとして、
ものすごく久しぶりに、エリザベス・ハイチ著の
イニシエーションを読んでいます。

7年ぶりに読みはじめましたが、とても面白いです。
はじめて読んだときとは、全然違うところが印象に残ります。

700ページくらいある、とても分厚い本ですが、
kindleアンリミテッドでも読めるようですし、
すごく面白い本なので、
エジプト好きな方はもしよろしければ読んでみてくださいね。


見守る施術、オステオパシー

こんにちは。急に冬のように寒くなったり、夏のように暑くなったり、
温度差が激しい日々ですね。

昨年の12月ごろから風邪をひいてずっと体調を崩しておりましたが、
ようやく、ようやく、ようやく、治ってきました。
はーーーーーーーーーー長い日々でした。

今は風邪をひく前の8割から9割くらいに回復したと思っています。
残りの1、2割は、年齢的にも更年期とか老化とか、
時と場合によってどこかしら調子が悪くなるのは、
まあ自然なことかなと思っております。

一時期は、本当にもう、
風邪の後遺症が一生治らないのじゃないかな、と絶望しかけたので、
9割ちかくも戻るなんて、本当にうれしいです。
家族を筆頭に、仕事でかかわる方々など、たくさんの方にご迷惑をおかけしました。
支えてくださった皆様、心から感謝しております。

それにしても、たんなる風邪と思ったことが、
だいたい治った、と思えるまでに5か月もかかるなんて・・・・。
一年の半分近く病んでいたということですね。ああ恐ろしい・・・。

本当に辛かった時期は、家から徒歩1分のコンビニやスーパーに歩いて行くこともできませんでした。
家の中をソロソロと歩くだけでぐったりして、
身体は痛いしで、寝たり起きたりしながら、パソコンの前で泣きながら仕事をする日々。

ちょっと調子が良くなった頃に、日頃の運動不足かなと思って、
体力をつけようとラジオ体操をしてみたら、翌日起き上れなくなったりとか、
ちょっと動けばすぐに疲れていました。

あと、身体が辛いと霊感(?)のようなものが発達して、
なにげない近所の道でも、この道は通れるけれど、この道は気持ち悪いから通れないとか、
このお店にはこわくて入れないとか、
元気なときには何とも思わずに通れる道でも、
そこを通るとものすごくエネルギーを奪われそうな気がして通れなくて、
わざわざ遠回りをして歩いたりしていました。

今はそういうのがいっさいなくなって、
何だったんだろう、あの日々は・・・・と懐かしく思っています。

元気になろうとして、病院に行ったり、
漢方を飲んだり、食事に気を付けたり、
はたまた神頼みなどいろんなことをしてもがいたので、
それら全部に効果があったのだと思いますが、
特に、神社と漢方薬と近所のオステオパシーの施術は効いたような気がしました。

風邪をひいて咳をたくさんしていた頃に、背骨がどうしようもなく
痛くてたまらなかったときがありました。
おまけに五十肩で肩こりで、首も痛くて、
筋肉痛などに効く軟膏を毎日塗らないと、痛みで寝られない、という感じだったので、
たぶん背骨に問題があると感じて、どこかマッサージや鍼灸、整体などに行こうと思っていました。

前回とても効果のあった埼玉県の安井整体に通いたかったのですが、
往復5時間かかるので、行くこともできず、
近所にどこかいいところがないかなあと探していました。

その後、たまたま近所にあったので、
オステオパシーに予約をとって行ってみたら、これが本当によく効きました。

オステオパシーは、エドガーケイシーのリーディングの中で、
とても良い療法だと出てくるそうです。

実際に受けてみると、とてもやさしい施術です。
触れるか触れないかのタッチでまずは背骨を触っていきます。
何をされているのかさっぱりわからないのですが、
バキバキと体を触られる施術と違って、痛かったり怖かったりがないのが、
私にとっては嬉しかったです。

はじめての施術の日は、
施術後に自転車で自宅へ帰る道すがら、めちゃくちゃ脳がクリアになった気がして、
びっくりしました。何年ぶりかのスッキリした感覚でした。
その感覚は、残念ながら1時間くらいするともとに戻っていったのですが、
その後、今までに4回施術を受けましたが、受けるたびに、
薄皮をはがすように、少しずつ少しずつ、体調が良くなっていきました。

前は寝ても起きても痛いと思っていた肩も、
変に動かさなければさほどの痛みは感じない、というくらいになりました。

背骨から、脳にかけて、
つまっていたのが、すこしずつ修正されていく感じがしました。

オステオパシーは、人間の自然治癒力を見守り、引き出す、という表現がぴったりです。
身体の痛みや歪みにもいいですが、
体感として、自律神経の調整や、脳梗塞の後のリハビリなどにも
良さそうな気がします。

私がたまたまお世話になった先生は、
あまり患者さんが増えてしまうと困るということで、
残念ながらここでご紹介ができないのですが、
オステオパシ―は、全国に施術のできる方がいらっしゃるそうなので、
ぜひ気になった方はお近くで受けてみてくださいね。

 


怒りの表現方法それぞれ

こんにちは。

連日俳優のウィル・スミスさんが、
アカデミー賞の授賞式で、
脱毛症の奥様を侮辱したコメディアンのクリス・ロックさんにビンタをした報道がにぎわっています。
(以下、敬称略)

暴力は絶対にダメとか、いろんな意見があると思いますが、
日本では、先に言葉の暴力をしたクリスが悪い。
ウィルはよくぞ家族を守った。
という意見がかなり多いです。

方やアメリカでは、ビンタをしたウィルは最低なふるまいをした、
なぜ逮捕されないのかわからない。
アカデミー賞も剥奪し、ハリウッドから追放するべき、
というような意見もかなり多いことに驚いています。

肉体の暴力=悪、とわかりやすい理解であり、
目に見えないナイフで人を傷つける言葉の暴力には、
アメリカ人はけっこう鈍感なのかもしれない、
と、この一連の報道を見ていて思いました。

暴力はよくないことは承知の上で、個人的な意見を書くと、
脱毛症の息子を持つ私としては、
最初にあの映像を見たときに、せつなくて悲しくて涙が出ました。

ウィルの奥様のジェイダさんが、どれだけ傷ついたか。
そしてビンタをしたウィルも、あの瞬間にどれだけ怒り、傷ついていたことでしょうか。

紳士なウィル・スミスだったからこそ、あれはビンタ程度ですんだ話で、
よくぞあれだけ鍛え上げられた肉体を持ってして、グーで殴らなかった、と思います。

時代や人が違っていたら、クリスは決闘を申し込まれたり、
半殺しにされてもおかしくないくらい、ひどいジョークです。

ところで、もしも私が公衆の面前で、
息子の頭髪についてあんなジョークを言われたら相手をビンタをするか?
と言われると、答えはノーです。

それは我慢ができるからでなく、
たぶん怒りを感じるまでに時間がかかるからです。

人には、瞬間的に怒りを感じられる人と、
しばらくたってからしか怒りを感じられない人と、いると思います。
そして感じた怒りを、表現する方法も、
肉体で表現するか、言葉で表現するか、内にこもって恨み続けるか、
等々、人によってそれぞれです。

私がたぶんあの状況になったら、あまりにも唐突なことに、はじめは状況が呑み込めず、
その場ではうすら笑いを浮かべてやり過ごし、
おそらく怒りが沸くのは30分後とか、帰宅後とか、
翌日とか、もっと時間がたってからだろうと思うのです。

悲しみとか怒りとか恥ずかしさとか、
いろんな感情がまじりあって、まわりのみんなは笑っているし、
はじめは自分の感情がわからないだろうなと思います。

そして、後になってから、悲しそうな顔をしていた家族を見たのに、
あの場でビンタをしに行かなかった自分を、恥じていたと思います。
その場では怒りを表現しなくても、
何年も、何十年も、ずっと念を飛ばして相手を怒(呪)っていると思います。

その場で肉体的な暴力をしていないから、
こんな怒りの表現方法は誰からも咎められることはないけれど、
人を呪わば穴二つ、というように、これはこれで
自分も相手も相当に気付かぬうちに体力気力を消耗しそうだなあと思います。

そんなことが想像できるので、
あの場で毅然とした態度で、怒りを表現したウィルを、
責める気になれないどころか、批判を承知で書くなら、ちょっと誇らしく思います。

ウィルは自分の奥さんを守るためにクリスにビンタをしたのだけれど、
同時に、脱毛症の私の息子をも、世間の目から守ってくれたように私には感じられました。


ビンタがどうかという点については、
暴力はいかん、という前提はあっても、
あのジョークに対抗するには、ビンタ1回まではギリOK、と個人的には思います。

どう考えても、クリスのジョークは、
ビンタよりも深い傷を、ジェイダさんだけでなく、
ウィルにも子どもたちにも、多くの脱毛症で悩んでいる人たちをも、
傷つけたし、今も傷つけ続けていると思うからです。

ビンタが暴力か否か、というのも人によって感じ方はそれぞれです。
虐待とか、しょっちゅうビンタされてきた環境の人ならば、
トラウマとなって、ウィルのあの映像で見るだけでも嫌でしょうし、傷つくことかと思います。

でも本当に悪いこと、たとえば子どもの躾で、
我が子がいじめの加害者になったり、誰かを故意に傷つけたときに、
ビンタをしないで教え諭すだけでやり過ごせるのかというと、
その時になってみないとわかりませんが、今の私にはそれができる自信はありません。


そして、ここまでウィルを擁護してきましたが、
念のためクリスのことも擁護すると、
クリスにジェイダさんを傷つける意図があったか?と問われると、
それはないと思います。

ただ、想像力が足りなくて、配慮が足りなかっただけ。
傷つくなんて思わなかった、悪気はなかったんだ、
ということで、だからこそ、刑事告訴はしないのだと思います。

容姿に関しても、愛情表現の一種で良かれと思ってイジる人ってけっこういますから、
相手が怒るなんて夢にも思っていなかったのでしょう。

クリスにもそんなに悪気はなかったことだし、
ウィルもビンタしてしまったけれど、謝ったことだし、
自分ならウィルに2億ドルで訴えるなどというジム・キャリーの意見などには流されず、
お互いにごめんね、ということでこれ以上話が大きくならないことを祈ります。

浩然の氣

こんにちは。

先日は、3月20日にKan.さんのワークプログラム『浩然乃氣』が開催されました。

ここしばらく、Kan.さんのワークプログラムでは、
スタッフということで、なるべくジャケットを着るように心がけていました。

だけど今回は、いちおう家でジャケットを羽織ってみたのですが、
五十肩が痛いのと、身体に全然力が入らない、ということでジャケットはやめて、
結局身体に楽なカーディガンを羽織っていきました。

パンツと靴は、いちおう普段よりは仕事っぽいものにしましたが、
かなりカジュアルに見えたようで、
「その服は、後から着替えるの?」
「その服のままステージに上がってもらいましょうか。鼎談にしよう。」
などなど、Kan.さんにも勝仁社長にも何度もからかわれました。

当日の仕事は司会のように人前に出るわけではなく、
事前準備と後片付け、照明係なので、
私としては、この服でもまあ仕事風の服に見えるかな?
と思って着て行ったのですが、全然だめだったようです。

身だしなみに気を付けるというのは、
心身ともに元気でないとできないことですね。

ワークの中では、これを続けていたら元気になります、という方法も教えていただき、
いつもながら、とてもピンポイントな話題が出てきました。
「元気」というのはしばらく私のテーマになりそうです。

今回のプログラムではなんと、質疑応答の時間に質問が一つも出ませんでした。
質問の出ないこともあるんだなとこれはこれでとても新鮮でした。

会場ではKan.さんがお話しいただいている際に、
あちらこちらですすり泣く声も聞こえました。

いろいろな状況の方々がこの会場にいらしていて、
それぞれの方に必要な言葉が心に届いているのだなと思いました。

私はこの日、花粉症の薬をくしゃみ予防のために飲んでいったせいか、
いつもよりもボーっとしてしまって、
かなりもったいないことをしてしまったと思いました。

でもコロナ禍ではくしゃみを連発する人が会場にいると、
やっぱり迷惑だと思うので、飲むしかなかったです。

花粉症の薬は、例年は3か月間くらい薬を毎日飲みっぱなしですが、
今年はまだ3回しか飲んでいません。

昨年のワークの際に、3か月薬を飲みっぱなしという話をKan.さんにして、
「それはちょっとヤバいね」
と言われていたので、
症状が出ないワケではありませんが、朝起きたら自動的に薬を飲む癖をやめようと、
なるべく薬を飲まないよう奮闘しているところです。

