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人に向かわず天に向かえ~脳外科最前線の臨床でわかった「人間学」の効用~

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

前回のブログで「内田樹先生にお会いしたい」という文章を書いてみたら、ここまで文章にしたので当然ながら取材の依頼をする流れとなり、無事に内田先生にOKいただきました。

来月取材に行くことになり、試験前の学生のように今からドキドキしています。願望というのは書き出してみると、叶いやすいというのは本当ですね(笑)。
原稿になるのはまだまだ先ですが、どうぞお楽しみにお待ちください。


今回のブログでは一冊の本をご紹介したいと思います。
それは、篠浦伸禎さんの書かれた人に向かわず天に向かえ (小学館101新書 18)です。


篠浦先生のことは、Justの2012年8月号で知りました。
私は熱海の山奥に住んでいるため、毎日の通勤は車で移動しています。
片道20分、往復で40分毎日車に乗ることになるので、移動中にJustを聞くのが、毎月の楽しみとなっています。小山会長や様々な著名人の方のインタビューは、毎回新しい気付きをくれます。

Justを聞くようになって、自分は右脳優位だからか、文字で文章を読むよりも、CDで言葉を耳から聞くほうがすんなりと頭に入るようだ、ということがじつは最近わかりました。特に経済や政治など、苦手なジャンルはなかなか文章を読むのに時間がかかるのですが、Justだとなんとなくわかったような気持ちになるから不思議です。(では聞いたことを口で説明できるかと言われると、それは難しいのですが・笑)


さて、篠浦先生についてですが、この号のJustは特に面白くて、3回以上繰り返し聞きました。
最新の脳外科の臨床からわかってきた右脳や左脳の特徴や、動物脳が暴走することについて、西郷隆盛や坂本龍馬がどのように脳を使っていたか、といったことをわかりやすく教えてくださいました。篠浦先生のお話にとても興味を持ったので、「人に向かわず天に向かえ」を早速読んでみました。

脳について学ぶと、自分の性格や性質が、一歩違った視点から見ることができます。
あきっぽくて集中力がいつもないのは、動物脳が発達していたからかな、とか理屈っぽいのは左脳が発達しているからとか、そんなことがわかるのです。

私自身は、何年か前にストレスがたまり過ぎて、うつっぽくなってしまっていた時期がありましたが、なるほどあの時は右脳が弱っていたのだなぁと分析することができました。


本書はいろいろと面白いことを教えてくれるのですが、何といっても本書の良いところは、自分の脳のタイプをチェックできることです。自分の脳がどのような傾向にあるかを知ることで、長所を伸ばすことができます。また、弱い部分を知ることで、どのように生きるべきか傾向と対策ができます。

脳の主な特徴は、6種類のタイプに分けることができ、
右脳度、左脳度、能動度、受動度、私脳度、公脳度と、それぞれチェックリストがあります。
それらのチェックリストで出てきた答えから、さらに10種類の脳のタイプに割り出され、特徴と長所と短所、そしてタイプ別の脳の上手な使い方の説明がありました。

10種類のタイプには、人情家タイプ、冷徹な実務家タイプ、菩薩タイプ、隠棲した賢者タイプ、人蕩しタイプ、ピカレスクタイプ、付和雷同タイプ、秀才タイプ、坂本龍馬タイプ、徳川家康タイプがあります。(ちなみに私は、右脳、受動、公の点数が高い菩薩タイプでした^^。)

これらの脳の分類は、脳科学とは別の遊びのような面もありますが、
私にはとても納得のできるものでした。

ぜひよろしければ皆様も本書を入手して、試してみてください。


DSCgonko.jpg
(例によって文章とは関係ありませんが、久しぶりのゴンコちゃん。左のミニチュアダックスはウェル君です。保健所にいたところを動物愛護団体の方に保護され、今年の7月から我が家の新しい家族として迎え入れました。ウェルの名前の由来は、幸せウェルカム、という願いを込めて名づけられたそうです。)



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