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エソテリシズム

皆様、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。

大変ご無沙汰して失礼いたしました。
スペインへ半月ほど映画祭出席のために行っていて、帰国後も映画「祈り」の反響を受けて
様々な雑務をこなしていてブログを書くことが出来ませんでした。
その間、様々なことがあり、沢山の事を学ばせて頂いているのですが、
一番最近の学んだお話をさせて頂きます。

エソテリシズム・・・聞きなれない言葉だと思います。
日本語で訳すと「秘儀の」とか「奥義に達した」という意味で、
「esoteric」という英語から来ています。

しかし、この日本語訳「秘教主義」を使うと、とても怪しいニュアンスに聞こえるので
「エソテリシズム」という言葉をそのまま使わせて頂きます。

私がこの言葉を知ったのは2007年に映画「魂の教育」の製作中の事です。
右脳開発・児童教育の第一人者故七田眞先生から教わりました。
その代表的人物のアリス・ベイリーの話を七田先生からお聞きしたのです。

アリス・べイリーは、ブラバッキー夫人の神智学を継承、発展させて進化させた方で、
宇宙の真理を直観的叡智によって纏めました。
テレパシー的手法で、ジョアル・クール大師というチベット僧侶の言葉を以下の
24冊の本に纏めています。

『秘教瞑想に関する手紙』
『国家の運命』
『グラマー――幻惑と錯覚の克服』
『宇宙の火』
『テレパシーとエーテル体』
『新しい時代の教育』
『ハイアラキーの出現』上下巻
『弟子たちへの語りかけ』
『弟子道での六つの段階・瞑想に関する教え』
『個々の弟子たちへの教え・上』
『個々の弟子たちへの教え・中』
『個々の弟子たちへの教え・下』
『イニシエーションに関する教え』
『知性から直観へ』
『ホワイトマジック』上下巻
『人類の問題』
『秘教心理学・第一巻』
『秘教心理学・第二巻』
『秘教占星学』
『秘教治療』
『光線とイニシエーション』
『キリストの再臨』
『意識の進化――アリス・ベイリーの講演録』
『魂の光――パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』
『魂とそのメカニズム』
『未完の自叙伝』
『ベツレヘムからカルバリーへ』


アリスベイリーを通して伝えられたジョアル・クール大師の言葉には、
大変深い叡智があり、未来を予見する言葉が数多くあります。
その中で、私自身が響いた言葉をお伝えします。


 
「今日世界は一つの重大な危機の瞬間にある。
私は現在の社会情勢について言っているのではなく、人間の意識状態について
言っているのである。
...霊的な機会、潮流、印に対して彼らが示す反応力によって選ばれ集められる

野心や高慢な計画の推進によってではなく、彼らの奉仕の非利己性ゆえに
そうなるだろう。

彼らの視野は包括的で真理の解釈が、包括的真理の解釈が広大である。
彼らはあらゆる人種からなりあらゆる言語を話し、あらゆる宗教、あらゆる科学、
あらゆる哲学を擁護する。

彼らの特徴は総合性、包括性、知性、卓越したメンタル的発達である。

彼らが深く愛する人類以外に主人を認めない。

周囲に壁を築かず、広い寛容、健全な精神性、平衡感覚によって統治されている。

使う用語が違うとか、象徴や文献の解釈が異なるとか、
使う言葉が多いか少ないかは問題ではない。
彼らは全ての分野、政治、科学、宗教、経済―でグループのメンバーを見つけ
彼らに認知の記と兄弟の手を与える。

彼らはまた、進化の梯子の先を進んでいる方々も認知し、彼らを教師と呼び、
彼らが伝えようとしていることを彼らから学ぼうと努める。」

今、人類は大変な局面に差し掛かっています。

環境問題、エネルギー問題、経済問題、砂漠化、オゾンホールの拡大、
水資源の問題・・・。
人類が抱えている問題を解決するためには、一つに繋がらないと間に合いません。

自他の区別を乗り越えないといけないのです。

地球のために良いことを奉仕しているグループの方たちも、手法が違うとか、
言ってる用語や言葉が違うとか、言って区別して自分たちのグループを維持する
ことに力を入れるよりも、様々なグループの良さを勉強し尊重し合って、手を携えて、
人類全体が地球と共鳴することに目を向けることが大切なのです。

あらゆる宗教、あらゆる科学、あらゆる哲学、あらゆる技術を擁護し、あらゆる文化、
あらゆる国家、あらゆる民族を乗り越えてひとつに繋がる事が今こそ、大切なのです。

私たちは一つなのです。

また、アリス・ベイリーが伝える叡智の中で、参考になったものがあります。

人類全体の進化の流れを次のように表現しています。


「今の人類はアーリア人種。
これはヒッラ―が唱えたゲルマン民族の優位性を主張するアーリアン・セオリーとは
全く関係がなく現在私たちがいきている周期のことを示すのである。
・・・肉体のタイプとして黄色人種をアトランティス人種と呼ぶこともあるが。
このアーリア人種の前に存在したのがアトランティス人種であり、さらにその前が
レムリア人種であった。
・・・アトランティス人種の目標はアストラル体を完成させることであった。
つまりアストラル体と肉体を統合させることであった。
現在の私たちであるアーリア人種の目標はメンタル体の完成である。・・・」


今回の人類の目標は、感情(アストラル体)を乗り越えて、
理性(メンタル体)を肉体と統合させていくことです。

感情の中にある不調和を認めて、赦して、手放して、理性でそのことを見極めて、
魂と一体化する時代なのです。

人類の進化の道筋をエソテリシズムは示しているのです。


祈りスペイン1.png祈りスペイン2.png


映画「祈り」スペインマルベーリャ国際映画祭レポート




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