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僕が地球にやっ て来たワケ 第30回

最近思うこと

あけましておめでとうございます。
昨年も大変お世話になりました。
私なりに今年の抱負を考えていました。
抱負というより、ミッションになりますが
「このカオスのような時代に、
にんげんクラブの会員様が、
より心安らかに泰然として、
ご自身の歩みを力強く進める知見や情報を提供する」
ことを一番にしたいと思います。

スマホを数分間触っていただけで、
情報の洪水が自分の脳と心に溢れこんで来ます。
そこには、足元を照らしてくれたり、
日常の意を強くしてくれるものもありますが、
必ず迷ったり不安にさせられるワードが、
紛れ込んでくるのが問題です。

不安や恐怖の情報は、感情を不安定にさせ、
足元をブレさせます。
自分自身であえて、その渦に飛び込んでいって
情報分別のトレーニングをすることも
1つの選択ではありますが、
その鍛錬が、キャパオーバーで心を蝕み、
疲弊に終わってしまっては、元も子もありません。
本当に難しい時代です。

私自身も模索しながらではありますが、
超プロの先生との学びも積み重ねながら、
にんげんクラブの会員様には、
ニューノーマルの時代を果敢に進んでいく方法を、
しっかりとお伝えしていきたいと思います。

まだ、講座の会場に出掛けられないというような方も
多いでしょうが、事務局も工夫をして
皆様にいいコンテンツを提供できるように
努力していく所存です。
今年もどうぞ変わらずお付き合いをお願いいたします。

「地の時代」から「 風の時代 」に

2020年12月21日は冬至でした。
この節目は大きな流れの転換を示しました。
約250年ぶりに「地の時代」から
「 風の時代 」に移りました。
12月に木星が水瓶座に移動することで幕開けする
「風の時代」は魂を磨き、精神性の拡散や、
叡智の啓蒙をしていくミッションとなります。

「地の時代」は物質的豊かさを示していましたから、
まさに有意の人の台頭が予想されます。
また、羽賀ヒカルさんの
「節分までをどうするかで2021年が決まる」
という運勢についてのアドバイスも大切にしたいところです。
羽賀さん曰く、自分の属している共同体が
この2月の立春を境に入れ替わっていくというのです。
共同体の入れ替わりを、どのような解釈で見るかはそれぞれですが、
「地の時代」から「風の時代」へのシフトとも
何かシンクロしているような気がします。

シンクロニシティを見つめて

シンクロといえば、「シンクロニシティ」です。
精神世界のジャンルに詳しくない方々にも
浸透しているキーワードですね。
「共時性」と訳され、ある心の状態、意味が一致する物的事象が
同時的にいくつも起きるという解釈です。
小さい偶然の一致は日常の至る所に発見できますが、
そもそも、目のつけどころによっては、
それに気づいていない場合が大半だと思われます。

シンクロを表す出来事に出合ったとき、
事柄の意味と一致する心に気づかなければ、
当事者にとって、その時点では
単なる偶然の出来事にすぎません。
一見、それらは異なるものにも見えますが、
本来はすべて共時性現象(偶然の一致)だと考えられます。

無意識的・本質的な思いが現実になったと仮定すると、
シンクロニシティの正体は自然と、心の内の現象と、
外的・物的事象が象徴する意味は、
潜在的に一致していると考えられます。
有意の人たちの間では、シンクロは当たり前なので、
今更驚くべきことでもないのです。
しかし、迷いがちな時世だからこそ、
自身の部分が教えてくれるシンクロニシティは改めて
大事なメッセージとして受け取ろうと思います。

龍神様に守られて

そんなシンクロニシティを通して、
今年、私が深く研究していきたいのは
「空海(弘法大師)」と「聖徳太子」です。

京都に神泉苑という素晴らしいパワースポットがあります。
こちらは二条城に近い史跡で
京都で最も好きな場所のひとつです。
余談ですが、チロルという喫茶店がすぐ近所にあり、
ここのカレーはマニアック日本一と個人的に思っているので、
皆さんにも来京の節には、ぜひ食べていただきたいです。
神泉苑、桜の名所では京都好きの人には有名ですが、
知る人ぞ知る京都で最も意味のある空海に
ゆかりのある場所です。

