« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »
本当の自分に還る旅
~心の鎧を脱いでありのままに生きていこう~
嶋村えり子 著
ヒカルランド 刊
(1,980円税込)
著者の嶋村えり子氏は、
システィーナ礼拝堂の壁画修復番組を
テレビで見て以来、
その壁画を見たい一心で、
学校卒業後に就職はせず、
フリーターの道を選び、
1年半後に西ヨーロッパ各国の主要な美術館や教会を巡ったそうです。
そして、その経験が
「世の中はすべてエネルギーである」という心理に行きつき、
海外でのリトリート企画開催に繋がったのです。
2020年冬至を境に西洋占星術上、
200年に一度の新しい時代に入り、
「地」の時代から「風」の時代に転換したことで、
今までは、物質を大切にする価値観より
目に見えないものも大切にする時代になりました。
この新しい時代だからこそ、「心の鎧」を脱いで
「本当の自分」を表現し、
周囲とも調和して生きて行くことが
この時代の在り方なのではないでしょうか。
「他人からの評価=自分の価値観」になっていることが
他人軸で物事を考え、
行動してしまうという、
心の鎧を着ているゆえんかもしれません。
自分の行動の根底にある思いに照らし合わせ
思い返すいい機会だと思います。
本当の安らぎを得るためにも、
鎧を脱いで、ありのままの自分を表現していきたいものです。
ありのままの自分でいることで自分の可能性が開き、
自信に溢れた自然体のままで生きて行くためにも、
「心の鎧を脱ぎましょう」と
著者の嶋村えり子氏は言っています。
本著で紹介されている各聖人の言葉からも、
自分の中に、平和と調和を見出すことができるかもしれません。
いくつか紹介されているWORKも実際にしてみると、
キラキラして綺麗に輝く自分を意識することができ、
清々しい自己肯定感に包まれました。
本当におすすめの一冊です。
是非、お読み下さい!
(江尻みゆき)