と、話がそれましたが、薬のせいでぼーっとしている時間はありつつも、
とても充実して心に響いたワークプログラムでした。

Kan.さんのワークに出た後は、
なるべくスマホを触らないようにしたり、
なるべく料理を丁寧に作ってみたり、
苦手な掃除を以前よりもちょっとがんばってみたり、
具体的に生活の中で習慣や生き方を変えようという気持ちになります。

時間は有限なので、もっと時間を大切に使って、
人生で本当にやりたいことをやろうと思えました。

習慣が変われば、人生が変わると思うので、
それがなるべく長く持続するよう、意識したいと思います。

そして、まわりの人の意見を鵜呑みにせず、否定せず、
自分の中から迸ってくる気持ちも大事にしつつ、浩然の氣となるよう、願っています。

素敵な一日を過ごさせていただきました、
Kan.さん、お手伝いいただきました皆様、そしてこの日会場にお集まりいただいた皆さま、
ありがとうございました。

上咽頭と自律神経の不調、EAT

こんにちは。
朝晩の冷えはまだまだ寒いですが、だんだん昼間は暖かくなってきましたね。

2月は休日も多く、月全体の日数も28日までと少ないので、
気忙しい日々を送っております。

前回のブログで書いたように、風邪はすっかり治りましたが、
慢性的な自律神経の乱れはまだまだ続いています。

具体的にどんな症状かというと、

・何もしていないのにずっと疲れている。
・脇の下や胸、首、肩、腕など、体のいろんなところが痛い。
・疲れているのでどこかへ行こうとか、何かをしようという気持ちに全然なれない。
・ちょっと疲れたりストレスを感じると
 すぐに発熱、蕁麻疹、耳鳴り、頭痛などが出る。
・なんでもない時に泣いたりと情緒不安定
・喉にいつも違和感がある。

ざっとこんな感じです。

ちょっとうつ病の初期に似ている感じもしますが、
十数年前にうつ病にもなったことがある私が体感するに、
うつ病などの精神的な病とは違って、
体の痛みや疲れがひどくない時は、さほどマイナス思考ではありません。


何もないのにずっと疲れているというのは、
たとえていうならば、プールに行った後とか、
激しい運動をした後とか、一日展示会の仕事で立ちっぱなしだった後のような、
全身が疲労しているような感じです。

だるいし痛いしで、ちょっと近所に買い物に行くのもおっくうで、
週に1回会社へ行く以外では、できればどこにも出かけたくないと思ってしまいます。

そんな状態なので、じつは土日や祝日のたけちゃんが在宅の日が
一番私にとっては恐怖です。

フルパワーの子ども相手に、公園に行って一緒に遊ぶなどはできないので、
家でYouTubeを見せ続けるか、
車で預かり施設の併設しているデパートなどに連れていって、
お金を払って施設の人に遊んでもらうか
(車の運転は座っているだけなのでできます。疲れますが。)、
夫に対応を丸投げするかしています。

先日は富士宮の青木クリニックまで行って、
脱毛症の再発したたけちゃんと、痛風持ちの夫と共に、
3週間分の薬をもらってきました。

青木先生の診察によると、
私たちの症状はすべて寄生虫に原因があるそうです。

「寄生虫さえなかったら三人とも健康家族なのに。
 もっと食生活とか生活全般を見直しなさいよ」

とのことで、もっといろいろと食生活を厳しく管理する必要がありそうです。

去年の夏に診察を受けてから、
お寿司や刺身、生ハムなどもあまり食べないようにしていたのですが、
お正月に気が緩んで、ちょっとお刺身を食べてしまったのがいけなかったかなあ
などと反省しております。

ところで、先日たまたまネットでコロナウイルスの後遺症に悩んでいる方の記事を読んで、
その方の症状が今の私の症状にちょっと似ていたので、びっくりしました。

私は風邪から同じような症状だったけれど、
その方はコロナからの後遺症だからか、症状はもっともっと辛そうでした。
会社も休職され、何か月も起きられないような状態で、
光がまぶしいのも辛く、カーテンを閉め切った生活だったそうです。

その方は、何か月もいろいろな病院に行って治らない現実に絶望していたそうですが、
堀田修先生のEATという治療に出会って、少しずつですが良くなってきているとのことでした。

早速本を買ってみて、EAT治療について調べてみたところ、
これは私にもなんだか効果がありそうだ!と思いました。

EAT治療とは、上咽頭と呼ばれる鼻の奥が慢性的に炎症を起こしているのを、
塩化亜鉛溶液を染み込ませた綿棒で擦過する治療法だそうです。
上咽頭は、自律神経と関係する部位だそうで、
ここが炎症を起こしていると、自律神経の病になりやすいそうです。

治療は1分ほどで、上咽頭に炎症のある人は、
目がチカチカするほどにものすごく痛くて血が出るそうですが、
その後、かなりスッキリして、慢性の頭痛や疲労感、うつ症状などが改善することが多いそうです。

たしかに12月に風邪をこじらせて以来、ずっと喉に違和感があるし、
空咳も出ているので、私もこの治療法に挑戦してみたいと思いました。

とはいえ、今は青木先生から処方いただいたばかりの漢方薬がたっぷりあるので、
そちらでも治るんじゃないかと思っています。
漢方薬を飲み切って、それでも具合が変わらないようだったら、
こちらの治療をしているクリニックに行ってみようと思っています。

もし似たような症状でお困りの方は、
よろしければ堀田修先生の本自律神経を整えたいなら上咽頭を鍛えなさい 脳の不調は鼻奥から治せを読んでみてくださいね。


雪解け

こんにちは。

長かった体調不良もようやく雪解けのようで、風邪に関してはほぼ完治しました。
節分を境に、気分も一新されました。

自律神経に関してはまだまだ時間をかけて治していく必要がありそうなので、
調子に乗ってまた生活を乱さないよう、そろりそろりと行動しております。

週に2日だった出社も週に1日に変更していただいて、
会社にはいろいろとご迷惑をおかけしてしまいましたが、
あまり体を動かさないで、自宅でできる作業をメインに活動していく予定です。

今のところはたけちゃんの幼稚園のお迎えだけでヘトヘトですが、
そもそも運動不足なことが原因で、スタミナ不足になり、
いろいろな病気を呼び込んでいるようなので、
家の中でできる筋トレとか、無理のない範囲で始めたほうがいいのかなと
思ったりしています。

一昨年くらいに骨密度は90歳台だと医者から診断されたので、
骨折しない程度に何か始めようと思います(苦笑)。

本当は健康のためにいつかジムとかスイミングとかに行きたいですが、
そこに行けるだけの体力をまずは養いたいと思います。

ともかく、この2か月ほどブログで体調が悪い悪いとあまりにも書いてしまったので、
ご心配をおかけしてしまいました。

無事に、元気になることができましたので、
ひとまずご報告でした。

あまりにも辛かった時期に、
近所の神社へお詣りにいきました。

病気が治りますように。家族が元気で仲良く暮らせますように。

困ったときの神頼みと言いますが、
本当にこんなふうに深刻な雰囲気で困って神頼みに行ったのは、
母がかつて乳がんになったとき以来なので、
30年ぶりだったかもしれません。(母は今も元気です)

神社へ参拝してから、驚くほど心がスッキリして、
それから気持ちが上向いたからか、
咳も出なくなって体に元気がみなぎってきて、風邪もようやく治りました。
具合が悪くて毎日喧嘩ばかりだったのも、なくなりました(苦笑)。

なんだか今回の風邪は、大変だったけれど、
この風邪を経過したことで、
いろいろと心の整理ができて、
自分のできないことへの諦めもついて、
ひとまわり成長できたような気がしています。

だから結果的には、負け惜しみでなく、
風邪になって大変な思いをして良かったな、と思っています。

気分的には一時どん底だったのですが、
どん底からでないと見えない光ってあるなあと思いました。

これからは、一歩ずつ光のほうへ前進していきたいと思います。


自律神経の乱れ

こんにちは。
なんだか最近このブログも病気の自慢のように、
体調の悪さばかり書くようになってしまいました。

とはいえ、実際に体調が悪いので、
そこを無視した記事を書くのもなんだか違うし、
最近あったことを書くと、
どうしても体調に関する記事になってしまいます。

12月よりかはいくぶん体調は戻ってきましたが、
咳のし過ぎで新たに肋間神経痛を患い、少し動くと胸に激痛が走ります。
熱も咳もほとんどおさまったけれど今も慢性的に倦怠感は続いていて、
家の中を移動したり、少し家事をするだけで、
すぐに息切れがして寝込んでしまいます。

近所の徒歩1分のスーパーに行くのもおっくうで、
自転車で通うほどです。(荷物が持てないため)

そんな中、先日は、丁泰丹先生の足法自然塾の講座に参加させていただきました。
丁先生は、にんげんクラブでも今後体験講座を開催する予定で、
来月のインタビューの前に事前の準備、体験ということで、
講座に行かせていただいたのでした。

じつはこの講座に参加する直前まで、
たけちゃんが2日ほど前に高熱を出したためにPCR検査の結果待ちで、
結果によっては講座をお休みする予定でした。

なんとか講座の日の朝9時に、
無事に陰性の結果報告が出ましたので、
すべり込みで講座に出席させていただきました。

この日は、長年丁先生の講座を受講されている正足士の方々のお話と、
丁先生のお話、その後、受講生の方々との足法実技でした。

丁先生のお話は、とても面白く、
コロナや健康に関することから、世界情勢、政治や歴史のお話まで幅広く、
とても勉強になりました。

その後の体験ですが、
正足士の方がしっかりと体全体を施術してくださいました。
足でツボやリンパを刺激していくのですが、
これが私にとってはすごく痛かったです。

以前に他の人から足法の施術を受けてとても気持ちが良かったと聞いていたのですが、
私は最近ずっと体調が悪かったこともあって、
体の循環が悪かったために、とても痛く感じたようです。
人によって、体感に差があるのは当然ですね。

丁先生は、講座でのお話の中で、癌や体調の悪い人はにおいでわかるそうで、
癌を感知する犬と勝負したいとおっしゃっていましたが、
帰りがけに今日受講させていただいたお礼を言いに行くと、

「あなたは体が悪いのが来たときからわかりました。
 自律神経がやられていますね。
 しばらく講座に通われてみてはいかがでしょうか」

と、アドバイスをくださいました。

長年、体と向き合ってこられた丁先生は、近くにいるだけで、
体の状態がわかるのだなと驚きました。

足法自然塾の講座は、講座も面白く、参加者の方々も皆さん優しくて、
施術は痛かったけれど、気持ちは晴れ晴れして帰路につきました。


最近の体調の悪さは、風邪がきっかけではありましたが、
連日38度の熱が1か月以上も出るのは、
やはり風邪ではなく、自律神経がおかしくなっているからのようでした。

自分でも自律神経の乱れをうすうす自覚していましたが、
丁先生に改めて指摘されて、ようやく納得した気がします。

十数年ほど前に自律神経を悪くしたときと、
ほとんど同じ症状だったこともあって、
これはきちんと治るまで長期戦になるかもしれないと思っています。

それから、
たけちゃんの脱毛症は、ほとんど脱毛症とわからないくらいまでに回復していましたが、
年末年始で食生活が乱れたことと、
私が年末にほぼ寝たきりであまりかまってあげなかったことからなのか、
最近またしても再発してしまいました。
生えるのは時間がかかるけど、抜けるのはすぐで、
またたく間に髪の毛がなくなってきています。

こちらもまた、長期戦で向き合っていくのだと思います。

病というのはやっかいなものだけれど、
治すことをゴールにすると、そこしか見えなくなって辛くなるので、
病を抱えながらも、なんとかその病とともに、
向き合い、上手くつきあっていくことが、大切なんだろうと思っています。


