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日本人は祈り人

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

ゴールデンウィークには、各地で大雨が降ったり、雹が降り、竜巻が起こったりと、大荒れのお天気でした。皆様のお住まいの地域は、大丈夫でしたでしょうか。
こちら熱海オフィスでは、激しい雨は降ったものの幸い被害はなく、スタッフ一同無事に過ごしております。

ゴールデンウィークの後半は、岐阜県の高山市に行ってきました。

高山市では、一日目は有名な朝市の見学や、大好きな飛騨家具のお店をいくつか見物し、
asaiti.jpg
(朝市の様子。昼前は原宿のような人の多さでした)

次の日は、高山駅近くの飛騨国分寺にある大イチョウと、

ooityou.jpg
(左横の人の大きさと比べてみてください。すごく大きいでしょう!)


飛騨一ノ宮にある樹齢1100年以上と言われる臥龍桜を見て、

garyuusakura.jpg
(一度地面についた枝がさらに生えてきて二本の桜のように見えます。)

その後水無神社へと参拝に行きました。


臥龍桜は、もう花がほぼ散ってしまっていましたが、そのすばらしい姿を見ると、背筋がゾクゾクとしました。一見の価値ありの桜だと思います。


水無神社への参拝は、今回で二度目です。
一度目は5年ほど前に、友人たちと位山(水無神社のご神体)に登る前に、
神様へのご挨拶として水無神社へ参拝しました。

minashi.jpg
(こちらが水無神社です)

位山には巨石群があり、一説によると日本一のパワースポットとも言われていますし、
別の一説によると、位山=暗い山 として日本でも有数の魔が潜む地とも言われています。

個人的には、受け手側によって、どちらにもなり得る、力の強い山だと思います。

実は、以前に位山に登った際には、前日に突然高熱が出て、
当日は登山中に心拍が上がり全身の力が抜けて一歩も動けなくなってしまうというアクシデントがありました。

ついでに言うと、そのアクシデントの最中、冷や汗をかきながら地面にうずくまる私に向かって、
当時婚約者だった今の主人(私が高熱を出していることを唯一知っていた)が
「お前、根性無さ過ぎ」と暴言を吐き、あわや婚約解消・・・・となりかけた、
イタい思い出の場所でもあります(苦笑)。


そんなアクシデントがあり、体調は最悪だけれど、
「たとえ倒れてもこの男の世話にだけは絶対なりたくない」と思って(笑)、
「なんとかこの山に無事登らせてください」と山の神々にお願いをしました。

さらに、山に住む木々の精霊や石に宿る魂たちにも同様に話しかけながら、
登山道の脇にある木や岩を必要以上にベタベタとさわりパワーをいただいていくと、
重かった体はどんどん軽くなり、最終的には天狗のように(笑)軽々と歩を進めることができ、
ついで(いや、メイン?)にナチュラルハイで精霊さんとの会話モードになっていたからか
巨石から船井会長へのメッセージを伝えるお役を授かりました。


そんなこんなで、位山と言えば、私たち夫婦にとってはあまり楽しくない思い出の地でもあったのですが、今こうして文章に書いてみると、旅行の前日に突然高熱が出るのもおかしいし、あれだけの高熱で山に登ろうと思ったのもおかしいし、あまり興味もなかったのに遠い位山まで登らされるのもおかしいし、いろんなことが天に仕組まれていたような気もします。

と、ずいぶん長い位山の前置きとなりました^^。

今回は位山の登山はせず、水無神社への参拝のみをしました。
祭神やご由緒などはコチラを見ていただくとして、とても神々しい空気に満ちた、良い神社でした。
そこで参拝をすませると、以前の面白くない思い出は消え去り、代わりに清々しい良い思い出が増えました。

ところで、タイトルの「日本人は祈り人」というのは、
高山市の古き良き街並みを見ていて思ったことです。

高山市は、タクシーの運転手さん曰く、「なんの変哲もない山奥の田舎」だそうですが、
他の村ではなくなりつつある、かつての日本人のすばらしい文化が、
今でも根付いているように思いました。

たとえば、5月5日は、子どもの日で、その日は町でもお祭りがあったのですが、
お囃子と獅子舞が一軒一軒の家をまわる姿は、祈りそのもののように思いました。

また、古い町並みの屋根の部分には、大きな神棚が飾ってあり、
目に見えない神様をとても大切にしているように思いました。

さらに、高山駅から少し離れた郊外へ行くと、8割がたの家の軒先に日本の国旗が掲揚されていて、少し驚きました。今から30年以上前には、多くの家に国旗が掲げられていましたが、最近は田舎でも国旗を掲揚する家をあまり見なくなっていました。そんな国旗がはためく風景からは、日本の平和と繁栄を祈る心が感じられました。

高山の風景を見ていると、ああ昔の日本人は、きっとここの人たちのように、
皆祈りながら日々の生活をしていたのだろうなぁと思いました。

そしてそう感じながら、わざわざ高山まで来て、神社へ参拝している自分を省みても、
日本人の祈りのDNAが脈々と受け継がれているような気がしてきました。

今さら書かなくとも皆様ご存知だとは思いますが、祈りにはとても強い力があります。
その強い力を、日本人は体感で知り、神仏に祈りながら謙虚に生きてきたのだと思います。

今はまだまだ修行中ですが、いつの日か、日々の生活すべてが、
祈りに通じるような、そんな生き方がしたいと思っています。

daikoku.jpg
(宮川朝市 宮川沿いの道にいらした大黒様。なぜだか最近は七福神が気になります。)


(追記)二週連続で神社へ参拝したからか、スイッチ・オンにされてしまって
なんだかこれから忙しくなりそうな予感・・・がしています。
でも、できれば神様~、無理や無茶はなるべくさせないでくださいませね☆




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