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言葉のアウトプットをすること

こんにちは。もう真冬のような寒い日が続いていますね。
もうすぐクリスマスですから、冬も到来ですね。

最近は、言語のアウトプットの大切さについて痛感しています。
以前のブログに脳の発達の検査をしていただいた話を書きましたが、
その際にワーキングメモリーの少なさを指摘いただきました。

ワーキングメモリーと言語理解の差がある人は、
情報のインプットは得意だけれどアウトプットは苦手だと
臨床心理士さんからアドバイスいただいて、
確かにアウトプットの能力はかなり低いかもしれない、と思っています。

ライターを職業にしていて、
アウトプットの能力が低いのはかなり致命的な特性ですが、
考えてみれば幼少期からアウトプットの能力は低いです。

具体的には、
誰かと喋っている時に、
頭ではぐるぐるといっぱい考えているけれど、
それを言語化してきちんとまとめられないから、
結局言いたいことも言えずずっと黙ってしまう、という場面が多いです。

幼稚園とか小学生の低学年までは、
あまりに喋らなさ過ぎて、
近所の大人たちに心配されていたと聞きました。

特に耳から聞こえる会話に対応する能力が低くて、
インタビューをしていても、
頭で聞こうと思ったことと、
実際に口から出てくる言葉が、
全然リンクしなかったり、時には真逆なときもあって、
うまく質問が出てこないでフリーズすることが多いです。

あの時にああ言えば良かったこう言えば良かったと、
後悔するのですが、
言語の瞬発力がないので、実際は黙るのみです。

喋らないことで得することもたまにはあって、
沈黙は金なり
なんて言葉もあるので、
失言の機会が少ないということはあるかもしれませんが、
それでもやっぱり、
自分の思いを自分の言葉できちんとまとめて喋れるようになりたいものです。

そのためには、
とにかく、今までこの言葉はいらないかな、
と思っていたことも、
なるべく、喋ったり、書いたりして、
アウトプットの練習、実践をしていかなければならないのだと思います。

と、この年齢になって、
ようやくライター歴一年生のような気づきをここで報告していますが・・・(苦笑)。
苦手から逃げず、日々実践するしかないですね。

そもそも私が文章を書くことがいつの間にか仕事になったのは、
たまたまです。

自分が何が向いているのかもわからず、
海のものとも、山のものとも、知れない時に、
舩井幸雄会長に秘書として拾っていただいて、
たまたまブログなどを書く機会を与えられて、
それからいろいろと続いています。

当時、秘書から見た舩井幸雄というコラムを書いていましたが、
はじめに言われたことは、
どんなことでもいいから、
原稿用紙10枚くらいの分量を、
とにかく毎日書き続けて、更新し続けなさい、
そうすれば一年後、二年後に、ぐっと文章力がつくだろうから、
ということでした。

ホームページの1コラムで
原稿用紙10枚の分量は、
書くほうも読むほうも大変でしょうけれど、
何より文章初心者の私に文章に慣れさせるために
いただいたご指導でした。

だけど、文章を書いた経験がほとんどない若者に、
毎日原稿用紙10枚も書くネタがあるはずもありません。

はじめの何日かは多めの文章を書いていましたが、
読む人の立場に立つなら、ホームページではもっと短い文章にしたほうがいいと
アドバイスをくださった先輩がいらしたので、
舩井会長のご指導よりも、
そちらの先輩のアドバイスを優先しました。

できることなら10枚書きたかったけれど、
そもそも書くネタも時間も技術もなかったので、
短い文章に逃げました。

そんなこんなで、
いまだに文章を書くのが下手くそで、
アウトプット能力が低いです。

======================

それから、Kan.さんの取材をさせていただいたときに、
こんな感じの言葉もいただきました。

ライターを職業にするのならば、その日、その時に生まれた言葉は、
どこかに書き記しておいたほうがいい。
毎日必ず言葉が生まれているはず。

それを書かないのは、せっかく生まれようとした命を無視するようなもので、
二度とその日のその言葉は生まれ出てこないのだから。

とのことでした。

実際には、私の心に響くように、
もっと鋭い言葉で、あえて刺さるようにお伝えくださったのですが、
不特定多数の方が読む可能性のあるブログの場での言語化ですので、
やわらかめに表現しております(笑)。


Kan.さんに教えていただいた上記の言葉は、
日に日に理解が増していきます。

ああこれは感動したなとか、素敵な気づきだから、絶対にブログに書こう、
という事柄が毎日のようにありますが、
メモもとらずに次のブログを書くときに思い出そうと思っても、
100%と言っていいほどに、まず思い出せません(泣)。

一度取り逃した言葉たちは、二度と生まれてくれないです。

たいして何もできないくせに、
妙なところで完璧主義なところがあって、
クオリティの低いものを書くぐらいなら、
書かないほうがマシだ、と構えてしまうこともあります。

そうして書かないから、
余計にクオリティが低くなって時間もかかる悪循環です。

100点を目指さず、65点で良しとするのが
大事だと、以前に何かの本で読みました。


完璧主義をやめること、
笑われてもけなされてもいいから、
とにかく文章を書き続けることが大切なのかなと思っています。

呼吸も、吸うだけじゃなくて、吐く息も大事です。

言葉のインプットだけでなく、アウトプットを心がけようと
このごろは思っています。

なんだか自分の内面のことばかり書いている文章になってしまいましたが、
この拙い文章が、
同じようにアウトプットに悩んでいらっしゃる方の、
心に届きますように。




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