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日本株の復活(?)


 テレビでニュースを見ていると
3年ぶりに行動制限が出ていないゴールデンウィーク
というフレーズがよく聞こえてきます。
ただ、海外旅行に出かけていく
勇気(?)がある人はまだ少数派で、
安近短
(旅行には出かけるが、
安くて近くて短距離で
移動できるところに行く)派が
多数を占めると、
旅行会社の社長が悲鳴を上げている様子が
放映されていました。

実際に近場の観光地は
かなりの人気になっているようですし、
里帰りなどで
久しぶりに親族とリアルに会ったという方は
たくさんいらっしゃるようですが、
何事にも慎重な日本人は
完全に自粛解除とまでは
なかなかいかないようです。


 欧米やアジアの国などでも
緩和策が取られてきているようですし、
海外へも仕事で必要性のある方は
出かけるようになりました。
私は、慎重というわけではありませんが、
必要性を感じないので
しばらくは国内での活動だけになりそうです。

連休は例年何もせずに
東京にいることが多いのですが、
今年も前半は安近短に出かけましたが
後半は普段とは違う
小説などのジャンルの本を読みながら
のんびり楽しませてもらおうと思っています。


 最近、知った言葉で面白かったのは、
株式会社エヌピュア
鳴海周平社長がおっしゃった
「他人には優しく、自分にはもっと優しく」
というフレーズ。
多分、日本一高いメルマガである
舩井メールクラブの動画配信でおっしゃったものなので、
本当はここで紹介してしまうのは
反則なのかもしれませんが、
ワンフレーズだけなので
許してもらえると思います。

昭和の時代は
「他人には厳しく、自分にはもっと厳しく」が
いいリーダーの条件でしたが、
いまの時代は
優しくした方がうまくいくことは
直感的に理解できます。


 そして、ゴールデンウィークという
非日常の中で、
どうしても他人にも家族にも自分にも
厳しくしてしまっている
自らのあり方がわかってしまい、
愕然としています。
頭では鳴海社長の言うことを理解できるのですが、
実生活で実践できていないことを
痛感してしまいました。
こんなことを実感できるのも、
時間に余裕がある連休中だから
可能なことなのかなと
感謝したいと思っています。

そう言えば、父は連休中には、
大体本の執筆をしていました。
自分に厳しくの典型的な姿ですが、
そんな父がモデルなので
私が変われないのも仕方がないとは思いますが、
気がついてしまったからには
ぜひ変わりたいと思っています。


 変われないと言えば、
世界の金融引き締めについていけなくて
一人で金融緩和政策を維持し続ける
日銀の金融政策。
その影響で、ついに、
1ドル130円台に突入してしまいましたが、
私はもしかしたら
悪いことばかりではないのではと思っています。

確かに、物価は上がっていきますが、
それは日銀が待望していた
インフレが来ているということ。
輸入物価があがって賃金の上昇につながらない
悪いインフレだと言われていますが、
良くても悪くても
インフレはインフレ。
10年の任期の最終盤で
ようやくインフレ傾向が出てきた
黒田総裁としては
よかったと思われているのかもしれません。


 そこに、賃金上昇が加われば
いうことはありません。
もちろん、中小企業の経営者にとっては
原材料の高騰も
賃金を上げることも
逆風であることは間違いありませんが、
それをなんとか乗り切っていくのが
経営者に求められている力量だと思います。

まずは値上げができるように
自社の体質を変えることと、
そしてそれができれば今度は
賃金のアップに挑戦することが
いまの大事な経営力だと思います。

基本的には、
人手不足の状況は大きく変わっていませんので、
やはり値上げと賃上げができない企業に
明日はないと考えていただいて構わないと思います。


 そして、日本企業がそれをクリアしていくと
日本株の上昇が
現実味を帯びてくるのではないかと思います。
最近、アメリカのハイテク株の下落が
目立つようになってきました。
いろいろな材料は言われるのですが、
見ていると
マーケットは下げるための材料を
一生懸命探しているように感じます。

元々、上げていなかったから
ということも言えるのですが、
それに比べると
日本株は比較的
踏ん張っているように思えます。
外国人投資家から見れば、
ドルベースで見ると
同様の下げ方をしているのかもしれませんが、
日本人が日本円で投資している分には
痛手は少ないというのが実情です。


 また、アメリカの国債などの
海外の金融商品も
かなり値段を下げていますが、
為替を考えると
日本人投資家にとっては
それほどの負けではないかもしれませんし、
もしかしたら円ベースで見れば
勝っているのではないでしょ勝って

ものごとには二面性がありますし、
相場の予測はしない方がいいのですが、
もしかしたら日本株の相対的な復活も
あり得るのではないかと
ちょっと楽しみにしています。




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