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こんにちは。
先日は、Kan.さんのワークプログラム「生命」がパシフィコ横浜で開催されました。
本当に充実した一日で、Kan.さんと、その日にお集まりいただいた方々、
そして準備をしてくれたスタッフの方々に、心から感謝しております。
私は以前はKan.さんのワークやリトリートなどによく参加していましたが、
子育てをするようになってからは、なかなか参加する暇がなく、
にんげんクラブで開催されるワークは、年に一度か二度、
唯一参加のできる、とても楽しみなイベントです。
ワークの内容は、言葉にするのは難しいので詳細を書くのは控えますが、
私にとってはとても必要な内容でした。
ということで、ワーク以外での個人的な気づきというか、
日常の小さな変化を書きます。
最近は夜に暑すぎるからか、クーラーをつけても上手に寝れず、
少し寝ては目が覚めての睡眠不足が何週間も続いていました。
ワークの前日は、いよいよ明日だと思うと緊張してなかなか寝付けず、
明け方に少し眠っただけ、というような睡眠不足状態でした。
ワークが終わって帰宅したら、今まで感じたことのないほどの眠たさがあって、
たけちゃんとご飯を食べてお風呂に入った後、
半ば倒れるかのように、布団に入って眠りにつきました。
一日私の留守に夫と留守番をがんばってきたたけちゃんは、
私ともっと遊んで欲しくて、一時間以上はふとんでずっとお母さん起きてとゴネていましたが、
その相手も出来ないくらい、眠いのです。
気付いたらすでに朝、とてもたくさん寝たーという充実感とともに目覚めました。
後に夫の話によると、
びっくりするぐらいのイビキをかいて寝ていたよ。とのことでした。
今までバランスの悪かった何かが、リセットされたような、不思議な感覚でした。
それから、その日はいつもより少し早く目覚めたので、
たけちゃんや夫が起きる前に、
一人でお気に入りのティーカップに紅茶を入れて飲みました。
一時間くらいぼーっとしながら紅茶を飲んだでしょうか。
紅茶をゆっくりと味わっていると、
そういえば私は、朝に紅茶を飲むのがとても好きで、
カップにも茶葉にも以前はこだわってゆっくりと飲んでいたのですが、
ここ2、3年くらいは、ティーパックの安価な紅茶を、
適当なマグカップに入れて機械的に飲む、ということしかしていなかったことに気付きました。
他人様からすると、どうでもいい気づきのように思うかもしれませんが、
私にとっては実際に涙が出るような、びっくりするような気づきでした。
育児は最高に幸せで充実している期間だけれど、
二年もの長い間、好きだった紅茶を飲むこともできないくらい、
ずっと心に余裕がなかったのかもしれないな、
たぶん紅茶だけじゃなくて、一事が万事そうなっていたのだろう、
と思ったのでした。
別に紅茶を、お気に入りのカップにいれて、ゆっくりと飲むことは、
やろうと思えば10分もあればできることです。
それをやる余裕がない、というのは、寂しいことです。
別に育児だけのせいにするのではなくて、
個人的な怠け心によって、何かスマホの画面とか、テレビとか、
そういった受け身の情報に頭が乗っ取られていたようにも思います。
そしていつもなんとなく、不安になるような情報ばかりを自分に取り入れて、
死なないために、生きていたように思うのです。
講演の中でKan.さんは、死なないために生きるのではなく、
生命を燃やすために生きる
というようなことを教えてくださったと思います。
これからはもっと人生を楽しんで、生命を輝かせ、燃やしていきたいなあ、
と思いました。
Kan.さん、素敵なワークプログラムを本当にありがとうございます。