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孤独の実験をしてみたら・・・・

皆様こんにちは。舩井フォーラム2015が行われてすでに一週間以上過ぎました。
だんだんと新しい風が吹き始めております。

あんなに印象的な二日間だったけれど、一週間も過ぎてしまえば、
すでにもう夢だったかのような気がしています。

まぁ、この世に生きていると思っているこの人生も、夢のようなものなのかもしれませんが。


前回のブログで舩井フォーラムの感想を次回に書きますと予告したので、
ほんのちょっとだけ感想を書きます。


毎年私は講師担当の裏方係なのですが、今年は講演もさせていただいて、
それ以外の時間はにんげんクラブブースにずーーーっとおりました。


普段お会いすることのない会員の皆様にお会いできて、これは本当にうれしかったです。

中には「いつも会報誌で見ているこだまさんにようやくお会いできてとても嬉しいです」と、
目に涙をためながら握手してくださったおばあちゃんもいらして、逆にこちらが泣きそうになりました。

読んでくださる方、支えてくださる方々がいらっしゃって、
にんげんクラブは運営できているので、
読者の皆様のために、今後も精進しながら、楽しい記事を書いていきたい!と強く思いました。


それから舞台裏のちょっとしたお話しを一つ披露しますと、

私の講演は、大ホールでの木村秋則さんと保江邦夫さんの対談と同じ時間帯に講演をしたのですが、
講演前の控室で、木村さんと保江さんに少しお会いしました。

私は木村さんのお話しはお聞きしたことがなかったし、
保江さんのお話しは、いつも面白くて大好きなので、

「お二人の講演がとても聞きたかったですが、同じ時間帯に別の会場で講演をするので聞けないのですよ」と、
言うと、保江さんはこともなげに

「それじゃあ、聴衆を全員ひきつれて聴きにきて、大ホールで三人で喋れば良いよ。」

とサラッとおっしゃったので、ものすごく笑えてツボにはまるとともに、
さすが愛氣を教えていらっしゃる師範だなぁと思いました。

保江先生は、「その場王」との仇名がつくほどに、その場で口からでまかせな言葉を言って、
なんとなくその場をまるくおさめることが得意なのだそうですが(笑)、
私も保江先生のたった一言で、完全に降参だと思いました。

さすがはその場王です(笑)。

木村さんは、アイヌの衣装を着ていた私に興味を示してくださって、
「僕も30年前に北海道の山の中でアイヌの人たちと一緒に仕事をしたことがあるんだよ」
とその時のお話しをしてくださり、

「木村さんの住んでおられる青森県も、アイヌの息吹が感じられますよね」

などとしばしアイヌ談義をさせていただきました。

お二人とも講演前だというのに、まったく緊張もされず、
緊張しまくった私とは違ってものすごく自然体で、さすがだなぁと思いました。

以上、舩井フォーラムの講演舞台裏でのお話しでした。

そのほかにも、舩井フォーラムについて、書きたいことがたくさんありますけれど、
あまり長くなっても言葉に紡ぎきれないのでこのあたりでやめておきます。

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さて、この一週間は、けっこう無理をして家や近所にずっといます。

というのも、いつもの私の行動パターンは、

お天気も良いし、舩井フォーラムも、会報誌の締切も終わったばかりだし、
夫も出張で家にいないから、と条件がそろったならば、
どこかに一人旅にでも行こう!とすぐに旅に出てしまいます。

旅に出て新しい場所に行けばそれなりに、いろんな発見や出会いがあるし、
ブログのネタも見つけることができるからです。


しかし、すぐにこうやって、家からフラーっと出てしまうことは、
自分にとって本当に良いことなんだろうか?
と改めて考えてみました。

旅に出るよりも、あえてじっとしている  ということのほうが、私にとっては難しいことです。

ということで、今週は難しいことにあえて挑戦してみました。


一人でじっとしていると、じわじわとですが、いろんなことに手ごたえを感じつつあります。

なんというか孤独が極まってくると、自分を嫌というほど見つめさせられます。

別にこれは、じっとする実験であって、修行ではないので、
最初は自分を甘やかしまくります。

普段自分に禁じていること、たとえば長時間のネットサーフィンとか
マンガの大人買い&夜更かしとか、ジャンクフードを食べるとか、思うぞんぶん部屋をちらかしまくるとか(←掃除キライ・笑)、
一日中パジャマで過ごして、犬と一緒に寝起きするとか、そういうだらしないことをごく自然にやりはじめます。

