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大統領選挙の行方


 私だけかもしれませんが、最近あまりコロナが怖いということが
話題にならなくなったと感じています。
東京の感染者数は相変わらず3ケタで推移していますが、
それで大騒ぎしていたのがウソのように、
まあそんなものですんでいれば問題ないのではないかと
感じてしまっています。
そして、テレビの報道もそれほど切迫感は
なくなってきたように感じるので、
いまの現状ではひと山越えたと思っていいのかもしれません。

 夏に一度若者を中心に感染者数が増え始めた時は、
このままいくと東京の感染者数は
4ケタになっていくのではないかという見方もありました。
緊急事態宣言を出してステイホームを半ば強制して、
人と人の接触を8割減らすことを目標にして
感染者数を抑え込んだのですが、
それを緩めたことにより接触機会が増えていくわけですから、
当然のように感染者数は増えていきます。
だから、4ケタまでいくのではないかと言われていたのですが、
幸いにそんなことにはなりませんでした。

 いま心配されているのは、秋冬の通常の風邪や
インフルエンザが流行する季節になってきて、
また感染者数が急激に増加していくことです。
私は希望的観測ですが、
今度もある程度の許容範囲で
抑え込めるのではないかと思います。
でも、そのためには手洗いうがいをきちんとして、
三密を避ける努力を続けることが大事になると思います。
新型コロナウイルス自体がフェイクで
通常の風邪と同じでまったく心配する必要がない
という意見もありますが、
最低限のマナーとして外出するときは気をつけようと
個人的には思っています。

 トランプ大統領が典型的ですが、
コロナは恐れるに足らずという考えで
マスクもつけずに行動して、
それで感染したり、感染を広めたりしたら
世間に申しわけないと思います。
社会(例えば、日本社会というと
日本人全員が所属している公のもの)ではなくて
世間(自分たちだけが所属している狭いコミュニティ、
ママ友であったり会社の同僚であったりして
声の大きい人の意見に引っ張られやすい)の
同調圧力に流されてしまうのが日本人の悪い癖だ
という意見もありますが、
いまのところこの同調圧力のおかげで
感染がひろまっていない面もあると思います。
もちろん、自粛警察などの行き過ぎは止めた方がいいですが、
バランスのある行動を心掛けたいと思います。


 トランプ大統領の新型コロナウイルスの感染が明らかになって、
大統領選挙の風が変わったように感じます。
ザ・フナイ新・舩井メールクラブの先生方の意見では
トランプ大統領の当選を予想するものが多いのですが、
普通のマスコミではバイデン候補の勝利は間違いなく、
どれぐらい圧勝で勝つか、
または上下院共に民主党が過半数を制して
ねじれがおきないかどうかを焦点に
報道がなされるようになりました。


 4年前に私が見事に予想を外した時と
同じ現象が起こっていると見れば、
まだトランプ大統領が勝つ可能性がありそうですが、
やはりここで感染したのは痛かったと思います。
もちろん新型コロナウイルスには
誰でも感染するリスクがありますので、
感染したことそれ自体は問題ではなく、
トランプ大統領の言動を見ていると
感染対策をきちんとしていたとは
とても思えないことが問題だと思います。
それでも感染しなければ
彼が言っていることに説得力が出てきますが、
感染してしまえば
間違っていることを証明してしまったように
受け取られてしまいます。

 ぜひ、いま発売中のザ・フナイの11月号の
副島隆彦先生との対談記事を読んでいただきたいのですが、
マスコミが言うように
もしトランプ大統領が負けるようなことがあれば、
世の中はますます暗い方に進む可能性があります。
世間的な見方でいっても、金融マーケットの関係者にしても
本音ではトランプ大統領というよりも
共和党の大統領に勝ってほしいと思っています。
なぜなら、民主党は
増税をして福祉政策に力を入れるのが党是なので、
長い目で見るとどうしてもそちらに動いていきます。
そうすると金融マーケットにとってはマイナスになります。

 また、日本の外交を考えても自民党は右派政党なので、
民主党よりは共和党に強い人脈を築いています。
アメリカは、ロビー活動という
政治家に政策を自分に有利にしてもらう活動が
認められている国なので、
日本は共和党側のロビーに食い込んでいることを考えると
民主党政権は歓迎できないのがマクロな捉え方です。
また、トランプ大統領は
日本の自立を促してくれているありがたい大統領です。
新しいリーダーは
日本に対してより厳しい要求を打ち出してくることも
十分考えられるのです。


 アメリカの大統領選挙の行方に対して
私たちができることはほとんどありません。
でも、もしかしたらトランプ政権の4年間は
日本や相場にとってはとても恵まれた4年間で、
これから事態はもっと厳しくなる可能性があることを
ここで自覚しておくことは大切なことだと思います。
もちろん、どちらが勝つかはいまのところ分かりません。
だから、備えあれば憂いなしの精神が大事なのだと思います。




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