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親父と向きあう

 風雲舎という出版社があります。経営しているのは山平松生さん。徳間書
店で創業者、徳間康快氏の下で出版部長などをされていたのですが、50歳
代後半の時に独立され風雲舎を設立しました。

 先日、久しぶりにお話をさせていただいたのですが、「お前の親父からその
年齢で(大手出版社である)徳間書店を辞めるのはアホがやることだ」と言わ
れたと懐かしそうに話してくださいました。そして、風雲舎の第一作目の本が
父の『「自然の摂理」に従おう』であり、このタイトルは母が付けたのだという
エピソードも教えてくれました。

 山平さんに、「関西人にとってアホというのは最大限の褒め言葉なのですよ」
とお話すると、そんなことはどうでもいいが、なるほど舩井先生らしい表現だと
おっしゃってくれました。

 風雲舎さんの最新刊は保江邦夫先生と山本光輝先生の『神に近づくには
波長を合わせればいい!
』。物理学者でありながら冠光寺流柔術の師範で
あるおなじみの保江先生といろは呼吸書法の創始者であり、合気道の開祖
植芝盛平翁から直接指導を受けられた直弟子でもある山本先生の共著です。

 親しくさせていただいているお二人の本はまだ読ませていただいていませ
んが、さぞかし抱腹絶倒な内容だと思います。何しろ「口から出任せ対談」が
キャッチフレーズなのですから。


 そんな山平さんからやはり今年になってから出版された2冊の本、吉濱ツト
ム著『アスペルガーとして楽しく生きる』、と並木良和著『ほら起きて! 目醒
まし時計が鳴ってるよ
』を以前に送っていただきました。


 吉濱さんの本は読ませていただいて、舩井幸雄.comの「いま知らせたいこ
と」のページでもご紹介させていただいたのですが、並木さんの本は、この本
を読むにはかなりエネルギーが必要だなということを感じていたのか、3ヶ月
ぐらい積ん読になっていましたが、山平さんにお会いしたことをきっかけに覚
悟を決めて読み始めました。

 実にいい本でした。まさに、いま目醒なければいけないことを教えてくれる
内容で、この本を読んでしまったからには覚悟を決めなければいけないと感
じさせてくれました。にんげんクラブの皆様の必読書のようにも感じますので、
ぜひお読みくださいね。

 さて、実はここからが本題なのですが、今回山平さんに会っていただいた
目的は、私の本の出版の企画を相談するためでした。電話でお願いした時
は「勝仁君の本は迫力がないからおもしろくない」と辛口コメントをいただい
ていたのですが、今回の企画も面白くはあるが、その企画の著者は世の中
を自分の力で切り開いている人、例えば孫正義さんのような人が著者になれ
ばぜひ読みたいが、勝仁君が書けば内容がどんなによくても親父の二番煎
じと思われるだけだ、と却下されてしまいました。

 ここまでは予想の範囲だったのですが、びっくりしたのは「勝仁君は、今年
中に親父の魂と向き合はなければダメだと思う。そして、親父のことを賛美す
る本ではなく、功罪を赤裸々にしたお前にしか書けない本を書け。それならう
ちから出版してやる」とおっしゃっていただいたのです。風雲舎を作られてか
らは売れる本ではなく、魂に響く本を作られてきた山平さんの本音、かなり痛
い言葉として私の魂に突き刺さりました。

 まさにいまの私にとって必要なこと、でも一番やりたくないことを言い当てら
れてしまい、その本を出すか出さないかはともかくとして、親父に向き合う必
要を改めて痛切に感じさせていただいた言葉でした。

 先日、ゴールデンウィークまで10年近くお世話になった品川の事務所の原
状回復が終わり、その確認作業に立ち会わせていただきました。父の臭いが
満ち溢れていたオフィスがまったく跡形もなくなっていて、感慨深いものがあり
ました。これも、親父と向き合う作業のひとつだなと感じながら、父が好きだっ
た運河が朝の光を浴びてキラキラ輝いている様子をしばらくながめさせていた
だきました。


604-1.jpg   604-2.jpg

 この原稿も父の魂と向き合いながら書いています。そして、本当にそれがで
きるようになるためには、やっぱりまだ少し残っている余計な思いを物理的に
も精神的にも手放していくことが必要だなと感じながら、この原稿を書かせてい
ただいています。山平さん、すばらしいアドバイスをありがとうございました。



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