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アベノミクスが変えた日本経済

 あけましておめでとうございます。
昨年は振り返ってみると激動の1年でいろいろなことがありました。
今年は今上陛下が退位されて皇太子殿下が新しい天皇に即位されることが
決まっているという、めったにないことが体験できるのが間違いない年に
なります。舩井幸雄は、組織はリーダーによって99.9%決まるといつも
言っていました。日本のリーダーは総理大臣ではなくやっぱり天皇陛下な
のだと思います。

振り返ってみると、昭和天皇はかなり政治家だったのではないでしょうか。
例えば、2014年に出版された豊下楢彦著「昭和天皇・マッカーサー会見
(岩波現代文庫)には、日米安保条約の成立に対して昭和天皇が吉田茂
総理を飛び越えた外交をマッカーサーや日米安保の生みの親と言われてい
るジョン・フォスター・ダレス国務長官顧問(後にアイゼンハワー政権で
国務長官に就任)との会談をしていたことが状況証拠をあげて書かれてい
ます。


日本の共産化を防ぐために昭和天皇が完全な不平等条約であった初期の
日米安保をアメリカ側がさすがに、そこまでは無理だろうと思っていた
全土基地化(アメリカ軍はいつでも好きなところを基地にできる権利)
を含めて昭和天皇が主導的に進めていたらしいことが明らかにされてい
るのです。


 
(引用開始)

(旧)安保条約は、日米の力関係から、どのみち不平等な条約になるべ
く運命づけられていたというのではなく、実は安保条約を対等で相互的
なものにする「論理」があったけれども、吉田の稚拙な技巧のせいで、
そのロジックを貫徹できなかったと主張し、さらに、吉田外交が稚拙に
なったのは、天皇裕仁の「二重外交」があったからではないかと推測し
ているところである。

(引用終了)


 戦後の日本の政治体制を作ったのは、世間で言われているように吉田
茂元総理がつくりあげたのではなく、昭和天皇がアメリカと交渉して、
何があっても日本が共産化しないように、作りあげたのだというのです。
それに対して今上陛下は昭和天皇が日本の安全を何があっても守るために
犠牲にしてしまった沖縄や太平洋戦争の激戦地への慰霊の旅を意図的に
続けられてきたのではないかというのです。
再び、「昭和天皇・マッカーサー会見」から引用します。


 
(引用開始)

 自ら「憲法の子」と任ずると言われるように、「日本国憲法の遵守」
を明確に掲げたところがきわめて印象的であるが、その前提として、
明仁天皇の言動には、悲惨な戦争の過去への痛切な反省の気持ちを見る
ことができる。かって、八月六日(広島原爆忌)、八月九日(長崎原爆
忌)、八月十五日(終戦の日)に加えて、「沖縄慰霊の日」である六月
二十三日をも「忘れることのできない日付」と述べたことがあったが、
現に天皇一家は毎年六月二十三日に祈りを捧げていると言われている。
明仁天皇にとって沖縄は、父親の戦争責任とのかかわりにおいて、文字
通り、"贖罪の島"と看做されているのであろう。翻って、およそ本土に
おいて、どれだけの政治家が「沖縄慰霊の日」に同様の祈りを捧げてい
るであろうか。

(引用終了)


 岩波文庫で出版されているのでかなりリベラルな考えを持っている
著者が書かれたものであることはうかがえますが、それでも昭和天皇、
今上天皇のあり方をかなり客観的にとらえていると思います。5月に
即位される新天皇がリーダーとして何を目指されていくのであろうかと
いうことが大変気になるところです。

 いい悪いは別にして、昭和天皇が象徴天皇の枠を超えてまで作りあげた
安保条約もいまや共産主義化の脅威が考えられない世の中になったいま、
見直しが迫られていくのは間違いのない事実なのだと思います。それが、
憲法改正にまで向かうのかは私には判断できない重要事項ですが、世の
中が大きく動くきっかけになるような気は強くしています。

 就任7年目を迎えた安倍政権ですが、お正月なのでその実績を高く評価
しているリフレ派の経済学者である野口旭専修大学教授が書かれた
アベノミクスが変えた日本経済」(ちくま新書)を最後に紹介させてい
ただきたいと思います。東京で暮らしているからかもしれませんが、仕事
をしていると日本経済が格段によくなってきたことを肌で感じています。


 故・竹田和平さんから託された、日本を元気にして豊かな国に再びする
という前提条件ぐらいはアベノミクスによって達成されてきたように思い
ます。年末のレポートで書いたように、唯一の失政が消費税を上げたこと
だというのがリフレ派の経済学者の主張です。今年の10月に予定されてい
る消費税の引き上げが好調な景気に影を落とさないようにするための叡智
が必要とされているように思います。


 最後になりましたが、本年も
にんげんクラブをどうぞよろしくお願い申し上げます。




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