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師走


 早いもので12月になりました。今年は激動の年でしたが、日本は何とか平
穏無事に終わりそうだというのが実感です。年始には経済的なクラッシュが
秋ごろにある確率がかなり高いと思っていました。FRBの利上げは多分今
月実施されることになると思いますが、当初は9月に実施される確率が高い
と思われていて、それが一体どれぐらいのインパクトを与えるかが読みきれ
なかったからです。

 実は、根本的にはいまでも影響がどれぐらいあるかは読み切れていない
のですが、マーケットの人たちはいい意味で開き直ったようで12月まで引っ
張ったのが結果的には良かったのかもしれません。一番危ないと思われて
いた今年の秋を乗り切ったので、いつ何が起こってもおかしくない状態にあ
るのはいまでも変わりませんが、多分2017年4月の消費税の増税までは日
本経済は何とか乗り切っていけるのではないかという希望的観測を持って
います。

 世界の情勢は経済主体の季節が終わり、政治主体の季節に変わってきた
ようです。130人もの罪なき人が犠牲になったテロ事件がパリで起きましたが、
10月にはトルコでやはり100人以上の人が犠牲になるテロ事件が起きていま
す。たまたまG20という国際会議がトルコで開かれている時にフランスのテロ
が起きたのですが、その時に先進国であるフランスのテロは衝撃を与えてい
るのに比べて、新興国であるトルコのテロは哀悼の意は述べても、心のどこ
かで新興国だからテロは仕方がないと他人事の様にとらえてしまっている、
私たち先進国の人間の身勝手さを感じてしまいました。

 新聞記事でトルコの政府関係者が「命の価値が違うのですよ」とつぶやい
たという話を読みましたが、日本人はフランスで起こった出来事に対しても
遠くで起こった出来事で自分には関係ないと心のどこかで思っているのだな
あと感じています。しかし、現実の世界は厳しく、おそらく日本でテロが発生
する確率はかつてないほど高まっているのではないかとも感じます。

 そして、中東やヨーロッパで起こっているような熱い現象はまだ現れてきて
いませんが、東アジアも中東と同じぐらいの紛争の種を有している地域であ
ることは間違いのない事実です。北朝鮮という無茶苦茶な論理で動いていて
核武装をしている国もありますし、相対的に大きな力を持っている中国や韓
国との関係もギクシャクしています。

 そして、当面の注目点は南シナ海で起こっている中国の海洋進出をどう抑
えるかというテーマで、集団的自衛権があると憲法解釈を変更した本当の意
味は、台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡での中国の原子力潜水艦の
監視業務を自衛隊が請け負うことが目的だったようです。ここで詳しく解説す
ることはやめますが、これはアメリカや中国にとってお互いに譲ることのでき
ないかなりシビアな問題で、それに日本の自衛隊がしっかりとコミットさせら
れる事態がもうすぐ現実になるようです。

 この米中の対立で中国が勝つようなことがあれば、アメリカの国益から見
るともはやアジアに大きな戦力を置いておくことは無意味になりますので、ア
メリカはアジアから徐々に撤退していき、中国を盟主とするアジアの安全保
障体制が成立していくことになると思います。その状態を許容することは日
本にとってかなり厳しいものになりますので、そうなると日本も国のあり方を
冷静にきちんととらえられるようになる心構えが必要になってくるのです。

 まとめると、来年は中東やヨーロッパではシリアやISを巡る主導権争いが
もっと激しくなり、下手をすると第三次世界大戦の萌芽がいまよりもはっきり
と明らかになってしまう事態まで予想されます。一部の人は、トルコがロシア
機を撃墜したことがきっかけになって第三次世界大戦はもう始まっていると
いう見方をしていますが、あながちそれを頭から否定することはできないと
感じてしまいます。

 そして、アジアでは南シナ海を巡る米中の主導権争いが静かに本格化し
ていきそうです。日本ははっきりとアメリカ側に立つことを表明して、実際に
南シナ海の北の端とも言えるバシー海峡で重要な任務に就くことになりまし
たので、旗幟を鮮明にしたことになります。

 師走を迎えるにあたって、にんげんクラブの方にはこれぐらいの情報はお伝
えしておきたいと思います。こういう状況に日本が置かれていることを確認して
いただいた上で、私たちの集合意識の力で、利他の心で世界平和を作っていく
のがにんげんクラブの役割だと思っているからです。




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