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先週の週末は沖縄に行きました。
今年も日本中、
いろいろなところに行かせてもらいましたが、
沖縄は今年初でした。
大体、年に1,2回は行かせてもらっているので
ミッションを果たせた気分になっています。
2年前のコロナ禍が酷い時にも行かせてもらいましたが、
レンタカーを借りた時に、
アップグレードしてくれて
小さな車の値段で大きい車を貸してもらいました。
その時に、全然レンタカーが動かなくて
このままでは潰れてしまうと
係りの人が言っていたのが印象的でしたが、
ようやく行動制限がなくなって
多くの観光客が
沖縄を訪れるようになってきたようです。
メインの用事は、
赤塚高仁さんの変容塾でお話させていただくことです。
10月の最後の北海道の変容塾には
一受講生として参加させていただいたのですが、
今回はうれしいことに
沖縄の変容塾の最後に
お話をさせていただく機会をいただきました。
さすが赤塚さんだと思ったのは、
地元の沖縄の方だけではなく、
日本中から
最後の沖縄の講義を
聞きに来られている人がいらっしゃることでした。
赤塚さんらしいのは、
前泊して当日の懇親会も含めて
2泊する予定を立てていただき、
沖縄の美味しい料理とお酒を楽しませていただきました。
赤塚さんは、昔は
毎月のように沖縄を訪れていたそうです。
濃密な人間関係を築いて
集中的に一緒に何かをやるエネルギーは
なかなか真似できませんが、
すばらしいなと思います。
今回も濃い赤塚人脈を紹介していただき
感謝しています。
年に1,2度ぐらいの頻度の私は
沖縄にいくと
沖縄そばなどの沖縄料理を食べるのを
習慣にしているのですが、
毎月来ている赤塚さんは
美味しいものではありますが、
別に沖縄料理を食べるわけではありません。
地元の人は
普段は私たちと同じような食事をされているのだ
ということが
こういう一面からもわかります。
土曜日には他の仕事の予定も入って、
充実した旅だったのですが、
師走はそれなりに忙しく
3泊の予定はさすがに立てられなかったので、
早朝の飛行機に
久しぶりに乗らせてもらいました。
羽田を6時15分に出発する便なので、
さすがにガラガラだろうと思っていたのですが、
予想に反して超満員でした。
ちょっと寂しかったのは、
仕事で沖縄に行くのは
満席の飛行機の中で
私一人だけだったような気がしたことでした。
客室乗務員の方が
着陸後のアナウンスで
楽しいご旅行をお楽しみください
とアナウンスされたのですが、
結構前方の通路側に
スーツ姿で乗っていた私を見て、
あわてて
お仕事の皆様もお気をつけてお過ごしください
と付け足されました。
若い頃に沖縄に来たときは、
満席のジャンボジェットの乗客の中で
スーツにネクタイをしていたのは
私だけということもあったのですが、
さすがに最近では
平日の朝の便に乗ると
仕事で沖縄に行くのだなとわかる格好をしている人を
お見掛けするようになりました。
外資系の金融機関の方と話すと、
羽田発早朝の便と
那覇空港発の夜の便が充実しているので、
いつも日帰りされる
という話を聞いたことがあります。
私は一度だけ
どうしても前後の予定が入っていて
日帰りをしたことがありますが、
なんだか精神的に
とても寂しい思いをしたことがあります。
今回のアナウンスで
久しぶりにその感覚を思い出しました。
月曜日の朝は、
大阪で仕事が入ったので
やっぱり早朝に関空行きの飛行機に乗せてもらいました。
こちらは、割合に席もゆったり座れましたし、
関西での仕事に出かけるか
単身赴任で帰沖されていた方だと思いますが
スーツ姿の方も目立ちました。
3人掛けの座席を一人で使えたので、
本当は眠たかったのですが、
仕事モードになって
結構充実した時間を送れました。
仕事をしようと思うと
最近は飛行機の中でも
Wi-fiも完備されているので
仕事をしてしまうのがちょっと寂しい気もしますが、
オンとオフをはっきりと使い分ける心がけをしていたら
楽しく過ごせるのかもしれません。
父は特別に沖縄が好きで、
あれだけ忙しかったのに、
年に2度ぐらいは必ず出かけていたと思います。
ある特別な能力をもっている人に、
亡くなる直前に
最後にもう一度沖縄に行きたいと思っていらっしゃるから
無理をしてでも連れて行ってあげたらいいですよ、
とアドバイスをもらったこともあるのですが、
さすがにそれは実現できませんでした。
今回はもしかしたら
父も一緒に来て
沖縄を楽しんだのかもしれないなと感じ始めました。
沖縄に来ると
長い時間にたまった
沖縄の人の悲しみを感じるんだ
と赤塚さんは、
最後の部屋飲みで、
本土から来た人だけになった時に
おっしゃっていました。
父もそんなことを
いつも感じていたのかもしれません。
私は一人だけスーツを着ている飛行機に乗って
寂しさを感じてしまいましたが、
父はもちろん
いつもスーツにネクタイで
完全に仕事モードで沖縄に行っていましたので、
そんな細かいことを気にせずに
自分の役割を話さなければいけないなと思います。
自分の至らなさを感じることができたので
いい出張になったと思っています。