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「恩送り」

皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。

映画「祈り〜サムシンググレートとの対話」はお陰様で2012年9月19日より東京・大阪の
2館での連続ロングランを続けています。この度、正式に歴代一位のロングラン記録とな
りました。

以下がその記録となりますが、2000年以降の映画では初めてとなります。
大変光栄な事で、これも偏にご覧頂いたお一人お一人の皆様のお陰です。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。



1位 祈り サムシンググレートとの対話 827日
('12年9月19日から渋谷アップリンク他 上映中 日数は12/20時点です)

2位 ウエスト・サイド物語 511日
('61年4月1日から丸の内ピカデリー)

3位 ベン・ハー 469日
('60年4月1日からテアトル東京)

4位 西部開拓史 463日
('62年11月29日からテアトル東京)

5位 シネラマ・ホリデー 453日
('55年12月19日から帝国劇場)

6位 王様ゲーム 434日
('11年12月17日からシネ・ルーブル池袋他)

6位 タイタニック 434日
('97年12月20日から日本劇場他)

8位 世界の七不思議 441日
('57年3月17日から帝国劇場)

8位 南海の冒険 431日
('59年4月25日から帝国劇場)

9位 これがシネラマだ! 346日
('55年1月5日から帝国劇場)

10位 世界の楽園 328日
('58年6月1日から帝国劇場)


私たち日本人は、困っている人を見ると助けようとします。
財布を拾ったら「失くした方が困っている」と思うので必ず交番へ届けます。
私の経験でも人生において三度ほど、お財布を拾った事がありました。
その度に交番に届けたり、ご本人にご連絡してあげたりしてきました。

「惻陰の心」が息づいてる証といえます。
「惻陰の心」は、困っている人をみて気の毒に思う心を言います。

日本人は、古来より「惻陰の心」「差悪の心(自己の不善を恥じ他者の悪を憎む心)」
「辞譲の心(譲り合う心)」「是非の心(善悪を判断する心)」を大切にしてきました。

そして、「恩送り」の精神も私たち日本人は、自然に行っていたものです。
受け取った恩をお返しできない時に、その恩を送るのです。

その恩は巡り巡ってやがて自分に戻ってくるのです。


与えるものが受け取るものなのです。

その精神を復興させ、世界に発信することを二年前からはじめました。

最初は小さな食事会からスタートさせ、その参加者の皆さんが次の食事会に送り、
それが全国各地に広がり、やがて200人規模のイベントに送られていったのです。

そして、次の12月21日「恩送りフェスタ」は前回、3月21日の参加者からのプレゼントで
催されます。
見ず知らずの方から受ける優しさは、分かち合うを生む原動力となっていきます。


分かち合いの連鎖を起こし、分かち合う経済を実践していくのがこの「恩送りフェスタ」なのです。

これは日本人に古来からあった「分かち合い」の精神の復興です。

2014年12月5日、中国のインターネット上に、日本で財布を落とした
中国人の体験談を記した文章が掲載されました。
以下はその概要です。



『日本に来たばかりのころ、多くの先輩たちが「日本で物をなくしてもそれほど心配
する必要はないよ。だいたい見つかるから」と言うのを聞いた。周りの友人からも、
なくなった財布やら携帯やらが見つかったという話は何度か聞いていたが、正直、
私は半信半疑だった。それに、日本に来て数年、財布をなくしたことなどなかった
ので、先輩の話は気にも留めていなかった。

しかし私はついに、「財布をなくす」という過去の自分からは考えられないようなこと
をしでかした。友人と食事に出かけて家に戻った後に、財布がないことに気付いた
のだ。このとき、私は冷や汗が噴き出すのを感じた。現金3~4万円は仕方ないに
せよ、証明書やキャッシュカードなどもすべて財布の中だ。再発行などしようものな
ら、1日や2日じゃ済まない。

昼の12時過ぎに食事に出かけ、財布がないのに気付いたのは午後5時。
「終わった」と心の中で思った。こんなに時間が経っていては、絶対に見つからない
だろうと思った。友人に電話をかけて事の成り行きを説明すると、「きっと見つかる
よ」と慰めの言葉をかけてきた。彼は何度か財布をなくしたが、そのたびに見つかっ
て戻ってきたというのだ。

友人いわく、経験上、物をなくしたときはまず近くの交番に行って聞いてみるそうだ。
そこで私は、友人の付き添いのもと、近くの交番を訪れた。小さな部屋のようなとこ
ろに3人の警官が座っていた。私たちが中に入っていくと、笑顔で「どうなさいました
か?」と聞いてきた。私はこれまでの経緯を説明し、自分の財布は届いていないか
と警官に訪ねた。

すると警官は私に1枚の紙を渡し、名前や住所、なくした物、その物の色や形、なく
した時間、現金はいくら入っていたか、などを書かせた。私は紙を書きながら、
「たぶん家に帰って連絡を待つことになるんだろうな」と思っていた。紙を書き終える
と、警官はそれを持って奥の方に入って行き、ほどなくまた出てきた。手にはなんと、
私の財布が!

そのとき、どう思ったかって?不思議さと、それを超える感謝の気持ちだ。それまで、
話には聞いていたのだが、なくした物がまた目の前に現れるという感覚を実際に味
わったことがなかった。警官は笑顔で財布を手渡してくれ、なくなっているものはない
か確認するように言った。現金、キャッシュカード、証明書、すべてがそろっていた。
警官に何度もお礼を言うと、困ったような顔をして笑いながら、「今後は気を付けてく
ださいね。拾った人がわざわざ届けなければなりませんから」と言った。

良心のサイクルとはこういうことではないだろうか?なくした財布が交番で見つかった。
拾ってくれた人への感謝の気持ちを抱いた私は、今後もし何かを拾ったらきっと交番
に届けるだろう。そしてまた別の誰かがそれに感謝して、同じことを繰り返す。
このようなサイクルによって社会の雰囲気はますます良くなり、人同士も互いのことを
ますます思いやるようになるのだ。(翻訳・編集/北田)』

私達日本人の中にある美徳は、世界の人々のモデルとなります。

自信を持って「お互い様」そして、「恩送り」の精神を伝えていきましょう。

その責任が私達日本人にあるのです。

12月21日恩送りフェスタに是非、ご参加ください。

分かち合う世界を共に創っていきましょう。

恩送りフェスタhttp://officetetsushiratori.blog.fc2.com/blog-entry-481.html


※恩送りフェスタは完全予約制です。お席のあるうちにご予約ください。


恩送り1.jpg   恩送り2.jpg




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