最後に、丁先生の講座、オススメですので、
ぜひ興味を持たれた方は、詳細をご覧くださいね。
https://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2022/01/323_2.html

風邪の経過 治療方針の夫婦の違い

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまお正月休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は昨年末から風邪をこじらせ、寝正月で過ごしました。
そして、いまだによくなりません・・・・。
よくなったかなと思っては無理をしてぶり返し、
いいかげん治ってくれと願ってはさらにひどくなり、
と一進一退を繰り返しております。

かれこれ1か月も咳と37度から38度前後の熱が出ている状態なので、
さすがに気分も落ち込み、日々鬱々としており、家の中も散らかっております。

我が家では、私はなるべく病気を東洋医学や自然治癒力で治したいタイプ。
夫は「病気は自己責任。医学ですばやく治す」と考えるタイプです。
体調を崩してからは夫から連日のように小言を言われ、喧嘩が絶えませんでした。

当初は夫の言うように市販の風邪薬も一週間飲んだし、
それでも治らないから病院にも行って、
抗生物質も咳止めも処方された薬はすべて一週間飲み切りましたが、
よくなるどころか具合が悪くなりました。

年末に藁にもすがる思いで埼玉県の安井整体
(安井整体さんは今月届く予定の会報誌にインタビュー記事が掲載されております。お楽しみに)
に行ったら、
「よくこんな体で原稿が書けますね。これじゃあ大変でしょう」とびっくりされました。

気が通るようにしておきましたから、今晩たぶん熱が出ると思います。
蒸しタオルで頭をあたためて、ゆっくり休んでくださいね。
休むことができなかった結果が、今の状態になっているのですから、
との言葉をいただき家に帰ると、言われたとおり、39度に熱が上がっていました。

このときの熱は、高熱だけれど、
ダラダラとしていた微熱がようやく出てくれた気持ちの良い熱という感じがしました。
翌日はそれまでより少しすっきりしました。

この施術にすごくいい感触を得たので、本来ならば安井整体に通い詰めたいところですが、
お正月休みをはさんでいたことと、
残念ながらここは我が家から往復5時間もかかるので、容易に行くことも叶わず、
今に至っております。

ところで、39度出た際に体温計を夫に見せると、
すごくうんざりとした顔で溜息をつかれ、
「薬飲めや!」とだけ言われました。

大丈夫?のひとこともなく、
病気の妻を責める態度に嫌気がさして、
もう二度と薬や医者を強要しないでほしいこと、
自分の身体のことは自分が一番悩んで結論を出していること、
こちらも好きで病気になっているのではないし、
怒っても治るわけではないのだから(むしろストレスで悪化しています)
怒らないで普通に接して欲しいこと。
私が病気になることで夫に負担がいっているのはわかるのですが、
熱がある状態でも家事や息子の世話を当然のように病人に要求したり文句を言うのは、
いくらなんでもあんまりだ、と思うことを夫に伝えました。

夫からすると、薬も飲まない、医者にもみせないで自分の病気を放置して、
息子の世話などの負担を自分にまかせようとするのはおかしい、と譲りません。

病気に対する治療方針と向き合い方の違いなのですが、
結局このときはお互いにわかりあえず、言いたいことを言い合って終わりました。

たぶんこの方針の違いは、ずっとわかりあえないんだろうと思います。
ワクチン推進派と反対派がわかりあえないのと一緒です。

そのまま私の風邪がよくなってくれたら良かったのですが、
そもそもこの3,4年、ずっと調子が悪かったのを、
ずっと市販の薬で押さえつけてきたので、薬なしで症状を経過させるのは
たやすいことではなく、
おまけに正月休みで元気フルパワーのたけちゃんがいたので、
結局無理をして、さらに症状をこじらせてしまいました。

風邪を経過させるのが、下手なんですね。

会社もお休みして迷惑をかけてしまうし、
夫にも息子にも負担をかけてしまうし、
自分も体が辛いしで、泣きそうな日々です。
ご迷惑をおかけしてしまって、ごめんなさい。

病気にはならないことが一番いいのかもしれないけれど、
生きている限り病気と無縁ではいられないしお互い様なので、
長く一緒に暮らすには、たとえ方針が違っても、
お互いがお互いのことを認め合い、感謝と思いやりを持って、
見守りあっていきたいと思っています。

と、こんなふうに自宅でブログが書ける程度には復活してきました。
咳は相変わらずなので、外出するにはまだ体力がありませんが、
がんばって早く風邪を治して元気になりたいと思います。
この壁をきちんと超えられたら、脱皮できそうな気がします。

巷ではコロナもまた少し流行りはじめております。

皆さまもどうぞ、健康には十分に気を付けて、
健やかにお過ごしくださいませ。

風邪と育児と老犬介護の日々

こんにちは。

このブログをかれこれ一か月くらい更新していなかったことに気付き、
とても驚いております。

今月は、月のはじめに大阪に出張へ行き、
その翌々日から風邪をひいて具合が悪くなって、
いまだにそれがちゃんと治っていません。

当初は微熱でしたが、39度ちかくまで一日だけ熱が出て、
その後はずっと37度から38度前後です。

コロナの検査は陰性だったので、
たんなる風邪のようですが、
急性気管支炎をこじらせてしまったようで、
咳がずっと出るし、夜も眠れません。

会社もしばらくお休みさせていただいて、
先日はようやく熱が下がったと思って会社へ行きましたが、
帰宅するとまたしても38度超え。
近所のコンビニに行くのもしんどいなと思ってしまうので、
つくづく自分の身体は都会向けではないなあと思ってしまいます。

もともと、熱が出やすい性質なのか、
若い頃から長距離の移動や満員電車に乗ることで、
すぐに熱が出てしまっていました。

都会に行っても遠足に行っても山に登ってもすぐに熱が出るので、
霊感はないけれど、
人の念のようなものを吸収しやすいのかもしれません。

熱海に住んでいたころは、
毎日温泉に入ることでそういった影響をコントロールできていましたが、
東京に来てからは温泉もなくなってしまったし、
仕事に子育て、犬の介護にも追われて、
リフレッシュする余裕がありません。

今年はお正月休みの帰省もやめにしたので、
なんとかお正月休みにリフレッシュできたらな、と思っています。

===============

老犬のウェル君がだんだんと老いてきています。

もともとウェル君は保護犬なので何歳かわからないのですが、
お顔の毛も真っ白になったし、歯もほとんどなくなってしまったので、
けっこうな年齢なのだと思います。

最近はてんかん発作のような状態に頻繁になり、
発作の後には2時間くらい
いろんなところにぶつかりながらくるくると歩き回ります。

怪我をさせないように、物をどけたり、
フローリングにいろいろなカーペットをひいたり、
(粗相も多くなってきたので、ちぐはぐなカーペットたちです)
家の中も介護モードな状態になっています。

朝起きたときと、家を留守にした後は、
まずはウェル君が息をしているかどうかの生存確認をしています。

てんかんのときの対処法としては、
静かに見守ること、絶対に触ってはいけない、とネットには書いてありました。
パニック状態の犬にかまれる危険性もあるから、
触らないようにするそうです。

しかしウェル君の場合は小型犬だしすでに歯もないので、
発作が出たときには、ちょっと手を添えてあげて、
体を少し支えてあげたり、体をおこしてあげるようにしています。
すると、起こしてあげるとわりとすぐに正気に戻ります。

ただ見守っているときよりも、
格段に発作時間が短くなりますので、
ウェル君にはこの方法があっているようです。

ネットの情報とか、何かのテクニックとかそういうのでなく、
自然に手が動くように、手にまかせて添えてあげることで、
正解じゃないのかもしれないけれど、後悔はないような気がしています。

医者に連れていけばいろんな薬を出されるのはわかっていますが、
老衰は医療で治せるものでもなく、自然なことです。

私は小学生のときに飼っていた犬が大学生になって亡くなったときに、
下宿先から実家まで新幹線で2時間の距離を帰ってあげなかったこと、
最後のときに抱きしめてあげられなかったことを、
いまだに後悔しています。

当時は死についてあまり実感が無かったので、
具合が悪くても病院に行けば良くなるのだろうと甘く見ていました。

親戚に獣医さんがいるので、
当時としてできる最高の医療は親がしてくれたのですが、
犬生のなかで最後のときを、獣医さんの檻の中で何日も過ごさせたのは、
やっぱりかわいそうだったなと思っています。

そんな思いもあるので、ウェル君には、
最後のときまでなるべく自然に寄り添ってあげたいと思っています。

今日が峠かな、明日までもつかな、
と思う瞬間があったと思ったら、
餌が欲しいとワンワン鳴いて、元気にペロっと餌を食べたりもするので、
年老いたけれどまだまだ元気そうだと思ったりもします。

老犬の最後のときまでを一緒に寄り添う、
とはいっても、
それはこちらが元気でなければなかなかうまくできないことです。

家族が老いたり病んだりするなかでも、
持ちつ持たれつ、一緒に笑って元気に過ごせるように、
一日一日を大事にしたいと思っています。


男らしさ、女らしさ、自分らしさ。

こんにちは。だんだん寒くなってきましたね。

ちょっと冷えてしまったのか、我が家のたけちゃんは少しだけ熱が出てしまいました。

37.1度と、熱ともいえない平熱に毛が生えた程度の熱で元気いっぱいなのですが、
コロナの影響もあって幼稚園は37度以上は登園できませんので、
今日は家で一日じっとさせています。
当然ながら予定していた仕事はできそうにありません。

ちょっと恐竜の番組を見てもらっている間に、
これ幸いと私はこの記事を書き始めました。
いつ中断させられるかはわかりません(苦笑)。

(と、思っていたら、すでに6時間経過しました。
 たけちゃんはみるみるうちに、38度7分に。
 幼稚園休んで良かったです)

相変わらずたけちゃんの恐竜ブームは去ることがなく、
毎日毎日、恐竜ごっこにつきあっております。

恐竜の番組や図鑑は、2歳くらいから食い入るように見ていますが、
それにしても、恐竜だけに当然ながら
大人が見てもびっくりな残酷なシーンが多く出てきます。
野性動物の映像も同様です。

こんな映像ばかり見て、この子の心の発達に大丈夫かいなと思いつつ、
フレンドリーな恐竜だけが出てくる映像も何かちょっと不自然だと思うので、
とりあえずそのまま見せています。
怖すぎる映像は本人も自分で「怖いから嫌だ」と言えるようになってきたので、
その場合は番組を変えて見せないようにして
反応を見つつ、見守っていきたいと思います。

子育ては何が正解かわからないものですね。

ーーーーーーーーー

正解がわからないと言えば、
男らしさ、女らしさの問題です。

たけちゃんは、紫色とピンク色がかわいいから好きなのだそうですが、
ピンクのとあるアニメキャラの女の子の着ている服と同じ柄のスモックを、
買って欲しいとねだられ、それから毎日楽しそうに着ていました。
(5枚ほどある中から、その1枚だけを毎日選んでいました。)

3か月くらい過ぎた頃に、
「僕はもうこのスモック着ない」と言ってふてくされています。
「どうして?」と聞くと、
「このスモックを着ていると、お前は女の子だから向こうに行け!って
お兄ちゃんにいじめられる」というのです。

まあそういうこともあるだろうな、と思って、
「そうか、じゃあ別の着ようか」

と言ってそのときはそのままにしました。

一週間くらいたって、
子供服のお店に行った時に、
またしてもピンク色の服を欲しがります。

私としては、あまり男だから、女だから、というふうに区別したくないですが、
でもこれを着ていったらまた同じように幼稚園でからかわれるなあ、と思って、
「この服はピンク色だから、女の子の服だと言ってまたお兄ちゃんにからかわれるかもよ」
というと、
「じゃあ嫌だ!いらない!僕は男の子だから!」

とその服を買うのはやめにしたのでした。

ありふれた日常のことなのですが、
なんだか寂しいようなもやもやした気持ちになりました。

そもそも男の子はブルーで、女の子はピンクだなんて、
誰が決めたというのでしょう。

どんな色の服を着ても自由なはずなのに、
本人が欲しいと言ったものを否定して、
男の子だからこの色はやめときなさい、と先回りして言ってしまうのが、
自分のことながら情けなくなりました。

