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智徳志士の会は日本の財政破綻を憂えた日本一の投資家である竹田和平
さんが、志のある経営者や投資家を啓蒙して、2年で2倍、5年で5倍の所得
アップを実現し、節税するのではなく積極的に納税して財政危機を救うという
目的で設立されたものです。成功した経営者や投資家を対象にした節税のた
めのセミナーはたくさんありますが、少しでも多く納税するための経営者や投
資家の勉強会に私ははじめて出会いました。
智徳志士の会の具体的な活動は問答講をインターネットを通じて日々実践
することです。下記に和平さんの6月13日のブログを引用させていただきます
が、ここで紹介されているような論語のテーマを実際の経営にどう活かすかを、
日々問答に参加している人たちと問答を繰り返していって学んでいくのです。
コーチをさせていただいているのですが、実は私は問答のことを何も知りま
せんでした。でも、私が一番勉強になっていることを自覚しながら日々楽しく
皆様と問答をさせていただいています。
(引用開始)
5年で5倍の所得向上で 財政危機の日本を守り
情報時代の柱石となる 智徳旦那を涵養する
智徳問答講の学問は 論語精神に基づいています
仁 眞心 天意 天則
義 立志 情熱
礼 感謝 わくわく
智 思考 言葉 問答 企画 経営 投資
信 信用 眞実 市場 まろわの世
いま 2500年の歴史が証明している
最高の精神が 問答によみがえり
新しいまろわの世を 開きます
(引用終了)
先週の日曜日、共に問答をしているメンバーと一緒に東京都北区の飛鳥山
公園の中にある渋沢資料館に行ってきました。和平さんが尊敬する明治から
昭和初期までの大実業家、渋沢栄一翁の足跡を感じるためのオフ会でした。
渋沢翁は国立第一銀行(現みずほ銀行)から東京海上を始めとする現在で
も日本経済をリードしている大企業500社の設立に関わり、昭和6年に91歳で
の大往生を遂げられました。晩年は、きな臭さが出てきた日米関係の修復に
80歳を過ぎてもなお飛び回るなど大活躍をされた哲人実業家です。
渋沢翁の精神は著書論語と算盤 (角川ソフィア文庫)にある通り、経営を
利潤を得るための手段に限定せずに論語で説かれている徳を積むことにも
力点をおき、論語と算盤のバランスを取ることを最も大切にしてきたことです。
それはまさに和平さんが目指している智徳経営であり、まろわアップの精神
につながっていくのです。
普段、インターネットを通じて問答をしている人たちですが、大半が初めてお
会いする人たちとのオフ会となり、とても楽しかったです。王子駅前の料理屋
さんで昼間から少しお酒を楽しみながら、「和平さんは智徳問答講に参加して
いるみなさん一人ひとりが平成の渋沢栄一になっていくことを期待しているの
ですよ」という話をさせていただいて、盛り上がりました。
和平さんはビデオでの出演になりますが「舩井フォーラム2015」にも参加し
ていただきますし、10月には智徳志士の会の新たなメンバーも募集するよう
なので、所得を5倍にして1円でも多く納税し、平成の渋沢栄一たらんと思う方
はぜひ参加していただければと思います。
「舩井フォーラム2015」も楽しみですが、その前に大阪で開催される「舩井
フォーラム関西大会2015 いのち、目醒める」も大変楽しみなイベントです。
土曜日に本物研究所の主催する感謝総会というイベントがあったのですが、
そこで丸山修寛先生のご講演を聞かせていただきました。昨年の「舩井☆
SAKIGAKEフォーラム」でのご講演は衝撃的でしたが、ますますバージョン
アップされていて、関西方面ではめったにない機会ですので、ぜひお見逃しな
いようにしていただきたいと思います。
そして、先週も書きましたが『寄りそう皇后美智子さま 皇室の喜びと哀しみ
と』(きれい・ねっと)を著された宮崎貞行先生のお話を聞けるのを私は本当に
楽しみにしています。私は赤塚高仁さんに教えていただくまでは、天皇陛下の
役割についてあまり詳しいことを知りませんでした。しかし、赤塚ワールドに巻
き込まれてくると如何に私たちが歴代の陛下の祈りの力で守られてきたのか
が、次第に感じられるようになってきました。
戦後70年、よくも悪くも日本はアメリカに守られて来たのですが、相対的な
アメリカの力が弱くなってきたいま、どうしたら自分で考えて自分で生きていけ
るかを真剣に考えなければいけない局面に来ているのは間違いないと思い
ます。宮崎先生のご著書を読ませていただいて、精神面で皇室に頼りすぎて
いながらそのことをまったく気がついていない日本人に対しての静かな怒りの
気持ちが伝わってきました。
和平さんの盟友でもある鍵山秀三郎先生は、今月末に発刊予定の赤塚さん
の新著の前文を書いてくださっているのですが、そこでも陛下の役割をしっか
りと知らなければいけないというメッセージが書いてあることを赤塚さんからも
教えていただきました。
そんな宮崎先生と赤塚さんが一緒に講演されるという意味でも
「舩井フォーラム関西大会2015」は見逃せません。関西方面の方はぜひ
ご都合を調整していただいてご参加いただければと思います。