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霊主体従


 いよいよ2021年、令和3年が始まりました。
というと、少し違和感がありますが、
西洋占星術の考え方では
春分から1年が始まるので、
本格的な変化の年である2021年は
先週の土曜日から始まったという
考え方もあるようです。

春分は昼と夜の長さが同じになる日なので、
これから秋分の日までの半年間は
昼の方が長いことになります。
桜も咲き始めましたので、
本格的にいい季節が始まります。


 ただ、新型コロナウイルスに関しては
油断しない方がいいような気がします。
いろいろな背景やご意見は
とりあえず置いておかせていただいて、
簡単に言うと
マスクをつけないで行動できるのは
どうも来年の夏ごろまで
伸びるのではないかと感じています。

いまのところ
東京オリンピック・パラリンピックは
無観客でも開催されると思います。
ただ、問題は
来年2月に開催が予定されている
北京冬季オリンピックの方だ
という意見もあるようです。
コロナの発生地である中国で
しかも感染拡大が懸念される冬で、
かつ米中対立もあり
アメリカとその同盟国が
ボイコットするのではという観測です。


 先日、ある大先輩と昼食を食べていて、
中国が台湾に対して
軍事行動を起こす可能性の
可否についての話し合いになりました。
先輩はこの現代に
さすがの中国でも軍事行動を起こすことは
あり得ないのではないかというご意見でしたが、
私は実は十分あると思っています。
もちろん、そんなことにならないように
日本も一生懸命に事態を考えて
行動していかなければならないと思っていますが、
中国共産党の立場から考えると
このまま台湾の独立について
アメリカや日本がそれを支援していくことを
座視することはあり得ないと思います。


 また、アメリカの立場で考えても、
トランプ前大統領が反中姿勢を明らかにして、
それが世論の強い支持を
受けていることを考えると、
いままでのような曖昧な態度は
許されなくなってきます。

そのタイミングで
北京オリンピックが予定されているのも、
なぜか戦争を起こしたい人の
意図通りのような気がしてしまいますが、
そんなことにならないように、
一生懸命に考えていかなければ
いけないのだと思います。

本音で言うと、アメリカも中国も
戦争なんてしたくありません。
でも、その方向に持っていきたい人たちも
いるのではないかと考えてみるのも
必要なことなのかもしれないのです。


 大正から昭和初期にかけての
精神世界の巨人に
出口王仁三郎聖師がいます。
父が傾倒していた日月神示も
流れから言えば
王仁三郎聖師の考え方から発しています。
日月神示はいまがまさに
世の中が根本的に建て替え立て直しを行う
タイミングであるということを
教えてくれているのではと
解釈することもできると思います。

そして、私の意見は
立て替えがいまの所
コロナ禍程度で済んでいてよかったなと感じています。
もちろん、新型コロナウイルスで
お亡くなりになった方や感染した方に対しては
申しわけない言い方になってしまいますが、
本来考えられていたのは
もっと悲惨な事態が起こることだと
思えていたからです。


 メキキの会を主催されている出口光さんは
王仁三郎聖師の玄孫になられます。
10年ぐらい前に
精神世界のことについての基礎を
いろいろ教えていただいて、
私はいまでも
あまり出席はしなくなりましたが
メキキの会の会員です。
光さんに教えてもらったことで、
一番心に残っているのは、
霊主体従という言葉についてです。

霊は目に見えないものを総称して、
体は目に見えるものを総称している
と考えればいいそうですが、
目に見えない世界が先にあって、
それに従って
目に見える世界が存在している
という考え方です。


 米中の対立が
これからどのような方向に進んでいくかという
目に見える現象には、
その背後に
世界中の人がそれについてどう意識するか
という目に見えない力が働いているのです。

まず、最初に人々の意識、
ユングは集合意識と呼びましたが、
それが形成されて
実際の事態はその方向に向かって動いていきます。
北京オリンピックへの参加の有無によって、
世論が憎悪を膨らませていけば、
対立が深まって行き、
その集合意識が軍事行動ですら
引き起こすことになっていくのです。


 光さんが教えてくださった
もう一つ大事なことは、
必ず霊が先で体が後からついてくるのだが、
霊と体の割合は50対50だということです。

意識の世界も大事なのですが、
それと同じ割合で
現実的な目に見える世界も大事だと
王仁三郎聖師はおっしゃっていたのです。
スピリチュアリティだけにこだわって、
トランプ前大統領が
世の中をよくしてくれるに違いない
と考えるのは悪い事ではありませんが、
同じぐらい大事なのは、
ではあなたは何をするのですか、
という事なのです。


 父が最晩年に、
「もう、スピリチュアルのような
つまらない事は、いい加減にしよう」
と言ったのは、
自分が何もしないくせに
誰かに頼って
それだけで理想の世の中を作ろうというのは
間違っている、
ということが言いたかったのだと思います。

やっぱり大事なのは、
自分で考えて自分で行動し、
自分でそれに対して責任を取る
心構えだと思います。

春分が過ぎて新しい年が始まった
このタイミングで
一人ひとりがしっかり考えていくことが
大事なのだと思います。




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