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こんにちは。春ですね~。ウグイスがそろそろ上手に鳴き始めました。
早いところでは、そろそろ桜も咲くころでしょうか。
熱海では日本一早咲きと言われている熱海桜が1月から咲いて、
河津桜やその他いろいろな桜が咲くので、
桜の季節、と言われてもいつなんだかちょっとわからない感覚になります。
舩井幸雄記念館の近くでは、10月桜という秋冬の季節に咲く桜もありましたから、
1年中桜を見ている感じです。
私の中での桜の季節は、山桜のシーズンです。
ソメイヨシノからだいたい1週間くらい遅れて、山桜は咲き始めます。
山桜の淡いはかなげな風情がなんとも日本らしさを感じます。
家の近所の山桜が咲いたら、ああ今年も咲いたなぁと春の訪れを肌で感じます。
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最近は、イエス・キリストに関する本ばかり読んでいます。
毎晩寝る前には、新約聖書の福音書を読んでイエス様を思いながら眠りについています。
旧約聖書は寝る前に読むには内容があまり穏やかでないので、まだちゃんと読めていません。
新約聖書の福音書だけが好きなのです。
と言っても別にキリスト教徒なわけではなく、
実家は曹洞宗ですし、私もいちおう仏教徒なのかな、と思うのですが、
別に仏教を学んだわけではないので、
正直お釈迦様よりもイエス様に親しみを感じています。
三つ子の魂百までと言いますが、
幼少期にたまたま家から近い幼稚園がクリスチャンの幼稚園だったようで、
4歳くらいから6歳くらいまで、
毎日主の祈りを意味もわからず唱えさせられた経験は、
忘れているようで、私の潜在意識に深く刻まれているのかもしれません。
(ちなみに幼稚園の半年は、転勤で今度は仏教系の保育園にも入りました。
どっちの幼稚園も楽しく快適でした。)
大学もいちおうキリスト教系の大学を出たのですが、
この頃はキリスト教に全く興味が持てなかったので、
今になってこんなにも聖書を読むようになるなんて、
当時の私は夢にも思いませんでした。
でも幼稚園も、大学も、どちらも自分の意思とはあまり関係なく、
キリストにご縁のあるところに通ったということは、
わからないなりにもそれなりの「道」が示されていたのかもしれないなぁと、
今になれば思います。
さて、前置き長すぎですが、昨日はサン・オブ・ゴッドという映画を見ました。
キリストの生涯の映画です。
後半の磔刑の場面は当たり前ですが残酷なので、
あまりに辛くて続けて見ていられなくて途中で3回も休憩しましたが、
それでも見てよかったなと思える映画でした。
当時のイスラエルの時代背景や、
街並みや神殿などイメージのしにくかったところが、
とても参考になりました。
欲を言えば、イエス様を演じる役者さんがイケメン過ぎるので、
もうちょっと中東系のエキゾチックな顔立ちの人のほうがいいなぁと思いましたが、
それは個人の好みの問題ですね^^。
(主演はディオゴ・モルガドさん。ポルトガル出身の俳優さんだそうです。)
イエス様が奇跡を行うシーンなど、いろいろなシーンがあるのですが、
あそこは私だったらこんな風に描くなぁとか、
いや、イエス様はそこでそういうリアクションじゃないだろうとか、
いろいろと勝手な想像をめぐらせました。
たぶん、聖書やイエス様が好きな人は、
それぞれの心の中に自分なりのイエス様の想像があって、
それと一致していたら嬉しいし、
違っていたら違うなぁと思うことでしょう。
どれが正解なのかは、実際に自分が同じ時代に生きていないとわかりようがないけれども、
わからないはわからないなりに、自分の中のイエス様の想像があるのはいいことですね。
だんだんと歳をとって理解が深まるごとに、
自分の中のイエス様の想像も変化していくのかもしれません。
今の私にとってのイエス様は、
何かにイライラしていたり、傲慢だったりするときに、
「隣人を愛しなさい」とか、「小さきものでありなさい」とか、
そういうことをそっと胸の中でささやいてくれるような存在です。
愛情深く見守ってくれていて、
自分を見失いそうなときに、
ニュートラルに戻してくれるような存在です。
こういう気持ちを信仰と言うのかなぁとおぼろげながら思ったりもしますが、
ひとつの宗教とかそういう枠にとらわれず、
自分にとってのイエス様を自分の中で大事にしていきたいなと思います。
素敵な映画なので、ご興味のある方は、ぜひ見てくださいね。
追伸:そういえば今、この記事をアップしようとして急に思い出しましたが、
舩井幸雄会長にお会いしてすぐの頃(今から10年以上前)に、
なぜだか「君はキリストに縁があるね」と言われました。
フーチで確かめたけど間違いない、とも仰っていました。
その時はそんなもんかいなと思って聞いていましたが、
舩井会長はこういう不思議なことをごくたまにさりげなく伝えてくださったなぁと
懐かしく思い出しました^^。