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今月のにんげんクラブ ~9月号~

 先月号でにんげんクラブは変革期に来たということを書きました。

 これは4年前に川島伸介さんを代表会員に迎えて、にんげんクラブが
会員さんの中に飛び込んでいくという大変革をしたことや、昨年小川社長に
就任していただいて足が地についたスピリチュアルなことを積極的に取り入れて、
にんげんクラブの場でなければ話せないようなことを語り合える場としての寄合を
活動の中心にしたぐらいの大変革をまた目指してということです。

 それは船井幸雄が皆様の前に出て行くことがいよいよ難しくなったという危機感
から来ていますので、次の改革のテーマは「原点回帰」です。

 兒玉裕子さんに先日、「なぜ、船井会長はにんげんクラブを作ったのですか」と
聞いてみました。にんげんクラブができたときは、私は船井本社に参加しておらず、
創設の精神を知らないことに今さらながら気がついたのです。
だから、創設メンバーである兒玉さんに改めて聞いてみたのです。

 兒玉さんの答えは、「日月神示にある『三千の足場づくり』が会長の目的だったと
思います」というものでした。3000人から5000人の有意の人の集まりである
にんげんクラブをつくり、それを神がミロクの世づくりのために顕現する足場にしよう
というのが、にんげんクラブの本来の目的なのです。
船井幸雄が日月神示と「百匹目の猿現象」の精神を合わせたものを形にしたら、
にんげんクラブになったというわけです。

 そして、有意の人というキーワードを持って来ました。船井幸雄の2008年の著書
有意の人』(徳間書店)のあとがきから引用してみます。

 
「有意の人」という言葉の説明は、本書中でも何回も述べましたが
「自分やお金や目先のことも大事だが、それとともに
"世の中の構造やルール" "人間の正しいあり方"などを知り、
正しく考え、正しく生きよう......と気づき、
勉強に取り組みはじめようとしている人か、
すでに取り組んで実行している人たちのこと」だと言っていいと思っています。

 川島伸介さんがにんげんクラブの改革をはじめてくれたころに兒玉さんから
「にんげんクラブが変わってしまうのは少し悲しい」と言われたことがありました。
会長の世界を私なりに発展させていこうと思っていた当時の私には兒玉さんの
気持ちがよく分からなかったのですが、にんげんクラブができたときの思いを
理解せずに新しいやり方をがむしゃらに進めてしまったということを反省しなけ
ればいけないことを、いまならよく分かります。

 小川社長の株式会社にんげんクラブの集大成として、12月14日に予定されて
いる「宇宙からの黙示」(私はにんげんクラブ宇宙人大会と呼んでいます)という
イベントを開催します。このイベントは小川社長の地に足がついたスピリチュアル
路線に共鳴する方はとても喜んでくださっていますが、船井幸雄なら絶対にこの
ようなイベントはやらないと思います。

 少し長くなりますが4月15日付けの船井幸雄.comの「船井幸雄のいま知らせ
たいこと」のページを掲載させていただきたいと思います。


 私は40~50年セミナーとか催し物にかかわってきたその道の超プロです。
 その私がはじめて見た企画がこれから紹介する4月27日に名古屋で
 行なわれる(株)にんげんクラブ主催のミロクフェスティバルです。
 にんげんクラブは私が創ったのですが、この種の催しをここが行なうとは
 まったく思いませんでした。
(中略)
 私のセミナーの常識は講師1人に、1・5 ~2時間はゆっくり話してもらう
 というタイプです。1日なら多くて3~5人、そして聴講料5~6万円です。
 それが1日で講師だけで32人(?)も出演、のべ35~40も催しがある
 もようですから、それこそ私の行なってきたセミナーの逆を行くものです。
 どんな効果があるか、私には分かりません。私にも分からないのです。
 好奇心の強い方、話題を求めたい方は、ぜひ御参加、今後のために
 結果や感想をおきかせください。
 「ワクワク」「笑う」「聴く」「観る」「学ぶ」「動く」とテーマが書かれていますが、
 1人でも2人でも講師中にすばらしい仲のよい知人ができたら、全会場に
 参加できる前売りの5000円、当日の6000円はお安いでしょう。
 しかも講師の名前と顔ぶれを見ますと、私の知人が20人以上もいます。
 ともかくそういう意味でびっくりしました。


 創設者の思いをいま、もう一度見つめ直したいと思います。言い訳になって
しまいますが、有意の人の集合意識で良い世の中を想造していくという船井
幸雄のにんげんクラブの原点と会社経営として利益を上げていくということを
矛盾なくやっていくにはカリスマ性が必要なのだと思います。いい世の中を
つくりたいと思ってボランティアで活動をしていただいている各支部の皆様の
思いと株式会社として利益を上げていくという目的は凡人にはなかなか両立
させていくことができません。


伊勢懇親会.jpeg
(伊勢懇親会  撮影:田島さん)


 実際にミロクフェスティバルは集客に大苦戦して関係者にとても迷惑をかけて
しまいましたが、支部の人たちの思いを中心に、にんげんクラブ活動を続けて
いくという方向性はこれからも続けていこうと思っています。もちろん収支はあう
ようにしていきますが、利潤をにんげんクラブの活動で出すことは目的にしない
でおきたいと思っています。ただ、それにプラスして「有意の人」の集まりが
にんげんクラブだという原点回帰にこれからは入っていこうと思っているのです。

 そして、有意の人が「勉強に取り組みはじめる」ところから、「すでに取り組んで
実行している人たち」つまり各支部で積極的に活動を推進している人たちの
ステージに進化していこうというのがこれからのにんげんクラブのあり方なので
はと感じています。これなら、いままでの流れを引き継ぎながら無理なく原点
回帰ができると思います。

 これからも機会があれば各地の支部に行きますので、皆様の率直なご意見を
いただければと思っています。よろしくお願いいたします。



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