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今月のにんげんクラブ ~8月号~

 にんげんクラブとは何なのだろうと考えることがあります。

 きっかけは昨年の夏、台湾に李登輝(りとうき)元総統のお見舞いにうかがった
時に、李登輝元総統が株式会社にんげんクラブの名刺を見て、「にんげんクラブ? 
にんげんクラブかあ! にんげんクラブなぁー」とおっしゃったことでした。
いままであまり気が付きませんでしたが、よく考えたらとんでもないすごい名前です
よね。

 にんげんクラブの原点は船井幸雄の有意の人の集合意識の力で、あるべき理想
の世の中であるミロクの世の中を作ろうという思いです。この原稿を書いているの
は6月の初旬ですが、5月末にも仙台と広島の寄合に参加させていただきました。
特にその時の懇親会で皆様の思いを聞かせていただくことを楽しみにしているの
ですが、多くの方から10年前、20年前から「船井先生の本を読んできました。
先生の本に出会って私の人生が変わりました」とおっしゃっていただけます。

宮城よりあい.jpg
(仙台 寄合)


 船井幸雄は、世の中は私たち人間の思いが作っていることをずっと説明してきま
した。多くの人の集合意識が競争や策略に基づく「今だけ、お金だけ、自分だけ」の
世界から、助け合いや与え合うことを基本とするミロクの世の中を選択すれば、
それだけで理想の世の中が実現することを20年近くにわたって著書や講演などで
訴え続けて来たのだと思います。

 その思いに共鳴していただき、この世には目に見える世界と目に見えない世界が
あり、本当は目に見えない世界の方が重要であるということを共に学んでいただい
た同志の方が集まっていただいているのが、にんげんクラブの原点です。
端的に言えば、船井幸雄ファンクラブです。

 船井幸雄ファンの皆様の悩みは、自分では目に見えない世界のことを勉強して
気がついているのですが、それがなかなか周りの人に受け入れられないことです。
つい、職場や家庭で本音を話すと周りから頭がおかしくなったのではないかと思わ
れてしまい、自分が学んできたことを共有する場がなかなかありません。最近、
全国各地で寄合をするようになり、そんな思いを共有する場があることを喜んで
いるコアな会員の皆様が活発に活動をしてくれるようになってきました。

 できれば目に見えない世界があることを知っている船井幸雄ファンでない人とも
コラボレーションができないかなとも考えています。
私は野球が好きですが、大阪で生まれたので阪神ファンでありアンチ巨人ファン
です。でも、野球が好きなことは確かですし、強い巨人に立ち向かっていく阪神を
含む弱小球団ががんばっている姿を見るのが好きなので、巨人の試合もテレビで
楽しく見ています。つまり、アンチ巨人ファンも少しマクロに見れば巨人ファンの一種
だと言えるのだと思っています。


 それと同様に目に見えない世界のことを認めている人は、船井幸雄に関心がなく
ても、極端に言うと船井幸雄が嫌いな人でもマクロに見ると同じ考え方を持っている
仲間だと言えるのではないかと思っています。そういう人たちとのコラボレーションを
しようと思って、メキキの会やトータルヘルスデザインのバンクシア・フィットネス、
さらにそれを元に同社の近藤洋一会長が考えている「大還暦の会」等との協力関係
を作っていこうと思っています。

 小川雅弘社長はエドガー・ケイシーが好きで王家の谷を発掘したハワード・カーター
のように、伝説だと思われているアトランティスの叡智や前世でコマンダーとして
地球までやってきた宇宙船を発掘したいと本気で考えています。そんな小川さんの
思いに共鳴している精神世界に興味が深い会員さんたちも小川さんと語るために
積極的に参加していただくようになりました。

 私は足が地についていない精神世界は問題が多いと思っているのですが、
小川さんは高知を代表するような経営者の一人で盛和塾にも入っていて、稲盛和夫
会長から表彰されるようなしっかりとした経営を長年にわたって続けてきた人です。

 そして、そのバックボーンになっているのは会報誌で兒玉裕子さんが連載してくれ
ている安岡正篤先生が説いた『陰隲録(いんしつろく)』にありますので、この辺りは
中村天風先生に共鳴していた船井幸雄の考え方とも相容れる点が多くあります。
経営を上手くやっていくという視点で目に見えない世界のことを認めるという
アプローチをしている人たちとも一緒にやっていけるのではないかと思っています。

 広島の寄合の時は兒玉裕子さんが同行してくれたのですが、たくさんの兒玉ファン
が参加してくれていました。船井幸雄が育てた、書くという才能にあふれている兒玉
さんですが、話をすることには苦手意識があるようですが、寄合という形なら、自分
をあまり主張せずに相手の言い分をじっくり聞くという兒玉さんのいいところが活か
せるので、これからは兒玉さんにも積極的に寄合に参加してもらおうと思っています。


広島よりあい.jpg     ケーキ.jpg
(広島 寄合)


 船井幸雄のファンクラブ的なところからはじまったにんげんクラブですが、いろいろ
な人が関与していく中で、いろいろな思いを持っている人が集まってきています。
意見や方法論が違う人たちがお互いを認め合いながら、世のため人のために生きて
いこうという思いを共有する会になっていけばいいと感じているのです。

 にんげんクラブはまた変革期に来たのではないかと感じています。
いまは、創造と破壊を繰り返すような時流にありますので、にんげんクラブのあり方も
私の考えにとらわれることなく、いろいろな人の思いを取り込んでいきながら、その時
その時のあるべき方向に参加している人たちの集合意識に従って動いていけばいい
のだと感じるのです。

 支部の寄合や映画の自主上映や、少し問題はありましたが愛知支部が取り組んで
くれたミロクフェスティバルのような機会をどんどん作っていくことで、皆様の思いを
発露させる場面をたくさん作って行きたいと思っています。もちろん、失敗から学ぶこと
が大切なので、私を含めて、思いと違って上手く行かなかったこともきちんと認めて、
その現実を直視しながら一歩一歩先に進んでいければいいのではないかと思ってい
ます。

 変革期のいまがチャンスですので、皆様の考え方が取り入れられたにんげんクラブ
を一緒に作っていければと思っています。よろしくお願いいたします。
もちろん船井幸雄の思いを大切にしていくことが大前提条件ですので、船井幸雄ファン
の方も安心してお付き合いいただければと思います。




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