このピンクが好きだから!かわいいから!と
ニコニコして毎日笑顔で通園していた頃を思うと、
無難なブルーに袖を通し、世間にあわせることの理不尽を感じます。
でもいじめられることを考えると、ピンク色をわざわざ着せる必要もありません。

それでもいじめとか指導という名の暴力が、
頻繁にあった私が小さな頃に比べたら、
今は格段にそういった自由度は上がってきているとは思いますが・・・・。

そうやって世間や人の意見や損得に振り回されてきた結果、
私自身は何が好きなのかがわからなくなってしまって、
40歳をだいぶ超えた今となっても、
自分は何が好きなのかはおろか、何が食べたいのかさえも、
よくわからないときがあります。


だからせめて、
息子には自分の好きなものをピュアな気持ちで好きだと言える子に
なってほしいなと思っています。

良かれと思って・・・・ 

こんにちは。先日まで残暑の秋のように感じていましたが、
急に冬のように寒くなりましたね。

日曜日に秋服を買いに行ったけれど、
冬服を買えば良かったと後悔しております。

連日バタバタと忙しくしておりまして、
先週ごろは家族そろって風邪っぽくなりましたが、
なんとか持ちこたえました。
これから寒くなってくるので、
十分気を付けて過ごしたいと思います。

今年の初夏ごろから、
我が家のゴン子ちゃんも、皮膚疾患と脱毛に悩んでいます。
毎週のように動物病院に通っているのですが、
夏が過ぎれば治るよ、と言われていた症状も、
治りかけては、またぶりかえし・・・と、いっこうに良くなるきざしが見えません。

2か月以上、薬を朝晩4種類、抗生物質も飲み続けているので、
胃腸の調子も悪くなってしまっています。

もともと若い頃から甲状腺機能低下症なので、
加齢も加わって、いろいろと弱っているようです。

と、こんなふうに病院通いをしていたら、
息子も犬も、皮膚疾患と脱毛を患っており、
なんで我が家にはこんなに脱毛の症状が多いのだろうなあとため息が出ます。

たまたま?なのか、何か原因があるのか、
わかりません。

ゴン子ちゃんはもともと4年くらい前に、
ハウスダストアレルギーも持っていたので、
獣医さんからは、症状が治らないのだから、
もっと部屋を片付けて原因を取り除きなさい、と言われてしまいました。

ハウスダストアレルギーだった頃は、
確かに掃除機がけが足りなかったかも・・・・とは思うのですが、
今はちゃんと掃除機はかけているのになんでだろうなあと、不思議です。

=====ー============

ちょっと話が昔に戻るのですが、
たけちゃんの脱毛が始まった今年の春頃に、
私も蕁麻疹などの皮膚疾患で悩んでいて、
ネットでいろいろな酵素を買って試していました。

それは飲用ではないものだったり、
自家製で作ったりしたものですが、
自己責任でよかれと思って、掃除や洗濯に使ってみたり、
お風呂に入れたり、飲んでみたり、としました。

こういうものの効果が表れるのは、時間がかかると思っていたので、
使い続け、飲み続けていました。

それからしばらくして、
8月の初旬に、青木秀夫先生の、青木クリニックに富士宮まで行って、
診察を受けてきました。

そのとき、普段使っているサプリメントや薬などを持ってきてくださいとのことだったので、
酵素や化粧水など、かなりの数を持っていきました。

青木先生に診ていただいたら、
なんとなんと、使っていた酵素やサプリメントなどの大半が、
私やたけちゃんの身体にあわないもので、
そのせいでも症状が出ている、とも言われてしまいました。

良かれと思ってしていたことが・・・・・悩みのそもそもの原因だったなんて、
なんともショックな出来事でした。

たけちゃんの脱毛は、その他に寄生虫と、乳製品による原因が大きいとのことで、
漢方薬を処方いただいて、2週間ほど飲みました。
私も夫も、たけちゃんも、みんな寄生虫にやられていたそうです。

お刺身とか、生野菜、生ハムなど、そういうものから寄生虫を摂取してしまうようですが、
たしかに、家族全員お刺身が大好きだし、生野菜もよく食べるし、
私にいたっては、若い頃焼肉屋さんの生レバーが大好きだったので、
そういうのもずっと残っているのかもしれない、と思いました。


たけちゃんは、乳製品を控えて、薬を飲み始めて2日目には、なんとびっくり、
透明な前髪が生えてきました。

そのときのたけちゃんは、ほぼ全頭脱毛で、
こんなに小さな頃から重症化してしまったし、回復の兆しも全く見えなかったので、
正直なところ、もう一生この頭とつきあっていくことになるのかもしれない・・・
と諦めていたところでした。

まだ治った!と言えるほど全快には至っていませんが、
子どもの脱毛症は治りにくいと言われているので、
前髪が生えた、ということだけでも、
たけちゃんにとってはすごいことなのです。

IMG_1919.jpg
(久しぶりに写真で登場。
 8月8日のたけちゃん。つむじ以外は、ほぼ全頭脱毛。
 この翌日に青木クリニックの診察を受けました)

IMG_2233.jpg
(10月3日のたけちゃんの頭。前髪の産毛がだんだん濃くなってます。)

青木先生は本当に名医だと思いました。

(青木先生のDVD、とても面白く、勉強になります。
 ぜひ見てみてください。)
https://www.ningenclub.jp/ows/products/detail.php?product_id=954

https://www.ningenclub.jp/ows/products/detail.php?product_id=942
(こちらは書籍です)

ちなみにですが、
たけちゃんは今までに青木先生だけでなく、
東洋医学から西洋医学、波動医学、増毛サロン等、たくさんの先生方に診察いただいています。

青木先生の診察もとても素晴らしいのは当然としても、
他の先生方の診察、治療、アドバイスも、たくさん参考にさせていただいて、
ご尽力いただいているおかげで、今があると思っております。
先生方、本当にありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
==========
ところでゴン子ちゃんは、
冒頭のように謎の皮膚疾患に悩んでいますが、
獣医さんからは、皮膚疾患の部分にいろんな菌が繁殖してしまっている、
との診察を受けています。

もしかして、私が床掃除や飲み水に、得体のしれない酵素を
使っていたから、いけなかったのかも????
床にそのまま寝るゴン子ちゃんにとっては、
床の上のなんらかの菌が、悪さをすることだってあり得るかも???
などと、心配になってきました。

良かれと思ってやったことで、
治ることももちろんあるけれど、
それが原因でさらに悪くなることもある、、、かもしれない。

と、いまさらながら、申し訳なく思う日々です。

ゴン子ちゃんのために、
今後の床掃除は、何か薬品を使ったり、微生物の液体を使うのではなく、
スチームクリーナーでやることにしました。

もともとスチームクリーナーで掃除していたのですが、
2年前に壊れてしまったので、
しばらく使えなかったのを、ようやく買い替えました。

これなら、使うのは水だけだし、
いろいろなリスクを考えなくてもいいので安心です。

それにしても、良かれと思ってやることが、
どんな結果になるかは、わからないものですね・・・・・。


老犬と過ごす日々

こんにちは。
朝晩は肌寒くなり、もうすっかり秋ですね。

先日は、秋分の日でした。
秋分の日だからカボチャの煮つけを食べなくちゃといって、
いそいそとつくって家族で喜んで食べたのですが、
よく考えたらカボチャの煮つけは冬至に食べるものでした。
どうりで、そんなに体がカボチャを求めていないというか、
しっくりこない気がしたんですよね(苦笑)。

美味しかったからべつにいいけれど、
食べ終わるまで気づかなかった自分の天然ぶりにちょっとあきれてしまいました。

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先週はシルバーウィークでした。

以前まではお休みがまとまると嬉しかったのですが、
たけちゃんが幼稚園に行き始め、仕事をはじめてから、
お休みの日が多くなるとかなり憂鬱になるようになりました。

なぜなら、仕事は進まないうえに締め切りは待った無し、
元気いっぱいなたけちゃんの子守りと家族サービス?をしなければならないので、
休みが多くなればなるほど、私はぐったりと疲れてしまいます。

なんとか先週のシルバーウィークを過ごしきった・・・
という心境ですが、世の働くお母さんがたは、
みんなこんな感じで休みの日を迎えるのでしょうかね。。。。

ともあれ、こどもの笑顔は何よりのご褒美です。
自分もまわりのみんなも笑顔でいられるよう、
もっといろいろと工夫して毎日を過ごしたいと思います。

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自宅で仕事をするようになって何年もたちますが、
ここ最近は本当に歩いていないなあと感じます。

というのも、一緒に散歩に連れ出してくれていた犬たちが、
どんどん老犬化していって、散歩を嫌がるようになってきたからです。

熱海に住んでいる時は、山の上に住んでいたので車がないと外出も出来ず、
田舎の人よりも都会の人のほうが歩いているな、
と、思っていたのですが、
それでも毎日40分くらいは犬の散歩のために、
かなりの坂道を歩いていました。

都会に来てから、犬が人の多さにびっくりして、
あまり外を歩きたがらなくなってしまったことと、
育児の忙しさにかまけて散歩の距離を短くしたり、
嫌がるので散歩に行かない日もあったりしたら、
みるみるうちに犬の足腰が弱って歩けなくなってしまいました。

特にミニチュアダックスのウェル君は歯もほとんどなくなって、
もうめったに歩きたがりません。散歩だよと声をかけると、
机の下に逃げていきます。


ゴン子ちゃんは10歳、
ウェル君は保護犬なので何歳かわかりませんが、
家に来てからもう9年ほどたつので、少なくとも12歳以上くらいかなと思います。

二匹ともだんだんと高齢化してきたため、
最近は動物病院へ通うことが多くなってきました。

子育てに仕事にと忙しくて、
あまり散歩に行けないことや、以前ほどかわいがってあげられていないことに、
ちょっと引け目を感じていたところ、

数か月前に、動物の本当の思いを聞かせてくれる
ある海外のチャネラ―の方にご縁があったので、
これも何かのきっかけになればと二匹の思いを聞いてもらいました。

私としては、もっとかまって欲しいとか、
もっと散歩に連れていって欲しいといったことを
言われるかもしれないと思ってチャネリングを申し込んだのですが、

死にそうだった僕を救ってくれてありがとう。
僕はあの時(保護犬になる前保健所にいました)はまだ死にたくなかった。
いつも大切にしてくれてとても感謝しているよ。

というようなことを伝えてくださって、
何も心配しなくていいと言ってもらえました。

かまってあげられなくて申し訳ないと思っていたのは私だけで、
二匹とも毎日リラックスして過ごしているんだそうです。

それを聞いてちょっと安心するとともに、
犬もだんだん年をとってきて昔ほど運動が必要ないし、
あまりかまってほしくなくなってきたのかもな
と、ちょっと寂しくも感じました。

何かと、かまったりするのではなく、
適度な距離感で見守るほうが、犬にとっても心地よいのかもしれません。

大切な家族なので、なるべく二匹とも心地よく過ごしてくれたらいいなと
特別なことは何もできないけれど、毎日一緒に過ごす日々です。

image0.jpeg
(ウェル君です。)

go1.jpeg
(ゴンちゃんです。実際はだいぶ太っていますが、かわいくとってもらえました。)

こわい話の半分以上はこわくない

こんにちは。
今日は少し涼しく感じる日で、少しずつ秋も近づいています。

なぜか頭がフワフワと妙な感じがするので、
ブログに向き合ってみようかと思います。

ここ数年、個人的な夏の定番と言えば、怪談話やホラー漫画です。

怪談やホラーが好きな私は、別に夏じゃなくてもそういう記事を気が向いたら読むのですが、
夏は季節柄その手の記事がアップされることが多いので、
ついつい読んでしまいます。

なぜそんなものを読んでしまうのか・・・・と
ホラ―の嫌いな方は思うかもしれませんが、
じつは、ホラーものの半分以上は、
実際にあった不思議な体験談や異次元の話で、
ご先祖様がお盆に挨拶に来たり、土地の神様のお話とか、
守ってくださっていることを実感できるような、
ハートウォーミングなお話が多いのです。

