サイトマップ

特別情報

« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »

フクシマの痛みは私たちの痛み

皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。

先日、映画「フクシマ」「不食の時代」の出演者で、福島在住の栄養士の境野米子さんから
下記のメールを頂きました。
緊急のご支援をお願いします。
 

「各位、
その後いかがお過ごしでしょうか。
福島は、青紫色の紫陽花が美しく咲き誇る季節を迎えています。
昨日からはストーブをつけるような寒さになり、あわてて、毛布や掛け布団を引き出しました。

さて、いつもお願いばかりで恐縮ですが、食事を、提供していただけるところを探しています。

福島では、子どもたちの環境が劣悪なまま1年半が過ぎようとしています。
とりわけ、汚染による地域の再編が、教育に大きな影響をもたらしています。
今年から、避難区域の再編で、双葉高校、双葉翔陽高校、富岡高校が、サテライト高として
明星大学で授業を始めています。
避難で県内に住まいがばらばらなので、通えない生徒さんの宿舎が必要で、今4つの旅館に
104名が宿泊しています。
ここの食事が部活動もする生徒さんにとっては劣悪だとして、話し合いをもってきたところです
が、改善されないのです。
夕食は、鍋に少しの野菜が並んだ鍋物、小さい魚1切れと2~3枚のたくあん。朝食はハム2枚と
漬物、小皿の少量の野菜。これが毎日同じで続いています。教育委員会として提案をしている
のですが、生徒を引き受けてくださった旅館のほうも、ようやく見つけ、ようやく手が無い中で
やっている、いっぱいいっぱいの状態で、どうにも改善がされません。

週に一度、二度でもいいから、育ち盛りの若い100人に、十分な栄養がある魅力的な食事を、
弁当を食べてもらいたいと切実に思います。
ご協力いただけるところはないでしょうか。
なお食事代は県教委の援助のほかに、保護者が負担しています。

どうぞご協力いただけるところをご紹介いただければ幸いです。
 
境野米子  
メールアドレス:s.komeko@gmail.com
ブログ:http//komekosk.blog55.fc2.com/  」

 
 
私達は震災後一年半以上も経つとフクシマを中心に現在進行形で起きている放射能の問題に
蓋をしてしまっています。ちゃんと見据えて受け止める必要があるのです。

大きな病気は、病気の痛みを知り受け入れることから始まります。ほかの地域の代わりに
フクシマの皆さんが味合われている事に蓋をしてはいけないのです。
確かに、放射能や今後の生活に対する恐怖心や不安は免疫力を落とします。でも、問題に目を
背けては、本当の意味で解決はできないのです。
まずは、フクシマで起き続けている痛みを知りましょう。そして、受け止める事が大切なのです。
何卒よろしくお願いします。

最近、川面凡児と言う明治の時代の霊覚者の存在を知りました(『宇宙の大道を歩む』参照)。
川面凡児は、南極の白瀬隊が、消息不明になった時に、正確に透視し行方を当て、危険の
多かった南極への航路を透視して示したりしました。また、難病の患者を遠隔で治療したり、
様々な奇跡を残しました。川面凡児は、そうした奇跡を行う事以上に、世界中の宗教が同じ
根源から出発している事を確かめ、今から100年以上前に、科学的と宗教の融合を予言して
いたのです。
下記は川面凡児の言葉です。

「空間はひとつの時空を質的静的に表観したもの」
「時間の存せざるところの空間なく空間の存せざるところの時間はない」
「今日の科学思想がますます進歩発展して洗練濾過すれば、太古の直感的思想と一致する。」

今、宗教の領域を科学が説明し始め、宗教とか哲学でしか語られなかった意識の世界が
科学の世界で証明され始めています。100年以上前の明治に時代を見据えた方がいた事に
感激しました。

「クリストも釈迦も孔子も人なれば同じ神より出でましにけむ 川面凡児和歌より」

全ての宗教も、科学も経済も、政治も垣根を超えてひとつになる時代が迫っているのです。

100年以上前に生まれた偉人に心からの敬意を感じました。
 

映画「フクシマ」

 
 
 
 



カテゴリー

月別アーカイブ



  • zoom寄合
  • にんげんクラブストア
  • 秋山峰男の世界
  • やさしい ホツマツタヱ
  • 舩井幸雄記念館
  • 黎明
  • 船井幸雄.com
  • ザ・フナイ
  • ビジネス共済なら協同組合企業共済会
  • Facebookページはこちら
  • スタッフブログはこちら
グループ会社
  • 舩井幸雄.com
  • 本物研究所
  • エヴァビジョン
  • ほんものや