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厭離穢土 欣求浄土


 トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染されたという
ニュースには衝撃を受けました。
日本であれば天皇陛下や総理大臣が感染することがないように、
最大限の予防措置が取られていると思いますが、
トランプ大統領のキャラクターやマスコミでは
苦戦が伝えられる選挙戦を巻き返すためには、
そんなことを言っている場合ではなかったのかもしれません。
本当に何が起こるか分からない時代、
気を引き締めて暮らしていかなければいけません。


 ただ、特に日本や東アジアの場合、
感染がいまのところあまり恐れるほどは
広がっていないことが救いなのかもしれません。
いろいろな要因が考えられるようですが、
正直決め手になることはよく分かりません。
奇跡に感謝しながら、
他人さまに迷惑をかけないことを心掛けながらも
自分の直観力を信じて前向きに暮らしていきたいと思っています。
長い歴史の中で見れば感染症に悩まされてきたのが
人類の歴史であるという見方もできるので、
何らかの形で私たちはこの危機を克服していくのだと思います。


 日本人の特殊性を考えると、
世界標準になっている一神教
(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)とは違う
神道という宗教観を持っているという事が
大きく影響している気がします。
学問所や戸籍管理という側面で
仏教もうまく活用してきましたが、
日本人の宗教観の原点は
天皇陛下を大祭司とする神道に代表されるのではないかと
個人的には思っています。
もしかしたら穢れを避け、禊ぎ払いをする宗教観が
コロナ対策に効果を発揮しているのかもしれません。


 ちょっと話題になっている古市憲寿.著
絶対に挫折しない日本史」(新潮新書)を読んでみました。
歴史は造詣の深い方が多く、
うかつに自分の意見を述べるのは勇気がいるのですが、
世間に波紋を投げかけるのが得意な古市氏らしい分析を
楽しく読ませていただきました。
天皇を中心にまとまって、それから離れていき、
再びまとまったという日本史観は参考になるなと思ったので、
紹介させていただきます。



 
(引用開始)

本書では「古代」(まとまる)「中世」(崩れる)
「近代」(再びまとまる)という長期スパンでの時代区分を用いると、
日本史が理解しやすくなると説いてきた。
無理やり要約する と、以下のようになるだろうか。

約4万年前に日本列島に訪れた人類は、長い間、
おおむね平和な生活を送っていた。
しかし約3000年前(紀元前10世紀頃)から
コミュニティが発達し、戦争も増えていく。
そのような元祖「戦国時代」を経て、
3世紀頃は列島を緩やかに支配する王権が生まれていた。
7世紀、彼らは最高権力者を「天皇」と称し、
国号を「日本」と定める。
この列島が一つにまとまろうとした時代を「古代」と呼ぶ。
だが「古代」は理想が高すぎた。
12世紀頃から「天皇」「上皇」「貴族」「武士」「寺社」など
複数の権力が併存する「中世」へと時代は移っていく。
中央の力が弱まったこともあり、地方が発達した時期でもある。
16世紀の戦国時代を経て、
17世紀から再びこの国は緩やかにまとまっていく。
そし19世紀後半から西洋から導入した思想や技術を用いて、
本格的に国家が一つにまとまる。
一般に「近代」と呼ばれる時代だ。
大きな戦争には負け、数え切れない犠牲者を出した。
しかし列島史上、例を見ない経済成長を遂げ、
豊かな人が増えた時代でもある。

(引用終了)


 個人的にはとても分かりやすい歴史観だと思っています。
ベストセラーになっている竹田恒泰先生の
天皇の国史」(PHP研究所)と合わせて
読んでいただければと思いますが、
私は竹田先生の大著には手を付けられずにいますので、
時間を作ってじっくりと挑戦してみたいと思います。


 先日、愛知県岡崎市にある自然科学研究機構を
訪問する機会に恵まれました。
同機構の中にある生理学研究所で行われている
fMRI(機能的磁気共鳴画像装置)を使った実験に
立ち会わせていただいたのですが、
通常なら医療分野で使われるfMRIが
AI(人工知能)技術と一緒になって、
人が芸術に関してどのように脳を使っているかについての
研究をされています。
そこに、理系文系を問わず他分野の科学者が
集まっているところに参加させていただき、
みなさんの議論を楽しく拝聴させていただきました。

 正直、さっぱり分からないぐらいの高度な内容でしたが、
異分野の科学者がこれだけ本気になって情報交換している姿が
将来のノーベル賞科学者を生む土壌を育成するのだろうなあ
ということは感じられました。

 岡崎は徳川家康生誕の地でもあり、
いただいたガイドブックによると、
古代には物部氏が開いた土地でもあるという事です。
古代や近代で国がまとまる時代に
重要な役割を果たした人物に関わる土地に、
自然科学分野の日本を代表する研究所があることも
偶然ではない神さまの意志があるのかなと感じました。

そして、家康が旗印に使った厭離穢土 欣求浄土
(おんりえど ごんぐじょうど:
穢れた世を離れ、この世の浄土を求めよう)という
精神について改めて考えるいい機会になりました。
もしかしたら、これがコロナ禍克服の大切な考え方に
つながっていくのではないかとも感じたので、
少し論考を深めていきたいと思います。



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