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今月のにんげんクラブ

 船井幸雄.comで4月から「船井勝仁の"直感"のすすめ」というコラムを書き
始めました。時代はいよいよ本格的な非常時に突入しました。こういうときは
常識や既成概念やタブーにとらわれて、過去の延長線上だけに生きていると
幸せに生きることはできません。

この時代を上手く生きていくためには直感力を磨き、その直感に従って大胆に
生きていくことが絶対必要になります。

 そこで、3月に(株)船井本社に入社したスピリチュアルの知識はまったくありま
せんが、すなおでステキな新入社員K君に、スピリチュアルな話を教えていくと
いう形で月に2回のペースで連載をすることになりました。4月15日にアップ
した2回目の原稿からは、K君にまず私が話した内容をまとめてもらい、それに
私がコメントするという形で連載を進めていくことにしました。
 
1回目は、私が1人で原稿を書くと絶対に気が付かないことをK君のレポートで
感じることができ、私の世界も拡がっていくことが実感できて、とても楽しく
原稿を書くことができました。これも直感力を発揮するための一つの方法論だと
思いますが、どんな内容をK君が書いてくれるかがまったく予想できませんので、
余計な知識を持たずにK君の原稿を読んですなおにそのとき感じたことを原稿に
まとめることができます。

 実は直感力とは何かを体系立てて説明しようかというふうに考えていました。
正直に言うと下心があって、その連載が本になればいいなと思っていたのです。
しかし、それならすでに1987年に父がウィリアム・カウツ博士との共著
『ビジネスに活かす直感力の研究』(PHP 研究所)に書いてあり、それと同じ
物をいまさら書いてもまったく意味がありません。しかし、スピリチュアル
初心者のK君の思ってもいない反応に応えて書くのならば、とても意味がある
ことだと思ったのです。

 できればレクチャーの形でK君に話すのではなく、普段の仕事の会話の中で
直感力に関係する話が出てきたことを中心にまとめてもらえばいいのではと
思っています。そして、この直感を大事にするということは、これからの
にんげんクラブの活動にとってもとても大事なことになると思っています。

 この会報誌では、今月から2回に渡って、2月下旬ににんげんクラブの小川
社長と一緒に行ってきたウガンダ、エチオピア旅行の様子をまとめて書かせて
いただくことになりました。この旅行に行った経緯は本文を読んでいただければ
いいのですが、小川さんの直感力がすべてです。普通に考えると、ただでさえ
忙しい小川さんや私が明確な目的もなしに日本から一番遠いアフリカにわざわざ
出かける必要は何もありません。ちなみに小川さんはやはり、一番遠いチリの
イースター島へも3月に出かけて来ました。

 どんなに合理的な理由がなくても、行かなければいけないものは行かなければ
いけないのです。それを直感できちんと捉える力がまずは必要になります。また、
途上国に個人旅行で行くと、それこそ直感に頼って行動しなければいけない場面に
何度も遭遇します。そのときに、きちんとした判断ができることがとても大切に
なります。
小川さんはその動物の勘的な能力をいっぱい持っています。

 そんな小川さんが社長になったにんげんクラブはまさにいま直感に従った行動を
してもらう会になっていきたいと思っているのです。この会報誌が皆様のお手元に
届くころには開催が無事に成功裡に終わっていることと思いますが、4月27日の
ミロクフェスティバル(にんげんクラブ愛知大会)は、いままでの常識を覆す
ような面白いイベントになりました。ある面、オープンワールドの考え方を
はるかに凌駕するオープンワールドが実現したのです。

 あれだけ好評だった「船井幸雄オープンワールド」を昨年で終了したのも、あの
まま私たちが主催してオープンワールドの開催を続けていても、予想される範囲を
超えるようなイベントは開催できません。それこそ、過去の延長線上のオープン
ワールドになってしまいます。私たちがやっていたオープンワールドはある意味
バーチャルにミロクの世を実現している催しでした。そこに参加している目に見え
ない世界があることを知っているスピリチュアルな人にとっては理想の未来を実感
できる2日間だったのです。私はそれがオープンワールドが人気があった一番大きな
原因だろうと思っています。

 しかし、やっぱりバーチャルの枠を超えることはできませんでした。会場の外に
一歩出てしまえば、そこは何も変わらない普通の3次元で資本主義の社会が歴然と
存在しています。また、翌日会社に出かけて行っても実は何も変化していません。
オープンワールドを始めた当初は目に見えない世界があることを理解してもらう
という社会的な意義があったのだと思いますが、最近の参加者はほとんどそのことは
すでに知っている人たちです。そうだとすると、いま大切なのは新たな知識を得ること
ではなく、その知識を行動に変えて実践していくことなのです。

 そういった意味では、各地の支部で始まっているファミレス寄合なども、私たち
が絶対に思いつかないものです。たった数人しか集まらなくても、その寄合の積み
重ねが、映画「祈り」の自主上映会やミロクフェスティバルに繋がっているのは
間違いのない事実なのです。そして、寄合の積み重ねでできた自主上映会やミロク
フェスティバルはバーチャルで終わらずに、実際に会員の皆様がスタッフとしてと
いうか主催者としてイベントに関わることで、確実に自分を中心にして世界がリアル
にも変わって行くことになります。
 
 エチオピアのラリベラという原始キリスト教の聖地で、満月の前日に沈みゆく
太陽と、昇ってくるほぼ真ん丸の月を同時に見られるというシチュエーションに
遭遇することができました。太陽を中心にした男性原理の時代が終わり、月を中心に
した女性原理の時代が始まるように私には感じられました。しかし、私がそれを
誌面でいくら伝えてもそれはバーチャルで現実は何も変わりません。しかし、それを
会員の皆様が行動によって実感していただければ、それがきっかけで世の中が確実に
変化していくことになるのです。

 変化を実際に起こすにんげんクラブの活動を、皆様の直感力を基にして具体的な
活動を行うことでこれからは現実にしていきたいと思っています。どうぞ、よろしく
お願いいたします。



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