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奥の細道

こんにちは。もう3月ですね。月日のたつのは早いものです。

最近は図書館に行くのがとても楽しいです。
以前は、図書館というと古臭い本ばかり置いてあるつまらない場所という印象だったのですが、
今は、宝のありか というように、ワクワクする本が置いてある場所だと認識しています。
これはべつに図書館が変わったわけではなく、私の趣味が変わっただけです。


最近は本屋さんに行っても、あまり面白い本に出会えません。
どうすれば儲かるかとか、どうすれば人に好かれるかとか、いかにストレスをなくすか、
それからあの世や宇宙の妄想話について書いてある本は、
近頃はパターン化しているし、そもそも興味がありません。

それよりも、今まで読んでいなかった古典を読むほうが面白いのです。
私も年をとってきたというか、大人になってきたのでしょうか。

どんな国のものでもだいたい300年以上読み継がれている本というのは、ハっとするような面白い記述に出会えます。
そんなこんなで今は図書館通いが続いています。

ちなみにインテリのように偉そうに書いていますが、
古い本はたいてい長くて難しくて貸し出し期限の2週間では読みきれないので、
2週間読めるところまで読んだら、それで満足して次は別の本を借りています。

元来あきっぽいのですね(^^)


先週はアラビアンナイトを読んでいましたが、今週は松尾芭蕉の「奥の細道」を読んでいます。

私はあの時代に日本を徒歩で旅しながら俳句を読んでいたこの人は
スパイか忍者(あれ?一緒ですか?笑) だろうと思っていましたが、
それよりももっともっと大きな器を持っていたようにも思えます。

そんな浪漫を感じながら読みすすめていくと、
芭蕉と一緒に時には野山を飛びながら(!?)日本を旅しているような気持ちになって、とても面白いです。

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり

古文の時間に嫌々ながらも憶えさせられた名文の奥深さを、今になって噛みしめています。

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さて、昨日は、麹町での講演&お話会でした。

この冬はとにかく体調が悪かったので、あまりいいお話ができないのではなかろうかと思って、
ひっそりとブログとメルマガだけで集客をしてみましたが、
それでも5名もの方がいらしてくださいました。

お話が終わってみて、私自身は満足したり、自己嫌悪に陥ったりいろいろですが、
みなさんそれぞれいろんな感想を持ってくださいます。

この会では私は自分で喋っているという気持ちは50パーセントくらいで、
残りの50パーセントは何等かの存在に喋らされていると思っています。

難しい話はほとんどなくて、テーマはたいていは身近に起こる半径3メートルの中のありふれたお話です。
喋りながら、どうしてこんな話になっちゃったんだろうなぁと思うこともしばしばあります。

いろんな思いをもちながらも、いかに自分が満足するかは、いかに自分が謙虚にいられるか、
いかに自分を愛せるか、いかに自分の色を持ちながら同時に透明でいられるかなのかもしれません。

できるだけ真理に近いことを喋りたいという気持ちだけは持っていますが、
人間の言葉で説明する真理には限界があるし、
そもそも私自身が真理にまだ近づけていないので、道のりは遥かかなたです。
真理への道のりは、それこそ道なき道を行く 「奥の細道」 ですね。

お話会をすることで、私自身もいろいろなことに気づかせていただいて、
本当にありがたいことだなぁと心から思っています。

これからも、ご要望のあるかぎり細道を細々とでも続けていきたいなと思っています。

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それから最近は、中国茶についてタオのマスターであるマックス・クリスチャンセン師から
パソコンのスカイプを通して習っています。

日本の茶道も奥が深いようですが、
中国茶の世界も、とても奥が深いですね。

とはいえ、まだまだ中国茶の質までわかるほどにはなれていません。
とりあえず毎朝飲んでいた紅茶を、中国茶に変えてみたところです。

お茶.JPG

これからじっくり学んでいきたいと思っています。

ひととおり基本を学び終えたら、
いつかお話会に来てくださった皆様と一緒に中国茶を楽しむ会というのもやってみたいと思っています。


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なんだか思いついたことをぼつぼつと書いてまとまりのない文章ですみません。
春の訪れとともに、少しずつ元気を取り戻しつつあります。

サクラ.JPG



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