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虫のしらせ

こんにちは。

だんだんと梅雨のような夏のような気候になってきましたね。
今年はなぜか、我が家で二度もムカデが出ました。

熱海の山に住んでいた頃は、
梅雨時期はしょっちゅうムカデが出ていました。
東京に引っ越してきてから、これで二度とムカデに悩まされないですむと思っていたのですが、
東京でもムカデはでるのですね(苦)。
熱海のムカデに比べると、とても小さいのが、せめてもの救いです。

私は苦手な虫の中でもムカデが一番嫌いなので、
ムカデが家の中にいた場合には、何らかの方法で殺してしまいます。

本当は、他の虫の場合のように、
生け捕りにして窓の外にそっと出してやればいいだけなのですが、
その作業をする間に噛まれたり逃げられたらと思うと、こわいので(安眠できません)、
どうしても殺してしまうのです。

ムカデは神様の使いとも言われていますから、
本当は殺さないほうがだんぜんいいとは思うのですが・・・・。

虫のしらせ という言葉があります。
以前に漫画で読んで知ったことですが、
虫のしらせ とは本当に虫が何かを知らせに来てくれるそうです。


(このマンガで知りました。ジャンルはホラーですが、癒し系でこわくなくて面白いですよ。)


何かその家族にとって、大切な節目のときに、
ご先祖様が虫にのりうつって、大切な節目だと知らせにくるそうです。

ご家族によって、その虫は、蝶々やカブトムシなどメジャーでかっこいい虫だけではなく、
ガだったり、バッタだったり、それぞれ違う虫なのだそうです。

それはたとえば、どなたか親戚が亡くなる際に、
普段は見慣れない季節はずれのその虫がなぜか近くにいる、
といった際に、
「ああもしかしてずっと入院していたおじいちゃんが亡くなったかな」
と家族にはわかるそうです。

それは不幸なしらせだけでなく、
結婚相手と出会ったときなど、おめでたい節目でも、
そのシンボルのような虫があらわれるのだとか。

もしかしてその大切な私にとってのシンボルの虫が、
私の大嫌いなムカデであったなら、
今まですごく申し訳ないことをしているかもしれないなあと思ってしまいます。

そういえば虫のしらせと言えば、
もう12年以上前にある方のインタビューをした際に、虫のしらせ がわかった気がします。

その方は、息子さんを亡くされた経営者の方なのですが、
息子さんのことを思って、何か特別なシンクロがあったようなときに、
必ずコガネムシがあらわれるとおっしゃっていました。

そんなこともあるんだな、と思って、
その方の原稿を作り始めたのですが、
その原稿を作っている間、異様なほどコガネムシを見るようになりました。

季節の問題か、たまたまかな、とそのときは思っていましたが、
原稿を作って、最後のチェックをしていたときに、
ソファーに座ってふと膝に目をやると、膝のすぐ近くのソファーに、
一匹のコガネムシが、とまっていました。

それを見て、これはさすがにたまたまじゃないな、と確信しました。

熱海ならばありえる話ですが、
当時東京に住んでいたし、窓もあけていないのに、
部屋の中にコガネムシがいたことなんて一度もなかったので、
偶然にしては出来過ぎている、と本当にびっくりしました。

なんだか、疑った私に証拠を見せてくれたのか、
「僕のお母さんの原稿をしっかり作ってくださいね」
と、息子さんが伝えにきてくれたような気がして、
息子さんが亡くなった今でもお母さんのことをとても大事に思っていることを感じられて、
その思いの尊さとせつなさに涙が出ました。

それ以来、ちょっとだけ虫が苦手じゃなくなった出来事でした。
(とはいえ、ムカデはいまだ苦手ですが・・・・・)

なぜか冒頭のムカデの話が長引いて、
虫のしらせのお話で終わってしまいました。まあこんな日もたまにはいいですね。


 




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