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あけましておめでとうございます。

2017年、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

読者の皆様はどのようなお正月をお過ごしでしたでしょうか。

私は、ひさしぶりに実家の山口県に帰って家族と過ごしました。
年末はさんざん贅沢なご飯を食べたので摂生しようと思っていましたが、
実家のお正月でそんなこともできるはずはなく、
ご飯もおせちもお菓子も食べまくりの日々を過ごしていました。

実家ではせっかく家族全員が集ったというのに、たいして会話もせず、
みんなで紅白とか、バラエティー番組ばかり見て過ごしていたような気がします。

お互いにテレビを見ながらクイズに答えたり、ダメだしをしたりと、
言葉のうえではほとんどコミュニケーションを交わしていません(笑)。

でもこうやって、お互いに無関心なようでありながら、同じ空間にいることで、
語らずとも伝わる何かがやっぱりお互いにあるように思います。

昔のように餅つきをしたり、凧揚げをしたり、着物を着て初詣に行くような
お正月らしいお正月の過ごし方はだんだんとしなくなってしまいましたが、
それでもやっぱりお正月っていいですね。

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元旦の日は、実家の近所の神社に初詣に行く予定でしたが、
ドライブ好きな父が運転してくれて、
急きょ、山陰の小京都と言われる島根県の津和野町に行くことになりました。

津和野には、太鼓谷稲荷神社という大きな稲荷神社があるらしく、
そこへ初詣に行ってみようということになりました。

お昼を過ぎてからお墓まいりをした後に家を出たので、津和野に着いたのは夕方の4時前。

到着後すぐに初詣に行く予定が、森鷗外記念館があったので、
そちらへ先に行くことになりました。

最近は森鷗外に興味を持っていて、ちょうど図書館で本を借りていたところだったので、
ものすごく楽しめました。

森鷗外はすごく頭の良い人だったんだろうなぁと思うと同時に、
字がすごく綺麗だったことに感動したり、
子供にあてて書いた手紙が子煩悩なお父さんという感じでほっこりしたり、
毎日書かれている日記に感心したりして、楽しみました。

これで今読んでいる小説が、「ああ、これはあの家で育った鴎外が書いたんだな」
というようなことに思いを馳せながら、より深く読めるような気がします。

ちなみに森鷗外の生まれた家は、質素ながらもかなり立派で素敵な家でしたよ。

その後、すっかり日が暮れかけてからの稲荷神社参拝となりましたが、
元旦ですから、すごい人の多さで、クレープやフランクフルトなどの屋台もたくさん出ていて、
お祭りのようににぎやかでした。

人の多さにびっくりして、なんだか初詣に行ったんだか
お祭りに行ったんだかわからないような気分になりましたが、
帰り道にたまたま近くにあった弥栄神社にもついでに参拝すると、
鈴の音を聞きつけた宮司さんがひょっこりと奥のほうから出てきて、
「ようこそお参りくださいました」と、すごく丁寧にお祓いをしてくださいました。
ここでようやく、初詣に来たような気分になりました。

稲荷神社と弥栄神社のセットでの参拝は、なんだかいい感じでした。

津和野は私の実家の岩国市からだと少し遠いですが、
おかげさまで、素敵な元旦の思い出となりました。

またいつか、ゆっくりと行ってみたいと思えた素敵な町でした。

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一月二日に熱海に帰宅して、三日にはご近所の伊豆山神社にも参拝に行きました。
やっぱりご近所の氏神様は、見えないしわからないけれどお世話になっていると思うので、
きちんとご挨拶をして、大切にしなければいけませんね。

世界平和を祈るとともに、夫は今年厄年ですから、無事に過ごせますようお祈りしました。

三年前の一月三日に、夫と一緒に伊豆山神社に初詣に行って、
二人揃って大吉が出ました。

結婚して始めて、二人揃って大吉だったので、ものすごく喜びましたが、
皮肉なことにその日の夜中に、お腹の中の娘が亡くなりました。

単なる偶然とはいえ、いったいこれのどこが大吉なのか、と神をも恨むほどの心境に一時はなりました。

三年たった今でも、割り切れない複雑な心情はあります。

それでも、三年たって夫と一緒に同じ一月三日に同じ神社で初詣をして、祈っている自分がいます。
それでもきっと、守られている。そんな気がするのです。

一年、また一年、と月日がたつごとに、
この時期を迎えるにあたって、いろいろなことに思いをめぐらせています。

生きている今はただ必死に生きていくのみですが、
いつの日かこの人生が終わるときは、「ああ、すべては良かった」
と心から思えたらいいなと思います。

今日(一月四日)は娘の命日ですので、そんなことをいろいろと感じつつ過ごしております。

IMG_1997.JPG
(我が家の梅も少しずつ咲き始めました^^!)



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