そういう不思議やびっくりを研究(?)するのが趣味と言いますか・・・・
単純にこわいだけの怪談話は、私も苦手ですし、全然読みたいと思わないものです。

ただ単純に読みたいハートフルな話に出会うためには、
こわいお話も半分は読まないと出会うことができないので、
仕方なくしぶしぶ読んでいるというのが実情です。
(怪談話というのは、オチまで読まないとじつはそれは良い話だったのか、
 こわい話だったのかがわからないことが多いのです)

たまには、この漫画はどうやらこれ以上読んではいけない、
と思うこともあったりしますが、
それでも続きが気になって読んでしまって体調を崩す・・・なんてこともあります。

ところでこうしていろいろな話を読んでいると、
ちょっとこわいが麻痺してゆらいでくるというか、
私にとってはどちらかというと、良い話だと思えることや、当然だと思える事実も、
そういう話に免疫のない方からすると、たんなるこわい話だということもあるようです。

たとえば、戦時中に多くの兵隊さんが亡くなられたある島では、
戦争が終わって何年もの間、
亡くなられた兵隊さんの幽霊が水をもとめてさまよっていらっしゃるから、
必ずそこの島のとある施設では水をお供えする習慣があったけれど、
ずっと後になって天皇陛下が慰霊に行かれてから、二度と兵隊さんの霊が出ることはなくなった。

というような話の場合、
私にとっては、兵隊さんへの感謝とか、天皇陛下のすごさとか、いろいろ考えさせられる話であり、
どちらかというと良い話だと感じていたのですが、
この話をこわいと感じる人もいるようで、こわくない話だよ、と言ってこの話を語って、
こわい話じゃん、ウソツキ、と怒られたことがあります。

人によって、こわい の感じ方は様々ですね。

それから、怪談話でよくある事故物件の話題。

人は念を出すものだし、その念にのっとられるというか、誰しも影響を受けるものだと思っているので、
個人的には事故物件はなるべく避けたいと思っています。

事故物件でなかったとしても、できることならば、
競売に流れた物件や、離婚しての売却だったり、
人が長く定着しないような何かいわくつきの物件も、なるべく避けたいと思うところです。

だけど、日本の土地はそんなに広くもないので、
過去にさかのぼれば人はどこでも亡くなっているし、
破産も離婚も視野に入れていたら、選べる家も選べない、というのも事実です。


以前に私が買った家庭菜園用の土地は、
一人暮らしのおばあさんが亡くなられた家と土地をセットで買いました。

私としては、そこを全然欲しいと思わなかったのですが、
なぜか普段そんなにものを欲しがらない夫がとても気に入って欲しいと言いました。

不動産屋さんは、私がいらないと断ったのに、
何度も何度も電話をかけてきて、「あなたしか買ってくれないと思う」と言い、
それならば、ということで、試しにほぼ売値の半額の金額を提示してみたところ
「その値段でもいいから買ってください」と言われ、
ひくに引けなくなって買った経緯があります。

その家はおばあさんが暮らしていた家財道具が一式残ったままで、
そこを片付けるのも、業者を呼んでとても大変でした。

その後、おばあさんのご供養だと思って、
その時おぼえていた祝詞を唱えて、ご挨拶してから使いはじめたものの、
その日の晩の夢の中で、「祝詞じゃ成仏できないよ」と言って、
袈裟をきたお坊さんがお経を唱える夢を見てうなされたので、
それもそうかと思って、翌日お線香とお水をお供えして、
いろんな宗派のお経をYouTubeで検索して夫と一緒に唱えました。

そんなインスタントなご供養で大丈夫?と思われるかもしれませんが、
ようは真心が伝わればいいと思ったし、特別恨みを抱いて亡くなられた方でもなかったので、
その後は、夢にうなされることもなく、楽しく家を使わせていただきました。

東京に引っ越してからは、その家の管理も難しくなったので、
すでにその家は売却しましたが、
一度もあったこともないそのおばあさんと、私たち夫婦には、
何か見えないご縁があったのだろうと思います。

長々と文章を書いていて、何が言いたいのかわからなくなってきましたが(笑)、
ホラー漫画をさんざん読んでいる私の結論として、
結局言いたいことは、見える世界も、見えない世界も一緒で、
生きている人も、亡くなった人も、人間関係には礼儀と真心を通わせる必要があります。

亡くなって目には見えない幽霊であっても、生前暖かい心の持ち主だった人は、
亡くなってからも暖かい心の持ち主です。逆も然りです。

生きている人でも話の通じない人はいますし、幽霊でも近寄ってはいけない存在もいます。
そういう人には、なるべく関わらない、近寄らないのが一番ですよね。

お盆や命日に故人に手をあわせるのはとても大切なことだし、
そうやって大切な人たちが繋いで守ってきてくださったからこそ、今の自分がいる。
そのご縁にいつも、感謝していたいと思っています。


普通に接してもらえるありがたさ

こんにちは。

パラリンピックが始まりましたね。

開会式では全盲のシンガーソングライターの佐藤ひらりさんが
国歌斉唱を務められ、その歌声にとても感動しました。

佐藤ひらりさんには、つい先日取材をしたばかりで、
その時にはまだオフレコだったのか、
パラリンピックの開会式の話は全く出てこなかったので、
ひらりさんの登場にとてもびっくりしました。

一度のインタビューで、すっかりひらりさんのファンになってしまった私は、
親戚の子が大成功をおさめたような気持ちで嬉しく思っております。

この時のインタビューの様子はにんげんクラブ会報誌の11月号に掲載する予定です。
ぜひお楽しみにお待ちくださいませ。


=============

ひらりさんのインタビューで印象に残ったのは、
障害のあるなしに関わらず、生きていていろいろあるのはみんな一緒だから、
障害者だからと壁を作るのでなく、普通に接して欲しい。
というような話題が出たことでした。
(言葉はこのままではありませんでしたが)

確かに、目が見えなかったり、足が不自由だったり、耳が聞こえなかったり、
いろいろ生活に不便なことがある人もいるけれど、
いずれはみんな年をとり、
みんな体が少しずつ動かなくなっていつかは亡くなるのですから、
本当にみんな一緒なんですよね。


毎度毎度手前味噌な話題ですが、
我が家のたけちゃんは、五体満足。
障害はありませんが、髪の毛もありません。

ほんとうにただ髪の毛がない以外はいたって普通の子ですが、
髪の毛がない3歳児はやたらと目立ってしまいます。

皮膚の湿疹など、別のことで病院に行っても、
曜日によって担当の先生が変わるたびに、必ず髪の毛のことは指摘され、
治療は受けているのか、薬を出そうか、大学病院の紹介状を書こうか、
と、いつの間にか髪の毛の診察が始まってしまいます。

現在の西洋医学では、頭皮にステロイドを塗り続けるような対症療法なので、
別の病院で治療を受けていますので、とか
薬を塗っても変化がないのでちょっと様子を見ているところです、
とやんわりとお断りするのですが、
やんわりではなかなか納得してもらえず、
なんだか責められているような気持ちになることが多くあります。
(もちろん心配して言ってくださっているのですが)


そんなある時、たけちゃんにとびひ(皮膚の湿疹)ができて、
近所の皮膚科がお休みだったので、ちょっと遠くの皮膚科まで行ってみました。

新しく病院を訪れる時には、必ずネットで口コミを調べてから行きますが、
その病院は、口コミ評価は低く、☆が2つでした。


それでもそこしか空いていなかったので行ってみると、
外観は古く、普通の一軒家のようにも見えます。
扉を開けると、外観とはうって変わって、
木のぬくもりの気持ちの良い院内で、
待合室には誰もおらず、やさしそうな年配の女医さんがすぐに診察してくれました。

「今日はどうされました?」
「どうもとびひができてしまったようで」と患部を見せると、
「あ~これはとびひだね~。薬塗ろうね~」
と、全身のとびひ部分に薬を塗ってくれて、
薬を処方してくださって、診察が終わりました。

所要時間は、ほんの5分くらいでした。
え?診察これだけ?
すごい!早い!とびっくりでした。

普段近所の皮膚科へ行くと、
2時間待ち、3時間待ちはざらなので、
5分で診察が終わったことは、とても嬉しいことでした。

そして何よりびっくり嬉しかったことは、たけちゃんの頭を見ても、
顔色ひとつ変えずに、まったくのスルーで、
指摘しないでいてくれたことです。

皮膚科医でありながら、
髪の毛のない3歳児を見ても、指摘しないで普通に接してくれる。

この気遣いができる方は、そうはいません。

この子は髪の毛がないけれど、
髪の毛のことをお母さんが言わないということは、
きっと他のところで治療をされているのだろうな、
と一瞬にして判断してくださったのでしょう。

普通に接してもらえるありがたさが、
とてもよくわかった出来事でした。

私もいろいろなところで、いろいろと自分と違った特性の人と会う時に、
ケースバイケースなのかもしれませんが、
「普通に接する」ことを心がけたいと思いました。

それにしても、ネットの口コミってけっこうあてにならないものですね。


やりたいと頭で思うことと、実際にできることはかなりの差がある。

こんにちは。

しばらくブログ書けずにバタバタとしておりましたが、
オリンピックもいつの間にか終わってしまいました。

今は増え続けるコロナ感染者や豪雨被害のニュースでもちきりで、
不安な日々が続いています。

辛抱の時ですが、少しずつでも明るいニュースが
流れるといいなと思います。

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最近は、自分の生活を自然と省みることが多いのですが、
自分がやりたいとか、できる、と頭で思ったことと、
実際にできることに、かなりの差があるなと気付きました。

この日までにこの仕事をしようと思っていても、
実際にはメールやパソコンの不具合で一日が潰れてしまったり、
予期せぬトラブルでスケジュールがきつくなることが多くあります。

夏はお盆休みが多くありましたが、
休みの日は一日中たけちゃんの相手をするのに精いっぱいで、
とてもじゃないけれど、何か文章を書いたり
仕事をする余裕がないのです。

片づける端からおもちゃを出され、
戦隊ヒーローや恐竜のおもちゃ片手に、永遠と戦いを挑まれる日々(笑)。

断捨離をもう少しすればいいのかなとも思うのですが、
部屋の中で荷物を眺めるだけで思考停止してしまうことがしょっちゅうです。

少しずつ、少しずつ、仕事も部屋も自分も、よどみを無くしていきたいと思っております。

最近は食器洗いも食洗器だのみになってきたし、
洗濯も乾燥機で乾かしています。

最初はなんだか罪悪感がありましたが、
これが一度慣れてしまうととっても楽です。
もっと早く家電に頼れば良かったと思っています。

ちなみにロボット掃除機は熱海時代から持っていますが、
現在は家が狭くなったのと、物が多すぎるため、活躍する場がありません。

昔に比べて、格段に便利になったはずなのに、
なぜか毎日忙しく感じる日々、何か大切なものを失っているのかもしれませんね。

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このブログで何度か書いているたけちゃんの脱毛症ですが、
今はすっかり症状が進行して、つむじの部分以外は
ほぼ全部髪の毛がなくなってしまいました。

最初の頃は、毎日、毎日抜けていく髪の毛を見て、
泣きながら髪の毛をコロコロで掃除する日々でしたが、
今はぬける髪もほぼなくなってきたので、
逆に今のほうがあまり気にならなくなりました。

慣れとはすごいもので、
今は髪の毛が生えていた頃の印象をあまり思い出せません。

幼稚園でも髪の毛がないのがトレードマークになっているようで、
園児たちはマスクをしていてあまりお互いの顔が覚えられていなかったのが、
今はみんなかなり遠くからでも
「たけちゃーん」と呼んでくれます。

たけちゃんもまんざらでもないようで、
パキケファロサウルスという、頭の突き出た頭突きをする恐竜がいるのですが、
自分の頭は固くてツルツルだからパキケファロサウルスだぞーと言って真似をしています。
年齢の離れたお友達とも仲良く遊んでいるようです。

子どもの脱毛症は長期化すると書かれていたとおり、
すぐに治るということもなさそうですが、
最近、今までは抜けるいっぽうだったのが、
頭の上のほうにほんの少しだけ
見えるか見えないかの透明な毛が生えてきたような気がします。
(気がします、という表現になるくらい見えづらいですが)

小児科、皮膚科、脱毛症専門皮膚科、増毛サロン、クリニック、スピリチュアル系まで、
いろいろなプロの先生方をお訪ねして、
漢方薬を飲ませたり、皮膚にいいクリームを塗ったり、
食事制限をしたりと、
日々トライ&エラーの繰り返しですが、
少しずつ生活も変わってきました。

