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錦帯橋の戦い


 先日、久しぶりに
山口県岩国市にある
錦帯橋(きんたいきょう)に行ってきました。
観光することが主目的ではなかったのですが、
広島に行くプライベートの用事ができ、
行きは大阪出張の折に
新幹線で出かけたのですが、
帰りは飛行機のマイレージを使って
帰ってこようと思ったのです。
ただ、帰りのスケジュールが
なかなか確定しなかったので、
予約を取りに行った時には
広島空港からの午後便のマイレージ枠は
すでに満席になってしまっていました。


 飛行機会社としては当然だと思いますが、
最近は飛行機のチケット代が
かなり高くなっている印象です。
コロナ禍の影響をまともに受けている
飛行機会社にとっては正しい戦略ですし、
仕事で使わせてもらうときは
それでも仕方がないのですが、
個人的な支出になりますし
ケチな性格はどうしようもなく
困ってしまいました。

そこで思い出したのは、
広島市内からの距離ならば
山口県の岩国空港の方が
近いかもしれないということに気がつき、
こちらを調べてみると
まだ午後便でも
マイレージの使用が可能だったのです。


 おかげさまで、
岩国空港を生まれて初めて使わせていただきました。
コロナ禍の影響もあるのかもしれませんが、
東京便が1日に数便と
沖縄便が1便だけある
商用空港としては小さな空港ですが、
自衛隊の基地もあるそうですが
米軍基地としての使用が主目的の空港で、
写真や動画を撮ってはいけない
という放送が何度も流されていました。

それほどの緊張感は感じられませんでしたが、
空港近くの中古車販売店の
価格表示がドル表示なっていて、
基地の町であることを感じさせてくれました。


 広島の知り合いが空港まで
車で送ってくださることになり、
考えていたよりも
時間に余裕ができたので、
久しぶりの錦帯橋観光に
出かけることができたというわけです。

その前日は広島県北部にある、
とても神秘的な
神社に連れていってもらいました。
名前を紹介させていただくのは控えておきますが、
4月半ばを過ぎていたにも関わらず
桜がまだきれいに咲いていて、
とても有り難いことだと感謝したばかりです。

思わず、2日間続けての観光になったわけですが、
まだまだ本格的な人出には
ほど遠かったのですが、
さすがのコロナ禍もそろそろ終了で、
久しぶりに観光に出かけたことを
書くのもありかなと感じています。


 気分は自粛ムードだったので
写真は撮っていないのですが、
経済的に成熟してきた
日本のような国にとっては、
観光は大きな産業になるので、
気をつける必要はまだまだあるかもしれませんが、
人出が多くなるのはいいことなのだと思っています。

そして、錦帯橋に行こうと思った大きな理由が
広島の友人が錦帯橋で
武蔵と小次郎の戦いが勃発していることを
教えてくれたからです。
錦帯橋の橋のたもとに
「むさし」と「佐々木屋小次郎商店」という
ふたつのソフトクリーム店があり、
そこが変わり種ソフトクリームで
仁義なき戦いを繰り広げているというのです。


 宮本武蔵と佐々木小次郎が
戦ったと言われている
同じ山口県下関市にある巌流島には
大分前に短時間ですが、
行ったことがあります。
父は宮本武蔵の五輪書が大好きだったようです。
『人生五輪書』(1983年、PHP研究所)
という著書もあるぐらいです。

私はちょっと勉強しようと
思ったことは何度もあるのですが、
どうも興味が持てずにいました。
でも、まさか錦帯橋で
二人の戦いが再現しているとは知りませんでした。
ネットを検索してみると、
両店に資本関係はないようですが、
そのおかげで周辺のお店も
ソフトクリームを販売していて、
錦帯橋への観光客の集客の
大きな要素になっているようです。


 新しいソフトクリームの
種類を開発するのは
「むさし」が先行しているようで、
190種類のバリエーションの中から、
私は納豆ソフトをいただきました。
恐いもの見たさの
おっかなびっくりだったのですが、
別にそれほど酷い味というわけではなく、
普通に美味しくいただけました。
かかっているクリームのようなものが
少し納豆の味がするのと
本当に小粒ではありましたが、
納豆のかけらのようなものも
入っているような気がしましたので、
看板に偽りなく
納豆ソフトでした。
後で、ネットで検索してみると
「佐々木屋小次郎商店」の方は、
味で勝負しているようです。


 競争の時代は終わって
共生の時代に入ったと
父はよく言っていました。
確かに、そんな時代が
間違いなくやってくるのだとは思いますが、
こんな楽しい競争は
まだまだありなのかなと思っています。

最近の私の意見は、
本当のミロクの世が来るのは
40年後ぐらいになるのではないかと思っています。
私は多分死んでいますが、
それだけ時間をかける方が、
大難ではなく小難か、
もしくはというか
できれば無難ぐらいで済ませられないかなと
思うようになったのです。
ただ、実際の戦争ではなく、
ソフトクリームの戦いぐらいで済ませられるような
叡智をぜひ考えたいものだと思います。



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