サイトマップ

特別情報

« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »

集合的無意識


 緊急事態宣言が解除されて、
禁酒令は少し緩和されて
飲食をしながら
お酒を楽しめるようになりました。
社会のルールを守って
生きていくことは大事ですが、
タクシーの運転手さんのお話などを聞くと、
夜の盛り場にも人が戻り始めているようです。

ワクチンの接種は進んできましたが、
ワクチンを打ったからといって、
コロナ禍が完全に収束するわけではなさそうなので、
ウイズコロナの時代を
どのように過ごしていくかの
模索が始まっていくのだと思います。


 個人的には中止した方がいいと思っていますが、
どうもオリンピック、パラリンピックは
開催の方向で進んでいるようです。
ウォール街では
オリンピックの開催を中止すれば
日本の株価が上がるという
見方もされていたようですが、
その失望売りではないでしょうが、
月曜日のマーケットは
一時1,100円以上の下げになり、
翌火曜日にはその大半を取り戻すという
乱高下になりましたが、
FRBのパウエル議長の
議会での証言が好感されて、
その騒ぎも収まりそうです。


 今週は、新幹線を使っての出張があったのですが、
私の乗った車両はかなり空いていました。
去年なら、緊急事態宣言が解除されたら
新幹線や飛行機が
かなり混んでいましたが、
緊急事態宣言の有無に関わらず、
常識的な対応をする会社や人々が
増えてきたということなのかもしれません。

先週、書かせていただいたような
新しいアルゴリズム作りが始まってきていて、
だんだんこなれたものに
なってきているのかもしれません。


 アルゴリズムの話は難しくはありますが、
感覚でいいので
感じてみていただければと思います。
一番参考になったのは、
経済産業省の官僚の西山圭太氏が書かれた
DXの思考法」(文芸春秋)です。

いまの時代は、
正確にものごとを理解しようとするアプローチは
間違っているのかもしれないと感じています。
それよりも、自分なりの我田引水でいいので
アルゴリズムをまず創りあげ、
それを修正しながら
バージョンアップしていく作業が
必要になってきます。


 最初にアルゴリズム作りを要求されるのは
仕事においてです。
日本の場合は、
政府のデジタル化が決定的に遅れていて、
この分野でのアルゴリズム作りが急がれています。

ただ、ワクチン接種のあり方などを見ていると、
自衛隊まで投入して
強引に進めていくという
新しいアルゴリズムの萌芽が
見えつつあるのかなということは
感じられるようになってきました。
他国と同じでなくても
日本独自のアルゴリズムができるのなら、
それはそれでいいのかもしれません。


 行政の次は大企業ということに
なるのかもしれませんが、
意外にもローカル企業で
ニッチな中小企業で
万能なアルゴリズムの導入を図ると
大きな成果があるようです。

脅かすわけではありませんが、
新しいアルゴリズムを導入した異業種によって
自分の仕事が奪われてしまうという
大変化が起こっています。

例えば、サラリーマンは
駅の売店で週刊誌や夕刊紙を購入して
社会の情報を獲得していましたが、
それがネットの情報主体になったので、
駅の売店がドンドンなくなっています。


 小売業で言えば、
商圏がなるべく大きな一等地で
なるべく大きな店を作れば勝てる
というアルゴリズムが、
通販企業によって
マーケットを侵食されつつあります。

コロナの影響が最も大きな飲食業界などは、
新しいアルゴリズムを
作りあげたものの勝ちのような気がします。
一時は、ウーバーイーツが
市場を奪ってしまうかとも感じましたが、
どうも若い人の話を聞いていると
同社のあからさまなやり方に反発する人が多く、
いまのままのアルゴリズムでは
日本に定着させるのは難しいのかもしれません。


 会社の中で、
アルゴリズムを作りあげるときに
有効だと思うのは、
自社の集合的無意識を意識することです。

集合的無意識とはユングの言葉ですが、
いままでの社会では
カリスマがアルゴリズムを作って、
組織の人たちは
それに従っていけばよかったのですが、
いまからは組織全員が作りあげている
集合的無意識を感じながら、
それを社外でも通用できるものに
作りあげていくという手法が
有効になってきているようです。


 いままでの日本の組織では、
ノミュニケーションに代表される手法で
暗黙知を共有することで
集合的無意識の共有を図ってきたのですが、
週刊誌の発売部数が激減しているのと同様、
このやり方では
新しいアルゴリズムはできていかないようです。

DXは企業だけではなく、
産業や社会、それに家族や個人にも
求められています。

にんげんクラブの皆さまには、
まずは新しい家族のアルゴリズムの作り方を
考えていただければと思います。
そのためには、
看取りをどのように考えるかというテーマを
考えてみるのも面白いのかもしれません。

2003年に出版された
僧侶で芥川賞作家でいらっしゃる
玄侑宗久先生の
アミターバ―無量光明」(新潮文庫)
という小説を読ませていただきました。

出版当時、現代の「チベット死者の書」だと
絶賛されたものですが、
20年近く前は
病院で死ぬのが当たり前の時代だったことが分かります。


 7年前の父の看取りも病院で行いましたが、
いろいろ調べてみると
時代は確実に
病院で死ねない時代に突入してきました。
例えば、新しい死のあり方から
新しい家族のあり方のアルゴリズムを考えていただき、
そのためには自分の家族の集合的無意識を
まずは感じてみていただきたいのです。




月別アーカイブ



  • にんげんクラブ入会キャンペーン
  • メルマガ登録(無料)
  • にんげんクラブストア
  • 舩井フォーラム 講演CD・DVD
  • Kan.ワークプログラムDVD
  • 秋山峰男の世界
  • やさしい ホツマツタヱ
  • 舩井幸雄記念館
  • 黎明
  • 船井幸雄.com
  • ザ・フナイ
  • ビジネス共済なら協同組合企業共済会
  • Facebookページはこちら
  • スタッフブログはこちら
グループ会社
  • 舩井幸雄.com
  • 本物研究所
  • エヴァビジョン
  • ほんものや