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続々インナーチャイルド


 最近よくこの話題を書いていますね。

 実は、ただいま精神的な不調の真っ最中です。お正月もそうだったのですが、
時間があるときにふと我に返って精神的に重たくなる時があります。この週末
は珍しくほとんど予定がなく原稿もこの原稿ぐらいしか急ぎのものがなかった
ので、予定通り不安定な状態に陥りました。最初のうちは「小人閑居して不善
をなす」というものだと思っていたのですが、どうもこれは、インナーチャイルド
が自己主張しているのだということに気がついてきたのです。

 ちょうど1ヶ月ぐらい前のウィークリーレポートで、インナーチャイルドがラーメ
ンを食べたいと言っているという話を書きました。ようやく「ラーメン食べたい症
候群」からは脱したのですが、そのおかげで増えた体重をどう減らすかというの
がいまの最大の関心事です。ただ、施術をしてもらっている先生からは「まだイ
ンナーチャイルドの反応が続きますよ」と教えてもらっていたので、まだ何かあ
るなあとは思っていました。

 そして、この精神的に不安定になる状態こそが、インナーチャイルドの求め
ている状態だったのだと分かりました。実は船井本社に移ってくる前、船井総
研の常務を辞めて船井総研の子会社にいる頃は、精神的に不安定な状態が
ほぼ毎日続いていました。家庭の事情もあって出張にほとんど行かない状態
だったので、時間だけはいっぱいあって、週末毎に一日中テレビをつけっぱな
しにして、明るいうちからお酒を飲んでという生活をしていました。

 その頃の愛読書は専ら池波正太郎さんの時代劇の本でした。その後、佐伯
泰英さんの本も読むようになったのですが、こんな言い方をすると申し訳ない
ですが、それを読んだからといって何も得るものはないのですが、妙に精神が
落ち着いていくという体験をしました。いまでも佐伯さんの本はひとつのシリー
ズだけですが、新刊が出ると必ず買って読んでいます。ちょうどそのシリーズ
がこの度完結したのですが、まさにインナーチャイルドも最後の総仕上げをし
ているように感じています。

 どうも、これから学ばなければならないのは知識ではないようです。その前の
週末は出雲と鳥取に行ってきました。出雲のほうは巨石を探訪している写真家
須田郡司さんにご案内いただくパワースポットツアーで、参加してくださって
いたにんげんクラブで一番磐座に詳しい愛知支部の小杉泰三代表に大満足し
ていただけるくらい濃いツアーになりました。個人的には出雲の立石(たていわ)
神社が一番すごかったのですが、どこも須田さんに案内していただかなければ
なかなか行けないようなところばかりなので、行かれたい方は須田さんにご相
談することをおすすめします。

 そして、出雲、鳥取ともに小川雅弘さんの出版記念講演会に出させていただ
いたのですが、特に鳥取では講演会にご参加の皆様と小川さんのエネルギー
が見事に融合していて、3年前にやはり小川さんと一緒に鳥取に来た時よりも
はるかに都市自体のエネルギーが高くなっていることを感じました。にんげん
クラブの皆様が地道な活動をしてくださっているようなのですが、まさにそれが
都市のエネルギーに反映されているように感じたのです。

 出雲や鳥取で味合わせていただいたのは知識ではありませんし、小川さん
や須田さんが伝えたいと思っているのも知識ではありません。私はついつい
本を読んで知識を詰め込んでそれを元にしてアウトプットをしているのですが、
いま求められているのはそんな知識に基づくものではなく、もっと本質的な
ソースからくるもののように感じるのです。ブルース・リーではありませんが、
「考えるな、感じろ!」なのです。それをインナーチャイルドは教えてくれている
ようです。

 インナーチャイルドはもっと本質的な気づきを求めているのだと感じます。
私の場合、自分の奥深くを眺めていくと必ず行き当るのが性に対する意識です。
思い切って白状すると、私は年齢の割には性欲が強く自分でも時々持て余すこ
とがあります。どうも私の最後のクリーニングは、そこから目を背けることを止め
て、じっくりと認め、乗り越えていくことだと感じています。ラーメンを身体に悪い
からと避けるのではなく、ある程度満足行くまで食べ続けるとそれが要らなくな
るような感覚かもしれません。

 おそらく、具体的に何か性欲を刺激したり、満足させたりするための行動を取
ることでは本当の意味のクリーニングにはならないのだと思います。そういう意
味では、自分がそんな思いを持っているということをここで書いてしまうこと自体
に、大きな意味があるのかもしれません。そして、そういう自分を責めたり制止
するのではなく、認めて眺めていくうちに、自然とフラットに異性と接することが
できるようになるのかもしれません。というか、最近そうなりかけている自分を
発見してちょっとホッとしているというのが本当のところでしょうか。

 ここまで素直に書けたのだからもう大丈夫だと思うと同時に、公共のブログで
こんなことを書いてはいけなかったかなとも思っていますが、にんげんクラブの
HPなのでできればお許しいただきたいと思います。



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