で、それをやり続けて2日もすると、ネットやマンガを見るにも目が疲れてうんざりしてきて、
あ、このままこの生活を続けて 人と会わなかったらヤバイな、波動が下がりまくって心身ともにちょっとおかしくなるな、
と気づきはじめます。

そしてこれは、心身ともにおかしくするための実験ではありませんから、
では、おかしくならないで健全に、
家と近所でじっとしているにはどうするか?を自然とやりはじめます。

するとバランスをとりはじめて、、甘やかしをやめて、
自分で自分のためにごはんを作ったり、いそいそと掃除をはじめたり、ちょっと長時間の散歩に出て、
何か手仕事をしたり、自分の仕事に関係のある読書をしたりして、
夜は温泉に入って、早めに寝て、朝はいちおう起きる、というようなことをはじめます。


そんなふうに、だらしない生活の揺り戻しのような時間が少し過ぎると、
普段自分がどんなことを大切にしているのか、けっこうシンプルな生活が見えてきます。


そしてさらに孤独が増していくと、
今度は自然と自分の「音」を発信しはじめます。


音にならない音、声にならない声ですが、

「私はここにいる。私はここにいる。私はここにいる。・・・・・・・・・・・・・・・
 私は・・・・・・ここに・・・・・いる!!!・・・・・私は・・・・いる!!!!!!」

みたいな感じで、

言葉でない何かで無言の自己主張がはじまるのです。

本当はいつもこんな自己主張が出てるんでしょうけれど、まわりの環境がざわざわとしてうるさいから、
そんな音は聞こえませんよね。

山で遭難した人は、大声で助けを呼びますが、
自宅で遭難(?)した私は、無言で助けを呼んでいたのでしょうか。


で、この音が発信された状態で、ひとたびスーパーへ買い物とか犬の散歩とかで外に出たりすると、
かなりの高確率で、天のはからいのような偶然で誰か知り合いに出会います。
それでそのまま喫茶店に行ってお茶したりします。

それから「話し相手募集」 と顔に書いてあるんじゃないかなと思うほど、
知らない人が話しかけてきて、それが普段ではありえないほど長話だったりします。

家にいても、普段では考えられないような人から突然連絡が来たりします。
近所の人が、イノシシ肉を2キロくらいくれたり、養蜂している蜂や飼っている烏骨鶏を見せてくれたりもします。

つい昨日も、インドのクンバメラで同じテントだった人が、
3年以上音信不通だったのに、訪ねてきてくれました。
(まぁこれは、フェイスブックに実際に話し相手募集と書いたから来てくださったのですが・笑)

さらにその人と一緒にいたら、インドの聖地を思い出すような場所で、
本当によくわからない引力でひっぱられてきたかのように、
素敵な人たちに出会いました。


こんなさまざまな出会いから、
パソコンとか、スマホとか、スーパーコンピューターとか、
いろいろな機械はあるし、それらはたしかにすごく便利だけれど、

我々の脳とかカラダは、そんなものよりももっと性能の良い
ワールドワイドな受発信装置がついていて、
オートマティックに出会いを用意してくれていて、
コンタクトをしようと思えばいろんな人や存在とコンタクトをとることができるんだなと実感しました。


今の私にはまだそれを全然コントロールできていませんが・・・・・・

とりあえず、そういう機能があるということだけはわかりました^^!

こんな気づきをたくさん増やしていって、脳とカラダの性能を研ぎ澄ませていって、
いつか、聖地にいる時も、セミナーに出席するときも、自分が講演する時も、家でくつろいでいる時も、
常に同じような好奇心を持った意識状態で過ごすことができたらいいなぁと思いました。


なお、この文章は、たまたま気が向いたから孤独になる実験をしてみただけで、
いつもたくさん食べる人が、ちょっと自分を見つめるために断食してみたみたいな感覚で、
孤独そのものだけをオススメしている文章ではありませんので、あしからず。

孤独過ぎてもバランスが悪いし、人と会ってばかりでもバランスが悪い。

なにごとも、中道を生きるのが良いですね。

以上、孤独の実験をしてみたレポートでした\(○^ω^○)/

おまけの写真
kodama ainu.JPG
(おともだちの内田さんに撮影してもらいましたが、
 携帯に送っていただいたらうまくダウンロードされずこんな写真になりました。
 カラダの右側が雑な感じの写真になっています。
 そのうちファミコン次元からの招待が来るのでしょうか。
 私はシャンバラ次元からの招待を待っているのですが(笑)。)



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