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地域での寄り合い

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

秋晴れの良いお天気が続いています。昨日は熱海の自宅付近から、とっても美しい虹を見ることができました。一昨日も夕方に少し虹が見えたので、二日連続で虹を見られたことに感動し、なんだかいいことがありそうな予感がしています。(まぁ、これと言っていいことがなかったとしても、虹を見られただけでも既にいいことですね♪)


この一ヶ月の間、いろいろあって熱海から一歩も出ていません。じっくりと熱海に腰を据えてみると、熱海のいいところがいろいろ見えてくるものですね。
熱海という町は、地域の結束が案外強い土地だと感じます。お祭りや学校行事、町内のイベントなどで、地域の人たちは協力しあって、各町内会で密接なつながりを持っています。


一方、我が家は熱海の中でも山奥の別荘地に位置しています。ということで残念ながら、我が家には町内会もないし、地域密着なコミュニティには入れてもらえません。お祭りはさほど好きではないので、別にいいといえばいいのですが、ちょっと寂しいのも事実です。

この別荘地は、二百件くらいの家がある中で、30~40くらいの家が、そこに永住しています。ということは、残りの160件くらいは東京近辺の人が多く、行楽シーズン意外は空き家状態、いわゆるゴーストタウンです。この状態を、防犯上どうか?と思うか、わずらわしい近所づきあいがなくて静かでいいねぇ、と思えるかは性格の問題だと思います。

さて、そんなちょっと変わった地域に住む我が家ですが、この度永住している有志の人たちから声が上がり、この別荘地でも永住組で自治会を作ってはどうか?という寄り合いが開催されました。この別荘地は1960年代に作られたものですから、作られてから50年もたってようやく自治会が誕生しようとしています。

自治会を作ろうと思った理由は、永住者が以前に比べて増えてきていること。永住している人の中でも高齢者が多くなってきつつあること。一軒一軒の距離が離れているし、横のつながりもいっさいないので、いざ病気になったり災害が起こった際には安全確認が迅速にできないこと、などだそうです。

今までは、山の中に住んでいるとは言っても、管理事務所に整備された偽りの自然空間に住んでいるように感じていました。周辺の木の伐採や道の清掃、外灯の電球の交換や備品の修理などもすべて管理事務所がやってくれるし、ゴミもゴミステーションにいつでも捨てられます。近所で出会う人と挨拶を交わしても、週末を過ぎるとすぐにいなくなってしまう人たちなので、なんだかホテル暮らしのような地に足のつかなさを感じていました。


そんな中で、地域の寄り合いが開かれることが、嬉しいなぁと思いました。人付き合いの希薄な気楽さというのはある意味であるかもしれませんが、長い目で見るとやはりそれは不自然な関係です。世代の違う人たちと話を交える中で、やっぱり人は人と繋がって生きているのだなぁと実感できました。過疎化や高齢化の進んでいく町や村では、なるべく若い人から率先して、このような取り組みを活性化していく必要があるのかもしれないと思えました。

とはいえ、読者の皆様のお住まいの地域では、町内会はあるのがあたりまえでしょうし、なんともレベルの低い横のつながりのお話なのですが、地域の交流が少なくなってきつつある日本の中には、こんな地域もあるのですよ、ということで今回ご紹介させていただきました。

人は人と交流することで、成長したり学んだりしていくものだと思います。これからも、にんげんクラブの寄り合いも大切にしつつ、地域密着の寄り合いや、趣味の寄り合い、などさまざまなコミュニティの輪を広げていきたいと思います。


niji924.JPG
(地域の寄り合いの後に大きな虹が見られたので、なんだか神様から「進む道は間違っていないよ」と言ってもらえたような気がしました。)



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