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「もう逃げない」がわかった!

にんげんクラブの皆さまこんにちは。

先日まで、2泊3日で清里に行っていました。
自然に癒され、人々に癒され、自分を深く見つめることができて、
とても充実した時間をおくることができました。
一緒に時間を共有することができたすべての方々、存在に、ありがとうございます。


さて、もう逃げないがわかった!だなんて、本当にわかったんだかわかってないんだか怪しくて、
なんだか偉そうなタイトルにしてしまいましたが、
自分なりにはわかった気がしたので、あえて逃げないためにこんなタイトルにしてみました。

ブログで宣言していてさらに逃げるのは恥ずかしいことですから、
自分を追い込んでみています^^!


で、「逃げない」がわかったとは、どういうことなのかというと、
じつを言うと、「上手な逃げ方がわかった」のでした。

なんでしょうね、この胡散臭い展開は(笑)。

私は、人生において、肝心なところで勇気がなくて、逃げてばっかりです。
すぐに逃げてしまう自分を、自分でも自覚しています。

フリーランスのライターですから、
時間は自由に使えるのですが、自由というのは諸刃の剣で、
自分に対するマネジメント力とかが欠如していると、
時間がコントロールできなくて、ものすごくバランスの悪い働き方になってしまいます。
ある時は、やらなきゃいけない仕事から逃げまくり、
ある時は逃げてもいられなくて、夜中まで仕事に追われまくり。

無駄なエネルギーが漏れていて、ものすごく燃費の悪い車みたいな動きしかできない自分がいます。


たとえば、今の時期でしたら同じような特性の人はあるある~な話題かと思いますが、
確定申告の準備って大変ですよね。
細かい作業は面倒で、つい逃げたくなってしまいます。

やらなきゃいけない。でもやりたくない。

それで、「あとでやろう」とかなんとか言って、逃げる。

で、この逃げるときに、いっそ映画を見に行くなりレジャーに行くなり、友達とお茶するなり、
逃げると決めたらその日一日は正々堂々と本当に逃げてしまえばいいのですが、
やらなきゃいけないことから逃げてしまっている後ろめたさがありますので、
家にはいるわけです。

で、仕事の合間にくだらないネットの記事かなんかを読んで、
中途半端な逃げで後ろめたさとともに時間をつぶしてしまいます。
そして気づけば、中途半端な仕事ぶりと、ろくな生産性もない一日を過ごしてしまって、
逃げた自分に自己嫌悪・・・・・・

と、まぁ、こんなパターンの一日が、原稿の締め切りちょっと前とか、
確定申告のちょっと前などは、やたらと多くなります。

エネルギーとかなんとか見えないのでわかりませんが、
きっと見えたとしたら、かなりエネルギーは淀んでいることでしょう(苦笑)。

淀んだまま家にこもっているので、翌日も結局淀んでいて、
気分転換に外出しよう、なんて別の形の逃げを自分の良心と時間が許す限り展開するのですね。

さて、前置きが長くなりましたが、
「もう逃げない」がわかった、の結論を書きます。

それは、「逃げる自分を認める」です。

ええええええええ!!!!!

な、展開ですけれど。
ええ、もう。そりゃ、どんなに美しい言葉を並べたって、
ここでどれだけ逃げないって誓ったって、
逃げる時は、逃げるんです。
今までずっと逃げてきたんですから、これからは逃げないなんてありえないんです。

気合いで逃げないでいられるほど、私は強くありません。

5年たっても、10年たっても、確定申告の前には逃げたくなるでしょうし、
締め切り前にはもう死んじゃいたいって思うほどに時間に追われて泣きながら原稿作るでしょう。

だから、苦しむべき時に苦しんで、逃げられる時に逃げることはもう仕方ないとして、
逃げるの質を変えることにします。


具体的には、現実逃避、逃げる時に、
ちょっと質の高いこと、自分にとってちょっと頑張らないとできないことに挑戦することで、
逃げようと思います。

たとえば、ある原稿に取り組むのが、勇気やエネルギーがなくてなかなか手が出せなかったら、
それはとりあえず置いといて、文字が読みたかったとしたら、
ネットサーフィンでなく、本を読むことにします。

その時読む本は、聖書とか、仏典とか、古典とか、仕事に関する本だとか、
ちょっと気合いを入れないと読めない本にします。

これは自分の脳内では、原稿から逃げたい!と思ったときに、
聖書という全く別ジャンルのものを読むことで、
書かなきゃいけない原稿からは逃げているので、
ちゃんと「逃げ」の欲求の満足感が得られています。

逃げの欲求は満たしながらも、ライターの仕事としては、いや、人生を生きる上では、
聖書や仏典を読むことは、きっと自分にとってプラスになっていることでしょう。

少なくとも、くだらないゴシップや欲望を掻き立てるネットの記事を読むよりは、
はるかに自分の成長につながることでしょう。

本を読むのが面倒だったら、漫画を読みます。
その際、手塚治虫とか、水木しげるとか、
漫画だけれどちょっと気合いを入れないと読めない漫画を読めば、
逃げることは逃げていたとしても、何か学んでいることでしょう。

散歩に出かけてもいいし、遊びに行ってもいい。
英会話にチャレンジするのでもいいし、
やったことがないことを体験するのもいい。

その際もすべて、惰性でやるんじゃなくて、
ちょっと気合いをいれないとできないような、
積極的な逃げ、積極的な気分転換によって、
向き合わなければいけない原稿や仕事に戻る活力を取り戻せるような気がします。


と、このように、

どうせ何かの課題から逃げるんだったら、ちょっと気合いを入れて、本気で逃げる!
を繰り返していくうちに、
ぼーーーーーーーっと時間を過ごすことが減っていって、
最終的には、いつも本気で逃げに挑戦している自分が、
気づけば人生からはもう逃げない自分にシフトしているんではないかなぁ・・・・

と、思い至りました。

聖書や仏典など難し~い本を読むことから逃げるために、
いつのまにか確定申告の作業をやっている自分がいたりして(笑)。

なんやそれ!結局逃げまくってるじゃないか!と思う人もいるかもしれませんが、
とりあえず、やってみなけりゃわからないので、
「積極的な逃げ」の生活を実験してみようと思います。

追伸:もしかして都合の良い解釈をしながら読む人もいるかもしれないので、
誤解なきよう、追伸しますが、逃げつつも、結局は確定申告も、
原稿の締め切りも、なんだかんだと苦悩しながら最終的には間に合わせますよ。

それは社会人としては当然やらねばならないことですから、
「逃げる」のカードが切れないリミットがきたら、
できないとかもうやめたいとか泣き言を言って苦しみながらやるんです。
苦しみと向き合って、苦しみを味わってやればいいだけですね。



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