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すなお、であるとは。

こんにちは。寒い日が続きますね。大雪の地方もあるそうで、皆さんが無事でいらっしゃることをお祈りしております。

さて先週も、Kan.さんのお話会や、葦原瑞穂先生と保江邦夫先生の対談講演会など、東京へ行く用事があって、そこそこ忙しくしております。私の身体はあまり移動に適していないのか、新幹線にたくさん乗るとすぐに疲れてしまうので、もうちょっと体力づくりをしなくちゃいけないなぁと思っています。冬はとくに動くのがおっくうになるので、意識的に身体を動かしたいと思います。

さて、最近はすなおであることがとっても大事だと思っていますので、今日はすなおさについて書いてみたいと思います。
舩井会長の教えの中に、成功する人の三つの条件として「素直・勉強好き・プラス発想」とありました。

私はこの10年間、自分は比較的すなおであると思っていたし、すなおであることに誇りを持っていました。
私の考える「すなお」とは、他人からのアドバイスは素直に聞くとか、あまり自分の我を張らず、柔軟にまわりの人の意見を取り入れるというものでした。その素直さのおかげで、今まで上手にやってきたと考えていました。

ところで、私の夫は、典型的な学者肌の左脳タイプで、私から見ると素直さとは程遠いような気がしていました。何かこちらが意見やアドバイスをしても、ほぼ100%の確率で何か反論してきますし、世の中のたいがいのことには否定や批判、文句を言っているように私からは見えます。

ところが、結婚式の際にお互い自分の特徴を書いたカードを作成した際に、彼は自分の長所の欄に「すなお」とたった一言書いていました。およそ素直さとはほど遠いと思える人物が、自分の長所をすなおと書いていることにあきれ、自分で自分のことはわからないというが、こうも自分がわからないものか・・・・とびっくりした記憶があります。

このように、つい最近まで私の中で、「自分は素直だが、彼はあまり素直でない」と勝手に思っておりましたが、最近この考えがまったく間違っていたようだとようやくわかりました。

そもそも、本当の素直とはなんでしょうか。

よく考えてみたら、誰かの意見をすぐに鵜呑みにしたり、意見も言わずにとにかく従ってみる私よりも、嫌なものは嫌だとか、おかしいものはおかしいと誰に対しても、(空気を読まずに)言える夫のほうが、よほど自分に対して素直なのかもしれません。

嬉しい時は嬉しい、悲しい時は悲しい、怒っている時は怒っていると、子どものようにシンプルに、自分の思いをストレートに表現することが、きっと素直なんだと思います。
(もちろん、怒りをそのまま爆発させるとかではなく、出し方に工夫は必要なのだと思いますが)

私はいままで勝手に、舩井幸雄会長の考えた「成功する人の三条件」の一つが「素直」なのだから、「素直な人」とは、経営コンサルタントや目上の人の意見にいちゃもんをつけず、柔軟に従う人のことなのかな、そのようにアドバイスをきちんと聞いた人が、実力をつけ成功していったのかな、と思っていました。

でも本当にそうだったのでしょうか。

これはただ、他人から見て素直なだけ。じつは柔軟なだけであって、本当の素直とは違うように思えてきました。

よく考えてみたら船井会長も、誰かからアドバイスを受けると、その場ではにこにこしていたけれど、あとで必ずそのアドバイスとは逆のことをやってみるようなところがありました。

肩書や立場に関係なく、嫌なものは嫌だ、おかしいと思うことにはおかしいとはっきりと言えること、それこそがその時の自分の思いにきちんと向き合った結果であり、「すなお」なのかもしれません。

相手の意見を聞きつつ、きちんと自分の心と向き合って、お互いの意見を尊重しながら進めていくことで、本当のコミュニケーションが生まれ、より良いものが出来上がるのかもしれませんね。

自分に正直に、すなおでいることって、簡単なようで難しいものです。
難しいけれど、まずは自分にウソをつかずに信頼することで、まわりの人たちにも信頼されるようになるのかもしれません。

とりあえず、今日は帰宅したら夫に「いままで素直でなくてすみませんでした」と謝ろうと思います(笑)。




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