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瞑想から明想へ


 おかげさまで、
いろいろな達人に
出会わせてもらってきました。
時代を反映しているのかもしれませんが、
昔の達人はとてもすごい雰囲気で
近寄りがたい人たちだったのだろうと
想像できますが、
私が出会った達人たちは、
みなさんとても優しくて
気さくな雰囲気の
いい人が多いような印象を持ちます。

時代背景が違うのかもしれませんが、
昭和の時代までは
特別感を漂わせないと
大物だと信じてもらえなかったのかもしれませんが、
いまの時代は逆に
そんな感じを出してしまうと
怪しい人だと見抜かれてしまうのかもしれません。


 ただ、今回ご紹介しようと思う
書籍の著者である山本清次先生は
大物の雰囲気を醸し出しておられました。
武道をやっておられるからかもしれませんが、
一度だけお食事を
共にさせていただいたことがあるのですが、
ただものではないオーラを
半端なく出しておられました。

私も自分では自覚がないのですが、
特に会う前には
本当に嫌な(怖い)奴だと
思われていることが多いような気がします。
山本先生にはそんな情報が
入っていたからなのかもしれませんが、
だからあえて大物のオーラを
身にまとわれていたのかもしれません。

その時に紹介してくださった方から、
山本先生が本を著されたことを
教えていただきました。

 ご著書、
瞑想」から「明想」へ 真実の自分を発見する旅の終わり
(現代書林)
を早速購入して拝読させていただきました。
一見、読みやすい本ですが、
内容がとても深くて
本質を理解するのは大変だなと感じました。


 
(引用開始)

明想の最も重要なメリットといえるのが、
幸せを感じ取る
感受性を開花させるということです。
例えば、「赤いバッグ」が欲しいと思ったら、
街を歩いていても
赤いバッグばかり目につきます。
同じように、
「幸せ」を意識できるようになると
幸せに対する感受性が高まり、
日常の小さな幸せにも氣づくようになってきます。
明想を続けると、
そのような幸せへの感受性が
自ずと開花していくのです。
それは光を体感し、
自身が光そのものになる体験以上に
幸せなことはないからです。

(引用終了)


 最初に読んだ時は、
簡単に読み飛ばしてしまったのですが、
改めて読み返すと深過ぎる内容です。
瞑想と明想の違いなどは、
ぜひ本書を熟読していただいて
味わっていただければと思います。


 山本先生の明想を
一般の方が教えてもらえる機会はないそうですが、
例外が淡路島にある「ありがとう村」
北海道の洞爺湖で循環農法をやっておられた
村上貴仁さんが中心になって
2018年に発足した
農業コミュニティだと紹介されています。
私は実は村上さんにお会いしたことがあります。
村上さんが主人公の
ドキュメンタリー映画「大地の花咲き」
試写会に参加させていただいた時に、
ご紹介をいただきました。
映画を観て大泣きしてしまったのですが、
本性が腹黒い私には
近づいてはいけない世界のように感じていたので、
それっきりになってしまっていました。


 改めて、山本先生のご著書の中で
紹介されている村上さんの
大地がよろこぶ「ありがとう」の奇跡
(サンマーク)
を読んでみました。
こちらも、
とっても内容の深いすごい本でした。
村上さんが天からダウンロードした
「ありがとう農法」が特にすごい。
豊穣を信じるという項目にはしびれました。

「ありがとう村」で
山本先生以外の講座を受けられた方の中で、
豊穣そのものになられた方を対象に
明想を山本先生が教えられる
ということになっている
システムにも納得がいきます。

 豊穣を説明するのは難しいのですが、
村上さんは北海道の農業で行き詰まり、
最愛のご子息を亡くし、
奥様が余命宣告もできない
(今日死んでもおかしくない)
難病に罹り、
ご本人は強度の鬱状態に苦しむという
試練を乗り越えた末に、見出した
大自然の力そのものを
使わせていただくやり方です。
詳しくは本を何度か読んでみて
感じていただき、
できれば淡路島の
「ありがとう村」の門を
叩いてもらうのがいいと思います。
普通は20㎝のところまでしか
柔らかくならない圃場が
50㎝か場所によれば1m以上も
柔らかくなる奇跡の農法です。


 また、虫は悪いものを食べてくれる存在で、
よく有機農法をやりたての方が、
「虫が食べるぐらい安全な野菜なんです」という
うたい文句で販売されている姿を
見かけることがありますが、
村上さんは本当に素晴らしい野菜なら
虫は一番外側の葉っぱだけを食べて
後はきれいに残してくれるという
逸話を書かれていました。
実は、同じ話を
ニンジンから宇宙へ
(なずなワールド)
という伝説的な名著の著者である
赤峰勝人先生から
聞かせてもらったことがあります。


 確かに、赤峰先生の圃場や野菜も
きれいで神々しい世界でした。
本当のことを究めるには
死ぬような目に遭遇する必要があるということを
亡くなった父もよく話していました。
山本先生も18歳の時に腫瘍ができるという
試練を乗り越えています。
心配しなくてもいいのは、
誰かが死ぬ思いで切り開いてくれた世界を
後に続くものは
そんな苦労をしなくても
享受できるということです。
そして、その上で
本当に役割がある方が
今度は自分の命を懸けて
さらなる真理を探究していくという
メカニズムになっているようです。


 本を読むだけで、
そんな真理の一端を享受させていただける
喜びを味わっています。
赤峰先生、山本先生、
それに村上さんに
心から感謝したいと思います。




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