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プラシーボ効果

皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。

今週はチリで洪水の被害に見舞われたり、北海道、東北を震源とする大きな地震が続いて
います。私たちはこのサムシンググレートからのメッセージに謙虚に生き方を変えることが
求められていると思っています。

さて、祈りのお話をすると、「それはどうせプラシーボでしょう」と言われる方々がいらっしゃいます。
プラシーボとはラテン語で「喜ばせる」という意味のある言葉なのですが、このプラシーボ効果
(偽薬効果)に関する研究も欧米では進んでいます。

1950年代、薬の治験中に症状に苦しむ患者さんを対象に新薬とダミーの薬を与えた方と比較
検討していた時に、ダミーの薬(偽薬)を与えた方々のうち、3分の1に症状の改善が見られました。

その結果からプラシーボ効果に関する研究が進むのですが、ミシガン大学では、このプラシーボ
効果について、脳の働きをスキャンして調べました。

実験は、頬に食塩水を注射して痛みを伴う圧迫感を与えます。それから「鎮静剤を差し上げます」
と言って偽薬を渡すのです。

すると、脳が反応して化学物質の「エンドロフィン」を出していることが確認されたのです。

エンドロフィンは、痛みを止める化学物質として知られています。つまり、「治るんだ」とう
意識が肉体に変化を与えていると等しいことなのです。

また、1998年心理学者アーヴィン・キルシュとガイ・サピルシュタインが抗鬱剤の治験を
19回行ったところ、4分の3に偽薬効果があったことを確認しています。

思考や思いと言った意識が肉体に影響を及ぼしているのです。

では、祈りとどう違うのか?という指摘について、もう20年以上前にアメリカでプラシーボ効果と
祈りが違う事を証明しています。

1988年心臓外科医ランドルフ・バード氏が、心臓病患者393名対象に行った実験です。
サンフランシスコ総合病院に入院する心臓病患者を祈るグループとそうでないグループと
2つに分けて10か月間の推移を調べたのです。

祈りは東海岸の病院からされました。そして、そのことを、一切、知らせません。
誰を祈ったのか?誰が祈ったのか?を心臓病患者393名と医者、看護婦には知らせないのです。
これは、「プラシーボ効果」を避けるためにも行われました。
「祈られてる」と思うだけでも治癒効果になってしまうからです。それを排除した実験だったのです。

すると、その結果、利尿薬、強心薬、抗生物質、呼吸器の使用量が、祈らないグループに
比べて、全て激減しているのです。呼吸器などは祈られてるグループは全員使用しなくなった
のです。

これは明らかに祈りはプラシーボ効果ではない証明した実験結果として認められました。

この辺のお話も映画「祈り~サムシンググレートとの対話~」で語られています。

プラシーボ効果-1.JPG

映画の完成もようやく見えてきました。
企画から四年。ここまでの皆様の暖かいご支援、誠にありがとうございました。現在、英語
字幕と予告編製作に追われています。完成後の詳細はいずれご報告をさせていただきます。

プラシーボ効果-2.JPG

ありがとうございます。




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