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討論会


 私がはじめて外国人と話をしたのは
高校生の時でした。
高校2年生の夏休みに
大阪市内の予備校の夏期講習に参加した時に、
英語の先生が外国人の方で、
日本語も日本人の先生と変わらずに
話していらっしゃいましたが、
実はその時が外国人との会話初体験です。

私は、なぜか英語が苦手で
中学高校の時は、何とか克服しようと
英語をどうすれば話せるようになるかという
本を何冊か読んでいました。
多分、英語道を創設された
松本道弘先生の本だったと思うのですが、
東京の外国人が滞在するようなホテルのロビーで
積極的に声をかけて
英語の発音を覚えたという箇所を読んで、
そこまでしなければ英語は身につかないのだと、
ビビったことがあります。


 当時、大阪在住だったので
夏休みなどの家族旅行は、
忙しかった父の東京出張に合わせて、
父の東京での定宿だったホテルに泊まるのが
恒例になっていました。
父とは家族で朝ごはんだけ一緒に食べる感じですが、
やはりロビーには外国人の滞在者もたくさんいて、
そんな人に自分から声をかける勇気はなく、
逆にそれができないことが
私の英語や外国人へのコンプレックスに
つながったのかもしれません。
大阪の郊外に住んでいたので、
キリスト教の布教をしている外国人の方を
見かけることはありましたが、
高校2年生の夏休みまでは、
外国人と話をする機会もなかったのです。


 まさに時代の変革期に
生まれ育ったのかもしれませんが、
その後、海外留学や仕事で
アメリカでの生活を経験しましたし、
コロナ禍前までは毎年のように
海外旅行に出かけていました。
特に、赤塚高仁さんに
イスラエルに何度も連れて行ってもらって、
それが外国人コンプレックスを減らす
大きな要因になったと思っています。
世界で一番討論が好きなのは
ユダヤ人だと思いますし、
それでいてフレンドリーで
とても話しやすいのです。


 松本先生に影響されたのは
英語道だけではなく、
ディベート(討論)ということの
大事さを教わったことも
大きな糧になっています。

これも大学時代だったので
書名は失礼ながら忘れてしまったのですが、
英語を学ぶという事は
ディベート技術を身につけることに
繋がるという話しも
なぜか心にずいぶん響きました。
ただ、実際に大学を卒業してから
アメリカに留学することになるのですが、
ある程度英語を話せるようになった後も、
友人や先生からは
「勝仁はシャイだから」といつも言われていて、
なかなか自分の意見を言えなかったし、
ましてや討論に臨むような勇気は持てませんでした。


 松本先生に逆らうわけではありませんが、
私は日本人には討論は向かいないと思っていました。
討論するためには自我の確立がかかせません。
心理学的な意味で、
日本人は自我の確立ができていない人が多く、
もちろん私もできていませんが、
逆にそれが日本人の良さの源泉になっている。
ましてや、これからの新しい時代は
自我を超えた自己が大事になるので、
自我の確立にこだわる必要は
あまりないのではないかと思っていました。

でも少し勉強すると、
自我の確立ができないと
上手く生きられない確率が高くなることが
わかるようになってきました。
そして、当然ですが、
自我が確立できて始めて
自己のレベルに至ることができるのです。


 自民党の総裁選挙が連日大きく報道されています。
4候補者の討論会を見せていただいて、
日本人も私の認識と違い
かなり討論が上手くなったなあという感想を持ちました。
討論というと「朝まで生テレビ」の印象があるのですが、
総裁選挙は
11月に予想される総選挙も踏まえて
行われている側面もあるので、
しっかりとお互いに自己主張をしながらも
相手の意見も尊重するという、
なかなか日本人が苦手だと
私が勝手に思い込んでいた
良いディベートになっていました。


 それで、興味を持ったので、
今回は出馬されなかった元幹事長のものを含めて、
候補の方の著書も読んでみました。
候補者の中では、
アメリカの大学を卒業された
元外務大臣のものが一番論理的だと感じましたし、
タカ派だととらえられている
元総務大臣の本も読み応えがありました。

ただ、私が旧世代だからかもしれませんが、
元政調会長の本が
やはり一番バランスが取れている気がしましたし、
私にとっては安心感が持てました。
さらに最後に出馬表明をされた
もう一人の元総務大臣も、
先週の看取り士の文脈で言うと、
「ゆっくり」という大事なキーワードのことを
思い出させてくれる時代の
先取りをしているものだとも感じさせてもらいました。


 あまり政治には興味がないので、
この手の本を読んだのは久しぶりだったのですが、
実はいまの政治家のレベルは
討論ができて論理的に話ができるという側面から見れば、
かなり高くなってきているようです。
未来を託す、私たちのリーダーを選ぶものなので、
この後の総選挙も含めて
しっかりと見つめていこうと思っています。



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