まだ生えてきたかも??という程度の変化なので、
詳しくは書けませんが、
いつか治ったと感謝の言葉を書ける日がくる日まで、
もう少々お待ちくださいね。

いつもお読みいただきありがとうございます。

熱海市伊豆山のこと

こんにちは。

ほとんどの方がニュースで目にした情報と思いますが、
昨日は静岡県熱海市の伊豆山で大規模な土砂崩れ、土石流がありました。
今なお、行方不明の方の懸命な救命作業が続いています。

このブログの名前も、かつては「こだまゆうこの熱海伊豆山便り」でしたが、
伊豆山と言えば、私が7年半住んでいた、大好きな大切な地です。

ニュースの映像やネット上での映像を見て、
胸が張り裂けそうな思いでしたが、現地に住んでいらっしゃる方は
もっともっと、比べようもないくらいに、
辛い思いをされていらっしゃると思います。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、一日も早い行方不明者の救助と、
復旧を心からお祈りしております。


この土砂災害では、もちろんたくさんの雨が降りましたし、
熱海は土砂崩れが起きやすい地ではありましたが、
ここ数年で山の上の森林がかなり伐採されていました。

以前の自宅の窓からも、美しい伊豆山の山並みが、
どんどん伐採されていき、
ダンプカーなどが山道を通っていくのを、
なんとも言えない悔しい思いで眺めていたものです。

それが今回、因果関係の確たる証拠はまだありませんが、
100軒をはるかに超す住宅を巻き込む土砂崩れが起こりました。

山の木を伐採してしまえば、
水を保つことができなくなることは自明の理です。

しかも木々が伐採され、産廃土砂が運び込まれていたのは、
伊豆山神社の奥の院のすぐ近く、
ご神域と言ってもいいほどの場です。

なぜこんな大切な場の木々が伐採され、
土砂などの産廃処理場となってしまったのか、
どこに向けることもできない怒りの気持ちと悲しみの気持ちが沸いてきます。

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十数年前、はじめて伊豆山神社を訪れた時の、あの神々しい空気は忘れられません。

伊豆山神社を訪れて舩井会長と出会うことができ、
伊豆山神社にお参りに行って、夫との結婚を決めることができました。

私は伊豆山神社の虜のようになって、
伊豆山神社で結婚式をあげ、
偶然にもほとんどご神域と言ってもいいほど奥の院の参道近くの
別荘地に居を構えました。
(今回土砂崩れが起こった起点とは峰を挟んで反対側です。
 もっと街中に住む予定が、
 たまたま当時販売されていた手ごろで住めそうな中古物件がそこしかなかったのです)

東京へと引っ越してからも、
何度も伊豆山神社へ参拝に行きました。

伊豆山神社がなかったら、今の私はない、
と言っても過言でないくらい、
そのくらい伊豆山の地を愛しています。

結局夫の通勤負担を減らすために東京へと住むことになったので、
熱海での住宅コストや、新幹線の通勤費など、
金銭面や労力で考えると、かなりの遠回りをしてしまったけれど、
それでも若い時に熱海の伊豆山の地に住めたことは、
私たち家族にとっては宝物のような時間となりました。

そういうご縁もあるので、
自分たちが熱海にこれからどんな恩返しができるのか、
一人でできることは微力かもしれませんが、
謙虚に粛々と、じっくり考えて行動していきたいと思います。


HSC、HSP、HSSという特性

こんにちは。

気付けば6月も半ば、あっというまに今年も半分過ぎてしまったのですね。
月日の流れが速すぎて戸惑っています。

4月の終わりから週に2回ほど三田のオフィスに出社させていただいております。

オフィスに出社している時は快適に過ごしているのですが、
通勤に疲れるのか緊張しているのか、身体が慣れるまではもう少しかかりそうです。

家についたとたんに、ぐったりとしてしまって、
もうご飯も作りたくない、何もしたくない、と思ってしまいます。
ついつい、外食のテイクアウトや超手抜き料理に走ってしまうので、
なんとかしなくてはなあと思っているところです。

それに4月からなんとか体調を整えようと、
サプリや漢方薬や乳酸菌などいろいろと健康に関するものにお金をかけてしまって、
けっこうな医療費?がかかっております。

私自身も疲れて忙しくしているような時は、
たけちゃんも幼稚園に行きしぶったり、
夫は痛風が出たり、
犬は煮干しが口の奥にささって流血して病院に行ったり、
(↑ その後、唯一あった奥歯が抜けたので、今は餌が噛めません。)
家族全員いろいろな症状が出ています。

それでもなんとか楽しくしのぎながら暮らせております。
新しい生活はそれなりにいろいろなストレスがかかるものですが、
少しずつ慣れてきて、ようやく希望の光が見えつつあります☆彡

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たけちゃんの頭皮の状態は今も改善はされていません。
まああまり気にしすぎてこちらが滅入ってしまってはいけないので、
ほどほどに心配するようにしています。

ある方にいただいたアドバイスでは、
「この子はHSCという特性を持つ繊細な子だから、いろいろ気を付けてあげてくださいね」
とのことでした。

HSCって、最近よく本などで見かけるあれだな、と思って
それからHSCについての本を何冊か読んで、対処法を調べました。

HSCとは、Highly Sensitive Child の略で、
アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した言葉で、
人一倍敏感な子どものことです。

HSCの人は、5人に1人の割合でいるそうです。
プロセスの処理が深く、刺激を強く受けやすく、
感情的な反応が強く、微妙な刺激に対する共感と敏感さを持っているそうです。

HSCの本などを読んでいって、
いろいろと細かい特性を調べるうちに、
確かにたけちゃんはHSCだなあと思いました。

基本的に明るく朗らかで優しい子ですが、
気が弱く、私のいないところでは、かなりの引っ込み思案。

多くの子どもたちが大好きなテーマパークなどに行って喜ぶというより、
音響がうるさくて耳をふさいでいるタイプです。

幼稚園の入園式も、ピアノの音がうるさかったのか、
ずっと耳をふさいでいました。

洋服も、同じものばかり着たがりますし、
こだわりがけっこう強めです。


ちなみに本を読んでみて思いましたが、
親である私自身も、どう考えてもHSP(大人なので、Child ではなく、Person のHSPです。)
だなと思いました。

小学校の高学年くらいまでは、学校でも全然喋らない子どもでした。

今でも服のタグや繊維の質感が気になって集中できなかったり、
騒音や人の多いところ、嗅覚の刺激にもめっぽう弱いです。
ほんのちょっとの刺激、たとえば寝具を変えたり、
コーヒーを少し飲んだだけで睡眠障害になります。


どう考えても自分はHSCと思えるけれど、それにしては雑過ぎるというか(?)
普通の人より変に大胆なところもあって、言うなれば繊細さと雑さを併せ持っていて、
人からは雑としか理解されにくいように思えます(苦笑)

これはどういうことだろう?と思っておりましたところ、
たまたま読んだHSPの方の漫画で、
作者の方が私にとてもよく似ているなあという方がいらっしゃいました。

そのマンガとは、繊細すぎて生きづらい ~私はHSP漫画家~ (ぶんか社コミックス)です。

作者のおがたさんは、HSPとHSSの混合型で、
HSSとは、High Sensation Seeking (刺激追求型)とのことでした。

HSPでとても慎重で、人混みがダメだったり、電車に乗るのが辛かったり、
人とのやりとりを深くとらえたり、非常に繊細な心をお持ちの方ですが、
ゴミ屋敷の取材や、葬儀社でのアルバイト、
オーストラリアでの仕事など、
普通の人がちょっと勇気がいるようなことは、
わりと自ら飛び込んでいかれます。
好奇心が旺盛なので、思いを秘めるタイプではなく、
好きな人に告白もすぐにするそうです。

HSPとは、真逆のような特性を持つ HSSで、
当事者としてはどちらが本当の自分がわからず、混乱するのだそうです。

HSPの方の3割の方は、HSSとの混合型なのだそうです。
簡単に言うと、内向的ではなく、外交的なHSPです。

HSS型HSPの主な特徴は、以下の4つがあるそうです。

・スリルなことや冒険が好きだけど、慎重。
・刺激を求めるけど、疲れやすい。
・好奇心が旺盛で新しいことにチャレンジするのが好きだけど、危険はおかさない。
・退屈なのが苦手だけど、静かに過ごす時間も必要。


これらを読んで、これは十分に自分にもあてはまるなあと思いました。

あてはまるからといって、
これは生まれ持った特性であって、病気でも何でもないですから、
直す必要も心配し過ぎる必要もありません。

自分の特性、子どもの特性をしっかりと知った上で、
その長所を生かすべく、どう生きればいいのかを考えていくだけです。

たけちゃんのこと、自分のことを考えるにあたって、
いろいろと勉強になりました。

こんな特性の人がいることを、多くの人に知っていただけると嬉しいなあと思います。


(↓記事を書くにあたって、下記のホームページを参考にしました。)
https://www.meisei-hs.ac.jp/promotion/school-refusal-24/
http://hsshsp.nl/hsp-hss-hsc/

たけちゃんの脱毛症、続き

こんにちは。

4月の終わりごろから、およそ3年以上ぶりに、
仕事を少しずつ再開し始めました。

今は、週に2日ほどオフィスに出社するようになりました。
たけちゃんの幼稚園のお迎えがあるので、
16時までと短い時間ですが、久しぶりのオフィスは、
静かで皆さん親切で、とても居心地がいいです。

通勤時間やお迎え時間もあるので、
肉体的にはけっこうバタバタしていて忙しいのですが、
気持ちにはハリが出ました。

少しずつ慣れていって、会社の皆さまに迷惑をかけないよう、
だんだん仕事がもっとできるようになればいいなと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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前回書いたたけちゃんの脱毛症ですが、
予想通りというか、なんというか・・・・
どんどんひどくなっています。

一か月前にとった写真よりも、さらに髪の毛が抜けてきているのがわかります。
今は全体の三分の二くらい髪の毛がなくなりました。
上のほうの髪の毛は幸いあるので、
上の髪の毛で必死に禿げた部分を隠しております。

毎日息子の髪の毛を見ながら、
なんともいえない不安な気持ちでいっぱいになります。

枕にも床にも、いたるところにパラパラと抜けた髪の毛が落ちていて、
ああ、こんなにも髪が抜けてしまうのか、なんとか止めることはできないものかと
毎日涙が出そうになります。


あんまりこちらが暗い顔をしたら、たけちゃんに不安が移ってしまうので、
なるべく話題には出さないようにはしていますが、
つい、頭ばかり見てしまう自分がいます。

暇な時には同じ症状の人のブログを読んだり、
どこかにいい治療法はないかと検索ばかりしていますが、
わかることは長期的な戦いになるだろうということだけです。

実際に西洋医学、東洋医学、波動医学と時間をとって診察していただきましたが、
どこもすぐに効果が出るようなことはありません。
長い目でみて治療を続ける覚悟が必要なようです。

こんなにも小さなうちから髪の毛がないことは、
たぶん学校生活などを送るうえで、外見で大きなストレスになることが予想できるので、
できることなら変わってあげたい、と心から思います。

毎日毎日、本当にたけちゃんの髪の毛のことを考えているので、
たまに思いつきのように夫に治療方針などで違う意見を言われようものなら、
つい否定されているような気がして、声を荒げてしまったりと悪循環です。
夫も心配して言ってくれているだけなのですが・・・・。

とはいえ、それ以外はいたって元気なたけちゃんです。

あいかわらず、毎日幼稚園では泣いているそうですが、
風邪もひかず、元気に毎日通園してくれています。
(朝は相当幼稚園に行くのをしぶりますが。)

