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東京のお正月


 あけましておめでとうございます。

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 年末には恒例のにんげんクラブ愛知の望年会に行ってきました。毎年、
大体仕事納めの翌日に集まって1泊して、翌日軽い登山をして解散にな
るのですが、今回は私の講演の時間をとっていただいたので、今年がど
んな年になるのか、またこれからのにんげんクラブをどのようにしてい
きたいと思っているのかを話させていただきました。

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 今年は始まりの年だと思っています。そして、そのために必要な整理
をしなければならない年だとも思っています。

4月21日(土)、22日(日)に「舩井フォーラム ザ・ファイナル」
開催させていただくことになりました。1994年から続けてきたオープン
ワールド形式のイベントはその役割を果たし終えたと私は考えています。
最後の総括として、この流れを作った舩井幸雄的な考え方とは一体何で
あるのかということを、皆さんと一緒に徹底的に考えられるようなイベ
ントにしたいと思っています。

 早いもので、父が亡くなって4年になります。当初は、父の名前をな
るべく出さずに、いろいろなことをいままでと同じように進めていこう
と思ってやってきました。しかし、そろそろ方向性が決まってきたので、
父がやってきたことの中で役割が終えたものを、順に手じまいしていこ
うと思っています。

そして、役割が終わっているものだと思いながらも影響力が大きくてな
かなかやめられなかった舩井フォーラムも、いよいよ最後にするという
決断ができました。

 舩井幸雄の役割は、目に見えない世界があって、それが実は、目に見
える世界よりも大事なのかもしれないということを啓蒙することでした。
もっと言えば、それを宗教やイデオロギーにせずに、なるべく自由で安
全で、来る者拒まず去る者追わずの形でやってきたことだと思っていま
す。

その結果として、自分で考え、自分で決めて、自らの意志で行動できる
「有意の人」という仲間がたくさん現れてくださいました。そして、伝
えるべき人にはほぼ皆さまに伝わり、啓蒙の段階を過ぎて、それぞれの
有意の人がそれぞれのやり方でミロクの世を体現していただいていくス
テージが、いよいよやってきているように感じるのです。

 ただ、にんげんクラブは、まだまだこれからも続けて行かなくてはい
けないだろうと思っています。その理由については、講演などの機会に
は「舩井幸雄が夢枕に立って......」というお話をよくさせていただくの
ですが、本当は「包み込み」というもうひとつの大事な役割が残ってい
ると思うからです。

にんげんクラブは緩い集まりです。主義主張は何でも認めて、言いたい
ことを言い尽くしてもらうのが、にんげんクラブの方法論です。

 父の特徴のひとつに、いろいろな主義主張の方と誰とでもお付き合い
ができたということがあります。多くの先生方が、舩井先生とは、少し
考え方が違うがお互いに分かり合えると思っていただいてお付き合いが
できていたのですが、実はそれぞれの先生方同士はまったく違う考え方
をしているというケースがよくありました。

『ザ・フナイ』などでは、まったく意見が正反対の論考が続けて紹介さ
れていることもありました。両方読んで皆さんで判断してくださいねと
いうのが、父のいわゆる「包み込み」のスタンスだったのです。

 この「包み込み」の役割は、にんげんクラブの役目としてまだ残って
いると思っています。ある意味、アセンションと呼ばれる次元上昇は、
少なくとも意識の世界ではすでに確実に起こったと私は感じています。

しかし、ミロクの世を作るというゴールに向かっては、まだそれぞれ山
を登っている途中で、しかもそのやり方は様々です。にんげんクラブは
無理をしない範囲で、それぞれが他を認め合いながら進んでいくための
触媒になれるかもしれないと感じているのです。

 まだ、具体的な方法は試行錯誤の段階ですが、できればにんげんクラ
ブ自身はあまり自己主張することなく、みなさんのご意見、やり方、在
り方を尊重しながら互いを結びつける触媒になりたいと思っています。


 元日には近くの産土神社に初詣に行ってきました。結構大きな神社な
がら、あまり有名ではないので普段はお参りする人はまばらなのですが、
初詣には行列ができていて30分ほど並んでお参りさせていただきました。

穏やかな元日で、普段ならビジネスマンたちが忙しく歩き回っている都
心にも、静かな時間が流れていました。飲食店もほとんどオープンして
いなくて、子どもの頃は三が日はほとんどの商店が閉まっていたことが
思い出されます。

 それでも、コンビニやカフェは開いていて、何も困らないのがいまの
日本ですが、静かな都心でにんげんクラブの在り方をじっくり考える贅
沢なお正月を満喫しています。これから世の中がどうなっていくのか、
普段はなかなか読めない本に挑戦することができるのも、楽しいことで
す。

 北朝鮮の問題はありますが、今年は比較的穏やかな年になるのではな
いかと感じています。都会の景気の良さが地方にも伝わっていく、そん
な年になればいいですね。

ともあれ、本年もどうぞよろしくお願いいたします。




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