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セルフ・マインド・マネジメント


 個人的な話で恐縮ですが、
激動の5月がようやく終わりました。
先週、書かせていただいたように
先月は本当に出張が多く、
それ以外にもやることがたくさんあって、
ちょっとしたミスを連発していました。

私の場合はスケジュール管理に失敗して
ダブルブッキングをしてしまう
ところまで行くと重症なのですが、
幸い今回はそこまでは行きませんでした。
しかし、送らせていただいたメッセンジャーやLINE、
それにメールなどに細かいミスが目立ち、
これもパンパンになっている証拠ですが、
今回はこのレベルには達していました。


 さらに、やることが多くて
睡眠時間が不足気味ですし、
いつも年齢のせいにしてしまいますが、
そんな状態にも関わらず
よく眠れなくなってしまっていました。
お酒をいただく機会が増えていたので
夜はすぐに寝てしまうのですが、
夜中にトイレに起きてから
眠れなくなることが多くなりました。
また、日の出時間が早くなってきているので、
そんなことも朝早く目覚める原因になっていました。
よくあるパターンは
目が覚めてしまったので起き出して
本を読んだり、原稿を書いたり、
講演の準備をするのですが、
出かけなくては行けない時間の直前に
どうしようもなく眠たくなってくるパターンです。


 私の場合は、
出張で移動中も貴重な仕事時間なのですが、
こんな状態になってしまうと
生産性が落ちるのが自分でわかり、
もったいないなあと感じる機会が増えていました。

実は、この原稿は
5月下旬の最後の出張の朝、
鴨川や京都御所が眼下に見える
京都のホテルの部屋で
出発時刻に迫られながら書き始めたのですが、
夜明け前から起き出しので、
かなり余裕を持って仕事を始めたのですが、
1時間ちょっと前に眠たくてなってしまって
仮眠したら1時間近く寝てしまって、
ちょっと慌てています。


 鴨川の向こう側には
清水寺や知恩院、南禅寺や平安神宮、
それに比叡山までが眺められる
京都でも最高の日の出を堪能できる
ホテルに泊めていただいています。
黎明の時間から起き出して
太陽のエネルギーを
いっぱい吸収させていただこうという
思いがあったので早起きしました。

そちらの目的は十分達成して、
本日の仕事の準備も十分にできたので
とても良かったのですが、
この原稿を書く時間だけ
無くなってしまったのが計算違いでした。
こんな状態の私のような方に
ぴったりの処方箋を提供してくれる
書籍に出会いましたので、
今回はそのご紹介をさせていただきたいと思っています。


 濱田恭子著
『キマジメさんの
「いっぱいいっぱい」でしんどい!がラクになる 
セルフ・マインド・マネジメント』
(ビジネス社)です。

いまの私は、かなり面の皮が厚くなって
腹も黒くなっていますが、
これでも若い頃は
生真面目だったのではないかと思っています。

15年近く前に前田知則先生の
「心のデトックス
(現在はリメンバランスという名称が
主に用いられているようです)」という手法で、
本書に紹介されているような
真面目さゆえに
いろいろ起こっていたトラブルを
感情解放することで
楽に生きられるようになりました。


 特に、本書の第2章で書かれている
『考え出すととまらない「ぐるぐるの森」』に
とらわれることが多くて、
それが原因で出社拒否のような状況に
陥ることもありました。

私の若い頃はいまのように
メンタルケアに関する理解がなかった頃なので、
無理なポジティブシンキングの手法を駆使して、
そんな状態を表面上はなんとかして
数日会社を休むぐらいで復帰していましたが、
感情を貯めこみ過ぎて
かなり危険な状態になっていたのだと思います。

それを前田先生の
デトックスの手法に出会うことで
根本的に解決できたのは
本当にラッキーだったと思います。


 濱田先生は
私が陥っていたような
多くのキマジメな人が嵌ってしまっている
感情による思考が
同じところをぐるぐると回ってしまって、
そこから抜け出せなくなることを
「ぐるぐるの森」に
迷い込んでしまうと表現していて、
そこから抜け出す簡単な方法を
本書で示唆してくれています。

実際にワークの手法まで書かれていますので
初期症状ぐらいの方には
本書をじっくり読むだけで
完治が可能ではないかなと思います。

実は、本日は奈良で
濱田先生と「ザ・フナイ」の対談を
させていただく予定になっていて、
仮眠する前は
本書を読んだりしてその準備をしていました。


 本書は、どちらかというと
大企業や中堅の企業で会社勤めをしている方や、
些細な家庭の問題で悩んでいる
キマジメな人が対象の本ですが、
やはりこのホテルのすぐそばで
「スピンズ」という若者向けの
アパレル業を経営している
出路雅明さんの著書
「面白いほど成功するツキの大原則」
(2010年、現代書林)は
マンガという形式で、
どちらかというと
ヤンチャな生き方をしてきた方を対象にした
心理学的なアプローチによる解決方法を
提示しているように思います。


 心理学的な問題解決のアプローチは
万人にとって有効であると思います。
ただ、自分にあったものを
気軽に選択できるいい時代になったので、
いろいろアンテナを伸ばしてみて、
一番フィットするものを
探してみるのも楽しいかもしれません。




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