園から帰ってきても、昼寝もせず、
こちらは寝てほしくて仕方ないのに、
夜中近くまで寝なかったりするくらいに元気です。

その元気にいつでも対応できるように、
私自身もなるべく体調を崩さず、ストレスをためず、
過ごしていきたいものだと思っております。


なんだか、前回のブログと同じような内容になってしまってすみません。

次回はもっと別の話題も書きたいと思います。


たけちゃんの脱毛症

こんにちは。

春は新生活の始まりで、何かと忙しいですね。

我が家では、たけちゃんがこの四月から幼稚園に行き始めました。
まだまだ慣れない園生活に、ストレスを抱えているようです。

たけちゃんはここ数日、幼稚園に預かり保育をしてもらっていますが、
まわりのお友達のママたちが迎えにくるのに、自分のママは迎えにこない、
そこから預かり保育、となるのが嫌だそうで、
今のところ毎日泣いているようです。

今朝も布団の中で、「僕は幼稚園で待ってる時間が嫌なんだ」とお父さんに愚痴を言っていたそうです。

幼稚園のストレスが原因というわけではなさそうですが、
たけちゃんはここ数週間で、なんと3歳なのにハゲが出来てしまいました。
(最初にハゲた部分を見つけたのは、入園式の日だったので、
 幼稚園以前から何らかの原因があったのだと思います。)

いわゆる円形脱毛症です。
10円ハゲ、なんてかわいらしいものではなく、側頭部がごっそりと広範囲で髪の毛がなくなっており、
最初は左側だけハゲているなと思っていましたが、
今は右側側頭部も、後頭部も襟足も、いたるところがハゲてきました。
幸い頭の上のほうの髪の毛はあるので、
今は上の髪の毛でハゲた部分を隠しています。

子どもの脱毛症は重症化、数年がかりの長期化することが多いそうで、
近所の皮膚科でステロイド剤を処方されましたが、
これで効果があるのかはわかりません。
いろいろとネットで調べましたら、
小さな頃からステロイド剤を何年も塗り続けても、ずっと治らないで、
お子さんの脱毛症にとても悩んでおられる方々が何人もいらっしゃいました。

成長期の子どもに、あまりたくさんステロイドを塗り続けるのもどうなのかなあと思うので、
セカンドオピニオンとして今度円形脱毛症を専門で
四十年以上診療されているお医者様のところへ診察の予約をとりました。

その病院は自費診療で、家から電車で1時間近くかかる遠方ですが、
息子のために、がんばって通ってみたいと思います。

アトピーや肌の湿疹もそうですが、
熱が出たり、咳が出たり、身体がしんどかったり、というような症状はなく元気だけれど、
こういった、治りにくくて、パっと一目でわかるように外見に特徴の出る病気は、
なんともいえない悩ましさを感じるものですね。

病気の悩みが1割、人目を気にする悩みが9割、と言いますか・・・・。

このまま治らなかったらどうしようとか、
息子がからかわれたり、いじめられたりしたらどうしようとか、
まだ起こっていないことを予測して、
親としてはハラハラ心配してしまいますが、
当の本人のたけちゃんは、今のところ全然気にしておらず、
毎日戦隊ヒーローごっこをしながら元気に走り回っております。

親の私も、あまり気にし過ぎず、深刻になり過ぎず、
毎日笑って過ごしていきたいと思っています。

天行健

こんにちは。

先日は、パシフィコ横浜でKan.さんのワークプログラム 『天行健』が開催されました。

ワークの冒頭から、「皆さん睡眠が足りていませんね」という話になり、
日頃から寝不足で睡眠の質も悪い私にとっては、とても頷ける話題でした。

日々、どんな仕事をするにおいても、
質の良い睡眠をとることは、本当に重要なのはわかっているはずなのに、
ついダラダラと、スマホを布団の中で読んで止まらなくなって夜更かししたり、
夕方以降にカフェインの入っている飲み物を飲んでしまったりして、
眠れなくなっています。

寝てからすぐの1時間28分がとても大事だというお話でしたが、
私は寝てすぐの時はたいていいびきをかいて熟睡できていないことが多いです。

ああ、耳の痛い話だなあと心底思いましたが、
会場にいらしている皆さんみんな、同様に耳の痛い話だったように思います。


質の良い睡眠をとるためには、日常をちゃんと生きる、ということが大前提です。
一日をちゃんと生きると、夜はちゃんと寝られます。
と、こんなことを書きながら、
既にこの原稿を書いているのは夜の2時前と既に夜更かしの時間で、
なんとも説得力のない文章となってしまっています。

今回のKan.さんのワークでは、
途中で胸がいっぱいになって、思わず涙ぐんでしまう時が何度かありました。

その涙は、話の内容から、このことに関して涙が出ているんだな、とわかる涙と、
なんで今涙が出るのだろう?とわからない時とがありました。
何か頭で考えるところとは違うところで、
胸がじーんとするような涙でした。

睡眠について考えることは、
ちゃんと生きることについて考えることだし、
生と死について考えることにもつながります。

一日、一日、ちゃんと生きて、ちゃんと死ぬ(かのように、寝る)ことは、
かなり難しいことのようにも思えますが、
意外とうちの3歳の息子にはできていることでもあります。

大人の聡明さを持ちつつも、子どものような心で、
一日、一日を一生のように大切に過ごしたいものだと思いました。

そして死ぬ時には、どんなことがあったとしても、
自分の人生は天行健であったと心から思えるように生きていたいと思いました。

とても素敵な一日を一緒に過ごさせていただきました、
Kan.さん、会場にいらした皆さま、スタッフの皆さまに心から感謝しております。


もっと積極的な子育てを

こんにちは。
例年通り花粉に悩まされる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日、今年もにんげんクラブ名古屋支部長の小杉泰三さんから手作りのお醤油が届きました!
今年もとっても美味しくて、ちょっとしたお料理が贅沢な気持ちになるお味です。
なんというか、手をかけた「愛」のようなものを、
お醤油から感じ取ることができて、心が暖かくなります。

じんわりと幸せを感じつつ、
今年も去年も自分はお味噌づくりをサボってしまったことを思い出しました。

来年こそは!お醤油はちょっとまだ敷居が高いけれど、
自分でもお味噌づくりを再開したいです。

小杉さん、大切なことを思い出させていただいて、本当にありがとうございます。

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先日、以前からあるサークルで友達のママ友さんとお会いしました。

そのママさんは、自然な子育てをされていて、
毎日子どもたちを公園で遊ばせる自主保育の会などにも参加されています。
お話を聞いていて、なるほどそんな子育て方法もあるんだと勉強になり、
そしてとても羨ましかったです。

さて自分の三年間の育児を振り返ってみると、
受け身というか、消極的だったなあ、と思いました。

小さいうちに風邪をひかせてはいけないからと、
0歳から1歳の冬はあまり外に出なかったし、慢性的に疲れていたし、
1歳後半から2歳、3歳の冬は、コロナがこわくてあまり外に出ませんでした。

夏場のコロナの心配が少なかった時でも、コロナへの恐怖心から
習い事や、子育てサークルなどにも参加できないままに時が過ぎてしまったので、
こうして他のママさんの意見を聞いてみると、
なんとまあ、自分は消極的だったのだろう、と思い至りました。

もう失ってしまった時間は取り戻せないし、コロナに関しては、
どういう過ごし方が正しいというのもまだまだわからないので、
自分の育児法が間違っていたとも言えないのですが、
3歳までの大事な時期をこじんまりと過ごしてしまったことは、
なんだかちょっともったいなかったかな、と思いました。

後悔先に立たず、ですね。

四月からは幼稚園に行き始めるし、私も仕事を少しずつ再開するので、
また新しい生活習慣が始まります。
これからは、もう少し積極的に、
後悔のない子育てをなるべくしていきたいものだなあと思いました。

IMG_0477.jpg
(気持ちよさそうに鳥さんも日向ぼっこしていました)


沈思黙考

こんにちは。花粉のつらい季節ですが、
なんとか元気に過ごしております。

先日は、ものすごく久しぶりにKan.さんの取材をさせていただきました。
何度か書いておりますが、Kan.さんはとてもお忙しいので、
なかなか取材のスケジュールを調整していただくのが難しく、
今回は急遽時間が空いたとのことで、前日にご連絡をいただきました。

ちょうどたけちゃんのシッターさんの都合も調整できて、
なんとか無事に取材をZOOMでさせていただけたのでした。

取材では、いつもながらすごく緊張して、前日は朝の6時近くまで眠れずにおりました。
たくさん質問を考えたけれど、考えれば考えるほど、
ロクな質問が浮かんでこなくて、情けないけれど、それでもこの等身大の自分で取材をするしかない状況です。


表面的で、興味本位の質問ならばいくらでも浮かんでくるのですが、
そんな質問はいざKan.さんを前にすると言葉に出せるはずもなく・・・・・
かといって絞り出した質問は、実際に言葉に出してみると、
一周まわってよりいっそう(?)興味本位、自分本位に思える質問ばかりで・・・・

全然成長できていない自分を眺め、力不足を心から感じる時間でした。

それらの質問や、受け答えのやりとりからも、
日々逃げていることや、目を背けていることをズバズバと指摘され、
貧弱な自意識はバッサバッサと斬られまくりました。

そして私の浅い質問からも、どんどんと話が予想外の方向へと広がって、
最終的にはとても考えさせられる言葉をたくさん紡ぎ出してくださって、
涙が自然に溢れる場面もあり、今回も本当にありがたかったです。

ちなみにライターという職業にもかかわらず、
とにかく私はいつも思考力を使っていないそうで、「沈思黙考」を今年のテーマにしなさい、
との言葉をいただきました。

恥ずかしながら、その言葉自体を知らなかったので
「沈思黙考って何ですか?」とついつい聞いてしまいました。

これにはKan.さんも、一緒に聞いていた重富さんも苦笑していました。
そもそもが勉強不足だし、落ち着いてじっくり考えることが私にはどうやら足りないようです。

個人的に今年のテーマは飛翔だと思っていたのですが、
なんとも真逆なテーマをいただき、自分を見つめることができました。

この取材の内容は、再来月ごろからの会報誌に掲載予定です。どうぞお楽しみに
お待ちください。

三歳児検診に行ってきました。

こんにちは。

先日はたけちゃんの三歳児検診に行ってきました。

三歳児検診は、だいたい同じくらいの年齢、月齢の子が一同に集まります。
我が子はかなり痩せているんだなあ、とか、
意外とまだオムツの子の方が多いんだなあとか、
それにしても若いお母さんが多いなあとか、
他の人たちと比べることで、
自分と子どもの様子を知りました。

他の人と自分の個性を比べても仕方のないことだけど、
一同に人が会すると、やっぱりついつい比べてしまうものですね。


数十人の三歳児とその親が、ソーシャルディスタンスを気にしながら集まるので、
これが気を使って疲れるのなんのって、なかったです。

慣れない場所に連れてこられて、
服を脱がされ、いろいろと質問をされ、
身体や歯をお医者さんに触られる、というのは、
子どもにとっても緊張することのようです。

同じくらいの三歳児が近くにいると、
やっぱり他の子と遊びたい。
喋りたいのにマスクをつけられ、
静かにしなさいと言われる。
もちろんお母さん同士の会話も禁止・・・・。

他の子に絡みたがる息子を羽交い絞めにして無理やり静かにさせ、
親同士も妙な緊張感を常に持っていて、
2時間くらいの検診で、母子共にめちゃくちゃ疲れて帰ってきました。

コロナのストレスは、こういうところでもかなりかかるものですね。
検診を受ける側でもこれだけのストレスですから、
区役所の職員の方々や先生方のストレスもかなりかかったのではないか、と思いました。


ところで三歳児検診の結果は、
おかげ様でおおむね異常無しでした。

まあ、ちょっと私の歯磨きの仕上げがへたくそだとか、
肌荒れがあるとか、痩せすぎだとか、
お名前を聞かれて苗字がきちんと答えられないなど指摘はありましたが、
それでもまあまあ順調に育っているようです。

生後すぐの頃はフロッピーインファントと呼ばれ、
様々な検査をされましたし、発育はずっと遅れがちで、
一歳半検診の時は、
何十人もいる中で、たけちゃんだけがまだ歩けなかったし、
指差しも何もできず、
保険士さんから話しかけられても全くの無視で、
明らかに異常があると思われていました。

発達専門の先生の診察を受けてくださいと
区から何度か自宅に電話がありましたが、
「うちの子は大丈夫なので様子を見ますね」と、
ずっと断り続けました。

何人もの専門家の先生方がおかしいと言っているのに、
ド素人の母親が「おかしくない」と判断をくだすのは、
それこそおかしな話なのですが、
でもどうしても、わが子がおかしい、とは思えなかったのです。

