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皆さんにとって
一番大事なものは何でしょうか。
クレジットカードの
コマーシャルではありませんが、
大事なものほど
お金に換算できない
キャッシュレスなものなのかもしれません。
資本主義が強欲資本主義化して
金融資本主義が極まっている現在、
ほとんどすべてのものは
お金に換算して考えることができます。
例えば、私が子どもの頃の定番の遊びは
兄に連れて行ってもらった
ザリガニ釣りでした。
ちょっと怖くてドキドキしながら、
あんな心からの興奮をしたのは
人生最高の体験ですが、
お金は要りませんでした。
20歳代後半になる二人の息子を
東京で育てた時は、
近くの公園に遊びに行くぐらいは
キャッシュレスでしたが、
親目線かもしれませんが、
ちょっと子どもが喜びそうなことをすると
何でも結構なお金がかかりました。
一番、強烈に印象に残っているのは、
ゴールデンウィークに
絶対に酷い渋滞になることが
分かっているのに、
いつもよりも高いお金がかかる
リゾート地のホテルに向かっている時で、
何でこんなにお金をかけて
わざわざ疲れに行くのだろうと思ったものです。
いまは、そんな無理をして
お金を使わせるシステムが
完成しているのです。
私のお金の師である
故・竹田和平さんは
小学6年生の時に、
1年だけ疎開を経験されています。
和平さんの疎開体験は辛いものではなく、
大好きなおばあさんの下で
とても大事にされたという
和平さんの心の豊かさを作った
基礎となった体験だったようですが、
北陸地方の山間地帯にあったその村では、
村人が村の中で
ほとんどお金を使っているのを
見たことがなかったそうです。
それでいて、
「ありがたい」、
「おかげさま」、
「もったいない」
という3つの言葉を
繰り返し使っていたそうです。
後年の和平さんは、
それを神仏に対する感謝、
村人に対する互いの感謝、
そして物に対する感謝の
言葉だったことに気が付き、
あの貧しい寒村に
パラダイスが存在していたことが
分かったそうです。
そして、その体験で
お金が実は何にでも変化できる
という意味で幻想であり、
お金を大事にして
仲良く使う方がいいに決まっていますが、
お金にとらわれ過ぎてはいけないことを
肝に銘じることができた
と教えてくれました。
和平さんは志を立てて、
情熱を持って事に当たれば、
成功するのは簡単だ
と教えてくれました。
しかし、その成功の状態を
ずっと続けていくためには、
天の意思をしっかり受け止める
力が必要なことを理解できないと
すぐに酷い失敗が
次にやって来ることを
多くの人に知ってほしい
と教えてくれていたのです。
天意と書いて
「あい」と読むのが和平流で、
まさしく一番大事なものは
76年前の戦中の寒村から
キャッシュレスだったのです。
日本では、水と安全は
諸外国と違って
無料(タダ)である、
ということを喝破したのが
歴史的な名著である
イザヤ・ベンダサン著
「日本人とユダヤ人」
(角川文庫ソフィア)です。
残念ながら現代の日本では、
水はお金を出して買うようになりましたが、
そういう意味では
資本主義的には
成功に近づいていることになるのかもしれません。
でも、いろいろ国の運営に対して
文句を言う人が多いですが、
いまでもほとんど費用をかけずに、
これほど安全に暮らせる
環境が整っていることには
感謝をしなければ罰が当たるのだと感じます。
ただ、水よりも大事なものは
実は空気で、
これは日本人に限らず
世界中の人々が
空気に対してお金を払うことは
ほとんど体験したことがないのだと思います。
日本の安全は
誰が守ってくれているのか
ということを考えた時に、
日本の対極にあって
自分の生命すら
簡単に無くしてしまう環境にまで追い込まれて、
何百万人もの同胞を虐殺されることによって
2千年の歴史を経て
民族国家を再建した
唯一の民族である
ユダヤ人とイスラエルのことを
学ぶのが大事だ
ということを教えてくれたのが、
盟友の赤塚高仁さんです。
民族の神話を失った国、
自分の国のことを愛せなくなった民族は
例外なく滅んできたというのが、
世界の常識です。
戦後アメリカの占領政策で見事に、
神話と国を愛することを
奪われてしまった日本は
いま もしかしたら
世界で一番危うい国なのかもしれません。
世界で一番長い歴史を持っている日本が
こんなに安全であるには理由があり、
そのことに対する感謝の気持ちを思い出すことは
絶対に必要な事ではないでしょうか。
そして、それを理解するためには、
イスラエルやユダヤのことを
理解することが早道なのです。
なぜなら、
魚には生きていく上で
一番大事な水のことは見えません。
日本のことだけを考えている日本人には、
日本を守ってくれている大事なものが
見えていないのですが、
対極にあるユダヤ民族と
その民族国家イスラエルを見ると
それが見えてくるのです。
赤塚さんが渾身の力を込めて開催される
ヤマトユダヤ友好協会の設立総会に
ご参加いただくと、
あまりにも当たり前になっていて
日本人に見えていない、
日本にとって一番大事なものを
はっきりと感じていただくことができます。
極端に言うと、
この設立総会に参加していただくと
初めて本当の日本人になるための
方法論が理解できるようになるぐらい
大事なものだと思っています。
締め切りが迫っていて恐縮ですが、
このフォームから
ぜひお申し込みをいただければと存じます。