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バブル後最高値


 あまり、にんげんクラブの方の興味がある話題ではないかもしれま
せんが、ここのところ日本の株式市場が好調です。

 日本人は地道にコツコツと仕事をすることを好むので、株をやって
いるというだけで困った人だというレッテルを貼られてしまうという
話をよく聞きます。そして、投資という概念をまったく知らない人も
多くいて、株や投資信託を勧められても、まず何をしていいのかが
よく分からないという人が多いようです。

 また、昔は株式などの投資が好きだったけれど、バブルの崩壊の
時にさんざん痛い目にあったので、もう株はコリゴリだという方も
多いようです。父も存命中は、「株式市場が元に戻ることは二度と
ない」「(当時、銀行等が販売するようになっていた)投資信託の
大半は金融機関が儲かるもので、そんなものを個人が買っても食い
ものにされるだけだ」と話していました。

 これも10年近く前のエピソードですが、ある銀行に会社の取引で
とてもお世話になったので、私にとっては結構多額の定期貯金を
しようと銀行の支店に出かけていったことがあります。一昔前なら、
とても喜んでくれることだったのですが、その時の支店長さんは
明らかに迷惑そうな感触でした。そして、定期預金ではなく投資
信託を買ってくれないかという話をされたのです。

 当時は父が一番投資信託の批判をしていた頃でした。その頃は
「ノックアウト」という条項がついた投信が流行っていました。
例えば、為替の水準がその時の感覚ならとても考えられないような
円高に一度でもなると、投資家が大きな損失を抱えてしまうように
設計された商品です。背景にデリバティブ(金融派生商品)が
かませてあるだけの合法的なものですが、リスクを知らされない
ままに、投資をして失敗した投資家が多数出ていたのです。

 そんな実態を朝倉慶先生から教えてもらっていた父は、それらを
販売している金融機関側でさえそのリスクを正確に知らないまま、
リターンが大きいからといって十分な説明もせずに販売している
金融機関に対して警鐘を鳴らしていました。私は支店長に苦笑いし
ながら、「実はいま、うちのセミナーで一番力を入れてお伝えして
いるのが、投信だけは買ってはいけないということなんですよ」と
いう話をすると、キョトンとした顔をされたことが忘れられません。

 実際に、例えば、多くの私立大学がこの商品に手を出して大きな
損失を出したことが話題になりました。ある大学の教授をまったく
別件で訪ねた時に、その影響で研究費が削られて困っているという
話を聞いて、こんなところにも影響が出ているのかとびっくりしま
した。ある経営者の友人から、ノックアウト型の投信を買おうと
思っているという話を聞いたことがあり、絶対に止めた方がいいと
アドバイスしたら、その半年後ぐらいにノックアウト条項に
引っ掛かるぐらいの円高になったことがあります。その時は本当に
感謝されて、高級フレンチをおごってもらったりもしました(笑)。

 でもここにきて、状況はかなり変わってきたように感じています。
支店長が迷惑がったように、いまの日本等の先進国はカネ余り現象が
顕著で、銀行は預金が増えても運用先がなくて困ってしまいます。
仕方がないので、日銀(日銀に口座が持てるのは政府と金融機関だけ
です)の当座預金にそれを置いています。使い道がないお金なので、
通称「ブタ積み」と呼ばれていて、新たに増える当座預金には
マイナス金利がついてしまうので、銀行は困っているのです。

 実際、経済全体でみてもブタ積みされてしまっているお金は罪悪
です。それなら、堅実な経営をしている自分の好きな会社(社会貢献
に力を入れている、株主優待券を楽しみにしている等)を探してきて
株式を買ってもいいし、そんな株式だけを丁寧に掘り起こしている
投資信託を買うのもいいのかもしれません。

 こういうことはご縁なので、このレポートを読んでいただいた
タイミングで投資信託の話を聞いたら、前向きに考えてみられても
いいかもしれませんね。ただ、証券会社や銀行が主催する無料の
投資セミナーに行って、勧められる商品を買うのはあまり得策では
ないかもしれません。やはり、ただほど高いものはないので、
販売側(業界用語でセルサイドと言います)の説明ではなく、
中立の立場で話をしてくれる先生の有料の話を聞いてみられるのが
いいと思います。

 現金だけ持っていて安全な時代は、もうしばらくで終わるような
気もします。バブル崩壊後の最高値は、昨年10月2日に付けた
24,720円です。市場はこわごわではありますが、この水準を試す
のではないかという見方もあるようです。ちょっと投資の勉強を
されてみてもいい頃かもしれないという情報を今回はお伝えしたい
と思います。




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