結果的に3歳まで見守ってみたら、
健やかに成長してくれて、
大きな病気やケガもなかったので、
ほっと一安心するとともに、
ありがたいことだなあと思っています。

どんな状態であっても、
親というものは、これからもずっと心配したり、
不安になったりするのだと思いますが、
なるべくこれからも不安になり過ぎず、成長を見守り続けたいと思います。


会話力の衰えに気を付けたい

こんにちは。
あっという間に1月は終わってしまって2月ですね。
月日のたつのが早いのは私だけでしょうか・・・・。

もっともっと時間を有効に使わねば・・・・。
と、気持ちばかりが焦る今日このごろです。

3年以上前に出産した時のことは昨日のことのように思い出せますが、
日々の出来事は恐ろしいほどに忘れております。
特に、新しく人と出会っても、マスクをしている人が大半なので、
人の顔と名前が本当に覚えられなくなりました。

しかも、自分もマスクをしているので、
以前にもまして身だしなみにあまり気を使わなくなってしまいました。

ソーシャルディスタンスを気にして、初対面の人との会話もほぼないので、
なんだか会話のスキルも日々衰えていくように思う今日このごろです。

あまりにもいろいろなことが記憶からなくなっていくので、
日記というか日々のメモでもとろうかしら・・・
と最近は考えています。
(今のところ3日に1回くらいしかできていませんが)

舩井幸雄会長は生前、どんなに疲れている日も、
夜寝る前に行動記録をとることを日課とされていたなあと、
懐かしく思い出しました。

お客様をお連れしての2泊3日のツアーで、
夜の宴会でお酒を飲み過ぎてどうやって部屋に帰って寝たのか記憶がない・・・
という日が一日だけあったそうですが、
そんな日もきちんと行動記録をつけて、
自分が着ていた服をきっちり洗濯して干してから寝ていたことを、
誇らしげに語っておられました。

そのお話をお聞きした時もすごいなと思いましたが、
日々の習慣って本当にすごいことだし大切なことなのですね。

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先日、『パラサイト~半地下の家族~』がテレビで放映されていたので、
遅ればせながらようやく見ることができました。

すごくテンポが良くて、面白い映画でした。

見てすぐの感想は面白い映画だったなあ~でしたが、
かなり久しぶりに映画を見たからか、
ふとした瞬間に、けっこうじわじわとこの映画について考えたり思い出したりすることが多くて、
結局自分の思考の中にもこの映画がパラサイトしてしまっていることに気付きました。
もう一回見たいような、見たくないような、味わい深い映画でした。

映画の中では、富裕層と貧困層の対比がとても印象的で、
富裕層の家のモダンな美しさと、貧困層の半地下の家の雑然とした感じのコントラストが、
とても目につきました。
そしてふと、自分の家の散らかった状態を見て、
うーん、お片付けって大事よね・・・・と、いろいろと考えさせられました・・・・。


私の場合は、半分くらいあらすじを何かのコラムで読んでしまって、
ネタバレで面白さ半減でしたので、
まだ見ていない方のためにあえてあらすじは書きません。
まだ見ていない方は、ぜひ観て楽しんでくださいね。

ところで、夫はこの映画を見ていないし、
他の誰かと話をする機会もないので、
この映画について誰かと感想を語りあうこともできません。

気付けばネットで、パラサイトの口コミレビューをいろいろと読んでしまっている自分がいて、そこでああこの人はこんなことを感じたのだな、とか、そんなシーンあったかな?など人の感想を読んで楽しみました。

本来ならば、一緒に映画を見に行った人か、見たことのある人と、感想を語り合うのが映画の面白さのまた一つのような気がしますが、あったこともない人が書いたレビューを読んで、さらにはこのブログでも感想を書こうとして気持ちを落ち着かせている自分がいて、なんだか世の中の変化を感じます。
感想に対する返答があるわけではないので、
これではコミュニケーション能力がどんどん下手になってしまっても、おかしくないですかね・・・。

ブログなどでは饒舌に自分の思いを語っていても、
いざ人と対面すると人見知りで全然喋れない、
喋りたいことがあるはずだけど、脳が会話の言語化のテンポに追いつかない、
ということがけっこうあるので、
会話力がこれ以上衰えないように気を付けたいと思います。

それから、ブログも普段の会話も、
なんだかちょっと愚痴っぽく?なっている気がするので、
もっと言葉を大事に気を付けながら
日々会話をしていきたいなと思う今日このごろです。

日々のあれこれに心を込める

こんにちは。寒い日が続きますが、元気にお過ごしでしょうか。

私は毎日たけちゃんとあまり変わり映えのない日々を過ごしています。

家で子守りをしている時には、ついつい、楽だからとテレビやネットを見せて過ごす時間も多いのですが、
楽だからとテレビやネットに逃げるのは、一番脳の働きがいい時期に、
子どもの将来にとんでもない弊害をもたらしているかもしれない・・・、と思わなくもない今日このごろです。

私が小さかった頃と比べても、
現代は、楽できるもの、簡単なもので、便利で面白いものがたくさん溢れています。

それらは本当に助かる良いものではありますが、楽で簡単だからとそちらに逃げていては、
後になって後悔するかもしれない・・・・と思うことが、ふとあります。

たとえば、幼稚園で使うお弁当をいれる袋や、うわばき袋、スモックなど、ネットでちょっとクリックすると、
翌日には安くて品質の良いものが家に届きます。
たぶん裁縫の苦手な私が作るよりもはるかに品質の良いものが届くと思います。
これはこれで、本当に便利ですごいことです。

ただ、極端なもしもの話ですが、
もしも私が明日死んでしまったとすると、
息子が大人になった頃には、ほとんど私のことをおぼえていないことでしょう。
夫もきっと忙しいから、日中は保育園に行って、
保育園から帰ったら、テレビやネットに夢中になって、
それらを見て時間を過ごすことでしょう。

そんな時、なにげない普段使いのもので、手作りのものを私が作っていたら、
お母さんのことはおぼえていないけれど、
昔自分のためにこれを作ってくれたんだなあ、と思い出すかもしれない。
それはお金では買えないかけがえのないものにひょっとするとなるかもしれない。

と、なぜだかちょっと思いました。

日々の積み重ねでなにげない習慣で培ったことしか、
息子のために遺せるものはたぶんありません。
明日死ぬからと、突然高尚な話を息子にしたところで息子が理解できるはずもなく、
私もきっとそんなにたいした話もできないことでしょう。

そしてたぶん死ぬ時には、明日死ぬとか、来年死ぬとか、
ほとんどの場合はわかりませんから、
何事もやり残したままの途中で、いろいろと後悔するのだろうと思います。

コロナウイルスが出てくる前から、
本当はみんな、いつ死ぬのかわからないものですよね。


と、なぜだか、
たけちゃんのスモックづくりの続きをせねば・・・と考える中で、
(先日作りましたが、洗い替えがもう2枚くらい必要なのです。)
唐突にそんなことを感じて、
日々のことをもっときちんと心をこめてやっていこうと思いました。

自粛期間で誰にも会えなくても、
たいした成果のあることではなくても、
心をこめて行ったことは、きっと祈りになるし、
きっと見ていてくれる人がいる。

そう信じて、日々を過ごしていきたいと思います。


低血糖でびっくり!

こんにちは。寒い日が続いておりますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。

お正月休みはあっという間に終わって、気付けば1月も3分の2が過ぎております。
コロナであまり外出をしないからか、月日の経つのが本当に早く感じます。

今年は帰省もせず、お正月の休みもあっという間に終わってしまいましたが、
気分的に少し余裕が出きたので、来年度からたけちゃんが幼稚園で使うスモックを手作りしました。

幼稚園では制服はありませんが、園児はスモックを着ることになっていて、
それは手作りでも市販のものでもいいのですが、
わりと手作りのものを着ている子が多いのです。

お裁縫はあまり得意ではないし、
仕事であまり時間もないので市販のもので済ませようと思っていましたが、
自分が子どもの頃に母がよく手作りの服などを作ってくれていたことを思い出して、
お正月休みで少し時間があったので、がんばって作ってみました。

結局スモックは、出来上がるのに8時間くらいかかって、
夜にたけちゃんが寝てから作り始めて完成したのは朝の6時。
文字通り夜なべをしてスモックづくりに励んだのでした。

縫い目が雑だったり、ちょっと作り方を間違えていたりなどはありますが、
とりあえず自分でスモックを作れたことに満足して、
私けっこういい母親してるじゃん、などとものすごく慢心しておりました。

後にこの慢心が、大変なことになることにも気づかずに・・・・・。


スモックを完成させ、朝の6時のすでに明るくなってから、
夫とたけちゃんと犬たちがいる寝床に入り、ぐっすり眠りました。
朝の10時頃にたけちゃんが「のどがかわいた」と言い始めたので、
夫に麦茶をとってきてもらって少し飲ませたら、すぐにたけちゃんは二度寝をしました。

朝の10時に子どもが寝ているのもどうかと思いますが、
その時はお正月休みで連日夜更かしが続いていたので、まあいいか、と思っていました。

それから11時半くらいに「お母さんお腹がすいたよ、下に降りよう(2階のキッチンに降りようという意味です)」とたけちゃんが起きて泣きそうな声で言いだしました。

ちょうどその時にぐっすりと眠っていた私は、
どうしても身体がすぐに起きることができず、
「わかった、わかった、すぐに起きるからあとちょっとだけ待って・・・」と、身体を起こそうとしました。

たけちゃんは「お腹すいた」と何度か言って、私の手を握りましたが、
その時に手が震えていて、汗をかいていました。

ごめん、ごめん、こんなにもお腹がすいていたんだね、と言って私が起き上ったら、
なぜかそのままたけちゃんは静かに枕につっぷして、目を閉じてスヤスヤと眠りはじめました。

あれ?お腹すいたとはっきり言っていたけれど、このタイミングで寝る???と不思議に思い、
眠かったのかなとそのまま寝かせようかと思いましたが、なんだか胸騒ぎがします。

そういえば数か月前に育児マンガで読んだ、低血糖で倒れた子どもの症状とよく似ている!と思い出して、
急いで起こしてジュースを飲ませました。

たけちゃんはものすごい勢いでジュースを飲みほしましたが、
身体に力は入らずぐったりとしています。
それからヨーグルトを食べさせると、これもすごい勢いで食べましたが、
コックリ、コックリと眠りそうになり、意識が正常に保てないのです。
(私は焦ってヨーグルトを食べさせてしまいましたが、水分と糖分だけで良いようです。)

とにかく糖分が血液にまわるのを待って、
15分たってもぐったりしているようであれば救急病院に行こう!と準備をして、
ハラハラしながら見守りました。

そうして10分ほどたったら、さっきの具合の悪さはなんだったの?というくらいに、
とたんにたけちゃんは元気になったのでした。

どうやら、前日の夜にご飯を食べてから、長い時間ご飯を食べていなかったので、
低血糖になってしまって、眠ったのではなく、意識障害を起こしてしまっていたようなのです。

あの時に、ああ寝たなあ、ということでそのまま寝かせてしまっていたら・・・と考えると、肝が冷える思いでした。

スモックづくりに夢中になって、
寝不足を理由にこどもの状態にきちんと目を向けなかった自分に、深く反省しました。

それにしても、いつも育児をしながら、スマホの情報で育児マンガのコラムなどを読んで、
無駄な時間を過ごしているなあと思っていましたが、
この情報だけは、見ていて本当に良かったと思いました。

もしもあのマンガを読んでいなかったら、
子どもの低血糖の症状も対処法もわかっていなかったので、
気付かずにそのまま寝かせてしまっていたかもしれません。

もうその時に読んだマンガをネットで検索しても見つけることができないのですが、
そのマンガの作者の方も、とても危険なことなので、
ぜひ症状と対処法を多くの方に知っておいて欲しいという思いで書かれていました。


私も自分の失敗を世間様に晒すので恥ずかしいし情けないのですが、
同じような症状を持ったお子さんがいらしたら、
症状を見過ごしてしまわないために、多くの方に知っていただきたいので、ここに書きたいと思いました。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

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