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副島先生の金融本


 副島隆彦先生の
「コロナ対策経済で大不況に突入する世界」
(祥伝社)
をご贈呈いただき、読ませていただきました。
副島先生は思われたことをストレートに
本に書かれるという技術を持っていらっしゃって、
それが副島本の醍醐味です。
今回は、金融本が売れなくなって、
いまどき書店で金融本が平積みされるのは
副島先生の本ぐらいだと
正直に書かれています。
金融本が売れるのは、
経済の状態が悪く先行きが不安で仕方がない時です。
最近で言えば、アベノミクスが始まる前の
民主党政権下でアメリカにいじめられ、
先がまったく見通せない頃は
金融本がよく売れました。


 人間の心理とはおもしろいもので、
危ないぞ!
と叫んでいるスリリングさが
好きなのかもしれませんが、
恐いもの見たさで
酷い未来が予想される時に
それについて書かれているものを
好んで読む傾向があります。
副島先生は、
リーマンショックが起こることや
トランプ大統領が選出されることを
はっきりと明言して予言した経済評論家です。
私もよくやりますが、
曖昧に語尾を濁して
予想が外れた時に、
後から言い訳ができるような
姑息な手段はとられません。
そして、ずっと
やがて金融崩壊が訪れるということを
明確に予言されています。


 ここ数年は、
金融崩壊が起こるのは2024年だろう
という予言をなされています。
2024年にトランプ大統領が
再びアメリカの大統領になり、
それを絶対に阻止したいバイデン政権は
本当ならとっくに崩壊している金融崩壊を
そこまでは引き延ばすだろう。
それでも、トランプ大統領が
再び大統領になることは阻止できないので、
民衆のヒーローであるトランプ氏は
ディープステート
(世界を実質的に動かしている国際金融勢力)が
仕掛けてくる金融恐慌を
みんなと一緒に戦って
その危機を乗り切っていくというシナリオを
考えていらっしゃるように私には感じられます。


 金融本が売れなくなっているのは、
目先の株式市場が絶好調だからです。
アメリカのダウ平均は
深刻なインフレ懸念が目前に迫っているにも関わらず、
基本的なトレンドは
史上最高値近辺で推移していて、
どちらかというと
まだ上げる方向を見せています。
出遅れが指摘されている日本株ですが、
それでも日経平均は2万9千円台後半で推移していて、
また3万円の壁を年内にも
(もしかしたら月内にも)
突破するトレンドで推移しています。
素直にトレンドだけ見ると、
日本株も来年中にも4万円になって
史上最高値を更新してもおかしくありません。


 副島先生は、今回のご著書で
株価が上がっている大きな原因は、
株式は金融市場において
表面を飾るきれいな商品で、
株式マーケット自体には
大きな問題が内包されていないからだ
という分析をなされています。
それよりも、実はすでに
はるかに大きなマーケットを形成している債券市場に
大きなリスクが蓄積しているのではないか
という問題提起です。
経済をある程度理解している人が、
いま感じている大きなリスクは
中国の巨大不動産会社である恒大集団が
破たんするのではないかという問題です。
実際に、社債の利払いが滞っているという
報道がなされているように、
やはり問題は債券市場にあります。


 そして、もっと大きな問題は、
書名にもあるように
コロナ対策ということで、
世界中で乱発されている各国の国債です。
アメリカでは、
コロナ対策でお金を支給された低所得労働者が
働かなくなったと言われています。
働かなくても生活できるようになったからですが、
さすがに給付金はなくなってきたのですが、
今度は彼らがビットコイン等に投資をして
金融市場の稼ぎで食べていけるようになり、
それ以外にもSNSなどで
小さなお金を稼ぐ術があり
無理して働く必要がないという
風潮が広まっているそうです。


 そんなことで、
コロナ後の経済回復が目覚ましい中で
非正規労働の労働者の確保が難しくなり、
彼らの時給が高騰しています。
それをみた工場などで働いている正規労働者も
自分たちの給料をもっと上げろという
ストを打つようになって、
アメリカ経済は大混乱して
インフレが止まりません。
結局、そんな状態をなんとかできるのは
政府が補助金を出すという方法しかなく、
ただでさえ過熱している金融市場が
ますます高騰するという循環になっているようです。


 しかし、金融市場に
多額の国債が発行されたお金が投入されて
バブルになっているだけなので、
このバブルはいつか崩れます。
きれいにお化粧されている株式市場よりも
本当に危ないのは、
鉄火場になっている債券市場だ
ということを喝破しているのが、
今回の副島本の読みどころです。
国債市場が崩れた時に起こるのは、
ハイパーインフレになる可能性が一番高いと思います。
だから、もしかしたら
預貯金を持っているのが
一番のリスクになる可能性があります。
そうすると、やっぱり
金融の勉強を始めなければいけないのだと思います。


 入り口は、
「ザ・フナイ」に連載していただいている
秋田の土井広文さんの勉強会が
いいかもしれないと思っています。
ぜひ副島先生の本を読んでいただいて、
問題意識を持たれたら
土井さん等のやっている投資勉強会に
アクセスしてみてください。



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