先日空海さんのパワーを感じたくなって、
久しぶりに訪れさせていただきました。
空海といえば、まず高野山や四国の八十八か所
お遍路を連想しがちですが、
天長元年(824年)に西寺の「守敏」と
東寺の「空海」が祈雨の法を競い、
空海が勝ったことから以後
東寺の管轄となったとされます。

この場所は京都の東寺と同じ真言宗であり、
ご本尊は聖観音、 不動明王、
そして弘法大師「空海」となっています。

神泉苑の入り口が面する御池通りは、
京都のメインの大きな通りの1つですが、
神泉苑の前の道に着目してほしいと、
精神世界に詳しい友人に言われました。
御池通りの広い道からなぜか神泉苑の近くにくると、
片側1車線の狭い道になっているのです。
後で教わったのですが、
神泉苑の裏口はまっすぐ二条城に通じていて、
こちらにメインストリート感があります。
まるで神泉苑の存在を隠しているように感じます。

京都という町は、いまでも空海が龍神のパワーで
守っているようですが、
その龍神は神泉苑に隠れて封じられているように感じます。

封じられたパワー

神泉苑に行った後、路面電車の京福電鉄嵐山本線(嵐電)に乗り、
広隆寺にも行きました。
聖徳太子が建てた7つの寺院『太子建立七大寺』の
ひとつに数えられています。
広隆寺は真言宗で、
京都に都が遷される前に創建されたと言われています。
日本の歴史書『日本書紀』にも記述があることから、
「京都最古の寺」だと言われています。

私はこちらの弥勒菩薩が大変好きなのですが、
今回空海のことが頭にあってなぜか太秦一帯が、
元気がないように思えるのです。
理由は、空海が聖徳太子に対して怒りを持ち、
そのパワーを封じ込めているからだという
面白い説を知りました

なぜ空海が聖徳太子に怒りを持っているのかは、
ぜひ小椋一葉さんの『空海はどこから来たのか
(河出書房新社)を読んでいただきたいと思います。
骨太な歴史書ではありますが、
日本の覇王についての面白い見解がたくさん読めます。


これは個人的な意見ですが、
私は大阪で生まれて高校生まで育った大阪人です。
常々大阪人は京都に対して
コンプレックスを持っているように感じます。
大阪は四天王寺さんを中心に
霊的には聖徳太子に守られているように感じます。
それが空海によってパワーを封じられているなら、
逆に神泉苑に隠されながらパワーを保っている京都に対して
引け目を感じるのは、納得できるように感じます。

心預ける時間

神泉苑のお話に戻りますが、
ちょうど静御前に扮した舞姫が、
白拍子を舞っている時間に伺うことができました。
後で調べましたら、寿永元年(1182年)に大日照りとなり
賀茂川や桂川の水も絶え、神泉苑に100人の高僧が集められ、
99人が雨乞いの舞を舞ったが効果がなく、
ラスト1人、静御前が舞ったところ、
龍神様へ願いが通じてその後、雨が降ったという
貴重な舞いに立ち会うことができ、
ここでも龍神様のパワーが立ち上がっていることを感じた
貴重な経験でした。

これも個人的な見解ですが、
空海のパワーはその後、
平清盛や源義経に受け継がれていったように思います。
静御前が雨を降らすことができたのも
そのパワーの影響があるのかと思います。

立原正秋さんの『春の鐘』という小説は
奈良の神社仏閣を舞台にしたロマンティックな作品ですが、
わりなき関係の男女が、さまざまな出来事に直面したときに
「秋篠寺の伎芸天様に、心預けてくる」
という表現が出てきます。

願いを叶えてもらう。ではなく、
「心預けてくる」という神仏との距離感は
何かホッとさせられるものがあります。
今年もそのような距離感を大事に、
大事な場所と向き合い、
感謝していきたいと思います。




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