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暴落相場とインフレ


 「世界一わかりやすいお金の先生」で
「ザ・フナイ」に
「株式投資はサルでも」という
エッセイを連載してくださっている
土井広文さんは、
貧乏のどん底に陥ったときに
古今東西のお金に関する本を読み漁って、
そこからお金のプロになったという実践派です。

土井さんの講演を聞いて、
実際に証券会社に口座を作りに行く人が
続出するイメージがあります。
私がいくら、
これからはダブルインカムにすることが大事だから
資産運用をしてくださいね、
と話しても
「フーン」という感じで終わってしまうのは、
リアリティがないからだと思いますが、
底を見てきた人の生の声は
強烈な印象を与えます。


 そんな土井さんと8月に
ゆっくりと話をする機会がありました。
土井さんは長期投資をすすめていて、
そんな中でもいい投資信託を見つけて
そこに預けてしまうことが
一番いい投資方法だという
持論を持たれています。

土井さん自身は
割安で放置されている株式の銘柄を
自分で見つけてくることもされているのですが、
それでも投資の基本スタンスは
資金の大半を長期投資の方針の投信を
毎月少しずつ買い増していくという
方式にしているそうです。

ただ、市場で販売されている投信の9割は
買ってはいけないものだ
ということも教えてくれました。

そんな土井さんが
もっとも信頼している投信のひとつが
「さわかみファンド」だ
ということを話してくれました。


 「さわかみ投信」は1996年に
上篤人先生が設立されたもので、
「さわかみファンド」として
直接販売に乗り出されたのが
1999年のことです。
ちょうど、その頃に
当時の船井総研が
最も上顧客向けに毎月開催していた
勉強会の講師として
登壇していただいたことがあったと記憶しています。

いまでも、その頃と同じ運用方針を
貫いていらっしゃるイメージがありますが、
しっかりと投資先候補の企業を調べ、
生活に密着している割安株を選んで
長期投資をする基本スタンスを話してくださいました。

極端に言うと、
いまのように金融不安になって
金融市場全体がクラッシュしているイメージの時は、
思い切ってすべての金融商品を売却してしまい
現金で保有するという
明確な方針を説明してくれました。

通常の投資信託であれば、
プロに委託したものを
現金で持つのはけしからんということになり、
無理にでも投資先を探してしまうのですが、
明確に長期バリュー投資を指向されているので
方針がぶれないというのが印象的でした。


そんな澤上先生が
「暴落相場とインフレ」
(明日香出版)
という著作を緊急上梓されました。

金融マーケットは40年以上にわたる
過剰流動性にあふれているが、
ついに悪性のコストプッシュ型の
インフレに襲われていて
40年分のつけを払うときが来ている。
いますぐに、
すべての金融商品を売り払って
現金化しておくべきだという主張を
まったくぶれることなく展開しておられます。

とても分かりやすく
誰にでもわかるように書かれているので、
特に、あまり金融に対する知識がない人に
ぜひ読んで欲しいと思いました。


澤上先生がすばらしいのは
小難しい金融用語などを一切使わないで、
明確にわかりやすく
まったくごまかすことなく
自説を説明されることです。
金融に携わる人は、私も含めて
アルファベット3文字の略字や、
本人もあまり意味がわかっていない英語を
そのまま用いて説明しようとするので、
そもそも何を言っているのかが
初めからわからない人がほとんどです。

反省を込めて言い訳すると、
自分もあまりわかっていないことを
間違えないように言おうと思うと、
どうしても日本語にせずに
そのまま英語を使わないと
不安になってしまうからなのですが、
実は自分がわかっていないことを
吐露しているに過ぎないような気もします。

それに比べて、
澤上先生や土井さんは
生活に根差した金融なので
わかりやすいのが特徴で、
金融混乱期のいま
どちらを選べばいいかは
おのずと明らかなのだと思います。

実は、私は
澤上先生とは違う意見を持っています。
今回のインフレに対する相場崩れが
しばらく続きそうだという意見は一緒ですが、
そもそも供給過剰の状態は
基本的には変わっていないので、
やがてインフレは収まって
デフレの状態に戻っていくだろうと思っています。

お金をじゃぶじゃぶに供給しているのだから
お金の価値が下がるインフレになるのは
当たり前だという意見には賛成なのですが、
それ以上に供給力が上がっていくと思っています。

余っているお金は
やがて私たちが自分のことだけではなく、
世のため人のためのことを
考えていくように進化して、
貧困や差別、それに環境などの
社会問題を解決する方向に向かっていき、
そのためには
いくらお金があっても足りないぐらいなので、
まだまだお金の供給を
増やさなければいけないぐらいに考えています。

だから、しばらくは
株式市場や債券市場の調整は続くと思いますし、
為替相場も不安定な状態は続くと思いますが、
来年半ばぐらいには
上昇基調に転じているのではないかと思っています。

もちろん、
「さわかみファンド」に投資されるのは
長期投資という視点では大賛成ですし、
私の机上の空論よりは
土井さんにアドバイスをしていただければと思います。
どちらにしても、
これだけ混迷が深まってきたので、
必要最小限の金融というか
お金のことは
学んでいただければいいなと思っています。



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