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スピリチュアル生活の条件

マヤ暦が終わるとされていた2012年12月21日も無事に過ぎました。
惑星ニビルの接近やフォトンベルトに地球が入ってしまって大混乱が起きるという事態も
いまのところは起こっておらず、比較的平穏無事な年の瀬を迎えています。
私たちの心がけがよかったから何も起こらなかったのかもしれませんし、
神様(サムシンググレート)が私たち人間に少しの猶予をくれたのかも知れません。

無闇やたらに心配することはないと思いますが、いままでと同じ生き方を続けていては
いい人生を送れないことは間違いないと思います。自然と対立し自然を搾取する生き方、
将来の子ども達にツケを残すような生き方はなるべく早くやめなければいけません。
それを、神様の力で強制的にされてしまうのか、人間が自分たちで気がついて自分たちで
変わって行く事で新しい生き方を選択するのか、本当に岐路に立っているのだと思います。

いま、クリスマスの日の朝を福岡からの出張の帰りの機上で迎えています。
眼下に美しい富士山をみながら荘厳な気分でこの原稿を書いています。
この岐路を人類の力で変えていくためには、私たちはいままでとは違う種類の能力を付けて
いかなければならないのだと思います。端的に言えば、それは直感力であり、目にみえない
世界を理解する能力だと思いますが、そのようなスピリチュアルな生活を趣味としてではなく、
本格的に自分の生活の指針として生きていくためには条件があるのだと思います。

ルドルフ・シュタイナー著「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか 」(ちくま学芸文庫)
を読みました。ペガサスさんの最新著「シャンバラからの超レッスン 」(ヒカルランド)の
中で、彼女がいつも旅行の時に持って行って絶えず自分の指針としているという記述を読んで
興味をもったからです。
時々、書いていますが私はスピリチュアルな分野が本質的にはあまり好きではありません。
だから、ペガサスさんの本も面白くはありましたが、ちょっとついていけないなあと思いながら
読んだのですが、このシュタイナーの本の紹介には何かとても大事なメッセージだという直感が
働きました。

早速、アマゾンで購入したのですが、難しい本で、まとまった時間が取れる時でないと、とても
読めません。それで、大阪出張の時の新幹線の中と、今回の福岡出張の時の飛行機の中で、
なんとか読むことができましたが、ベストのタイミングだったと思います。

なぜなら、大阪出張の後に柳瀬宏秀先生の「初詣の願いを祈りに」のセミナーで公演させて
いただき、翌日にはにんげんクラブの小川社長が熱望していたスピリチュアルセミナーが
あったからです。その時はこの本の前半部分まで読んでいたのですが、シュタイナーは
神秘主義的な生活を1歩進めるためには、善的な生活を3歩進める必要があると書いています。
これが、上記の二つの講演会で私が伝えるべきことだったからです。

スピリチュアルなことに真剣に取り組むといろいろなことが分かってきますが、いままで常識で
守られていた壁が崩れていくので危険なことが起こりやすくなるのです。
船井幸雄はスピリチュアルなことを言う人の99%は偽物だと言いますが、それはスピリチュアルな
力を本来の目的とは違うことに使ってしまう人が大半だと言うことを言いたいのだと思います。
その罠に陥らないためには、スピルチュアルなことが1つ分かったら、その3倍の良いことを
しなさいというわけです。

これからの時代はにんげんクラブの方はドンドンとスピリチュアルなことに目覚めていくのは
間違いありません。その時の対処方法がバランスを取るために善なることにドンドン取り組んで
いくことになるのです。難しい話ではありますが、積善を積んでいくこと、利害損得に関係ない
無私の行動をドンドンしていくことが大切になります。岡田多母さんは1日に3つ見返りを求めない
無私の行動をしなさいと言います。

とてもハードルが高いようですが、道に落ちているゴミを拾う、困っているお年寄りを助ける、
募金箱を見つけたら少額でもいいのでコインを入れる、車を運転している時にお先にどうぞと
道を譲る等、考えてみたらいくらでもできることがありそうです。そして、こういうことが出来る
人の数がドンドン増えていけば、とても素敵な世の中が実現しているのは間違いありません。

シュタイナーの本の後半には、本質的な世界が見えてきたらいままでは半人前だったので神様や
守護霊が守ってくれていたが、本質的な霊的な世界を理解できるようになったら今度は自分で
責任を持って霊的な世界と対峙しなければならないということが書いてありました。
それは、とても厳しいことになりそうですが、いまはその覚悟を多くの人が持たなければいけない
時代になったのかも知れません。


      


 

*** 来週、1月2日はお休みとさせていただきます。
      みなさま、良いお年をお迎えください。 ***

 

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