サイトマップ

特別情報

« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »

毎日のテーマを決めてみませんか?

あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
皆様はどんなお正月をお過ごしになられましたか?私は今年はのんびりしながらも、
毎日簡単なテーマを持って過ごしました。
元日はお屠蘇をいただいて、初詣に行き、原稿を書いて本を読みました。今年のお正月は
浅田次郎さんの「蒼穹の昴」(講談社文庫)にはまりました。
本当は、日頃積読になっている本に挑戦しようと思ったのですが、
西太后の生まれ変わりという人の話を聞いたので、読んでみたくなり
読みはじめるとはまってしまいました。
 
文学なので速読の対象にはならないのですが、やはり読むスピードは速くなっているようで、
文庫本で全4巻を大晦日から元日にかけて読んでしまいました。あまりおもしろかったので
続編の「珍妃の井戸」(講談社文庫)と「中原の虹」(講談社文庫) これも休みの間に挑戦しようと
思っています。
 
そして、2日は逆に本を読まない日にしました。この日は書き初めをする日で、
本来ならば学問をする日なのかもしれませんが、知識の時代はそろそろ終わるのでは
ないかという仮説を持っています。「蒼穹の昴」の主要テーマになっている科挙制度の行き過ぎで、
「読書だけが尊く、その他のすべてのことは卑しい」とまで言い切ったインテリ層が
中国にはいるという話を聞き、この言葉に象徴されている知識の時代は終わって、
これからは智恵の時代、そしてできれば叡智の時代にしなければならないと思っています。
 
話しはずれてしまいますが、「蒼穹の昴」のモチーフになっている「科挙」と「宦官」という、
これだけ強烈に中国文化の影響を受けている日本がなぜか取り入れなかった2つの大きな制度に
ついて考えることも、たまたま年末に読んだ「小松左京全集完全版プロジェクト」の
最新刊に乗っていた「日本文化の死角」という評論にも取り上げられていたテーマでした。
明治以降は西洋文明を積極的に取り入れた日本ですが、やはり科挙や宦官のように、
実は取り入れていないテーマもあるのかもしれません。
 
2日の日は、熱海の両親のところに子どもや孫たちが全員集合したのですが、渋滞が嫌だったので
最初は新幹線で行こうと思っていたのですが、本を読まないというテーマを持ったので急遽、
車で行くことにしました。多少の渋滞はありましたが、行きも帰りも思ったほどではありませんでしたし、
帰りの車の中で、子ども達と本音の会話ができたことがとてもうれしくて、
毎日、ルーティーンで動くのではなく何かテーマを持って生きていくといいことがあることが
よく分かりました。
 
3日のテーマは二・二六事件を感じることでした。まず、渋谷税務署の隣にある、
二・二六事件の慰霊像にお参りに行きました。
ある友人と年末にお酒を飲んで話している時に、私が最近二・二六事件のことを勉強しているというと、
彼は青年将校の磯部浅一の生まれ変わりだと思っていると言っていました。その話を聞いて、
かれが磯部なら、私は安藤輝三かなと思ったのですが、その時に慰霊像と靖国神社を
お参りしたいと思いました。
 
慰霊像をお参りした後、渋谷の書店で本をいろいろ立ち読みさせていただいてお昼をいただき、
それから靖国神社に向かいました。国賊として処刑された青年将校たちはもちろん靖国神社に
祀られているわけではないと思いますが、彼らの国を思う純粋な気持ちを思うと、
そろそろ彼らを御魂を鎮めるために靖国にお連れしてもいいのではないかと思いました。
そして、彼らが待ち望んだ素晴らしいミロクの世の中を創り上げることを個人的には祈ってきたのです。
 
船井勝仁.comに書いたように、願いを祈りに変えていくことで、私たちの意識の力で
素晴らしい世の中をつくっていくという柳瀬宏秀先生の呼び掛けに応えるために、
私が選んだテーマです。3が日は終わってしまいましたが、皆様ももう一度、
それぞれの祈るべきテーマを決めて近いうちにもう一度神社にお参りに行ってみてはいかがですか。
自分のことだけでなく、世のため人のためのテーマで行動すると、
今までと違う世界が見えてくるような気がします。
 
 



カテゴリー

月別アーカイブ



  • zoom寄合
  • にんげんクラブストア
  • 秋山峰男の世界
  • やさしい ホツマツタヱ
  • 舩井幸雄記念館
  • 黎明
  • 船井幸雄.com
  • ザ・フナイ
  • ビジネス共済なら協同組合企業共済会
  • Facebookページはこちら
  • スタッフブログはこちら
グループ会社
  • 舩井幸雄.com
  • 本物研究所
  • エヴァビジョン
  • ほんものや