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できることを探す

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週の土曜日、にんげんクラブ大阪支部代表の山村龍和さんの個展に合わせて
開催された、将棋の羽生善治二冠との対談に行ってきました。
 
羽生二冠はにんげんクラブの会員でもあるのですが、先ごろ80タイトルという
大山永世名人の記録に並んだという将棋界最強の棋士です。
 
何度かお会いした事があるのですが、全然勝負師らしいぎらぎらとした個性が感じられません。
 
それどころか、「ザ・フナイ」で波動ジャンキーというエッセイを書いている、
大人の学校の小山敬子先生(最新刊、「介護がラクになる『たったひとつ』の方法」は
凄い本です。ぜひお読みください)に言わせると、オーラーがつるっとしているのです。
 
山村さんとの対談をお聞きしていて、将棋というゲームに本質的なものを提供することが
羽生先生の天命なのかもしれないと思いました。
 
羽生先生の話によると、ここ20年ぐらいでコンピュータとインターネットの発達のおかげで
将棋というゲームはそれ以前のものとまったく違うものになりました。
分析され尽くして、その分析力が勝負を決める大きな要素になりました。
 
  
もうすぐ、皆様のお手元に届くことになるにんげんクラブ会報誌10月号の、
輝く仕事人は九州大学の高瀬正仁教授を取り上げます。
 
高瀬先生は数学者ですが、船井幸雄も尊敬している日本が生んだ大数学者である
岡潔先生の研究者でもあります。
 
にんげんクラブ福岡大会の前日に九大の高瀬先生の研究室にお伺いさせて
いただいたのですが、数学の本ではなく、哲学や文学の本がずらりと並んでいた
本棚にびっくりしました。詳細は会報誌をご覧いただければと思いますが、
岡潔先生は抽象の世界である数学界に情緒を提供されたというお話をされていました。
 
抽象(将棋の世界で考えると、分析を重ねることで絶対に正しい指し方を解明していく
取り組みということにつながる。コンピュータ将棋に象徴されると考えると
分かりやすいかもしれません)の世界になってきている将棋界に、
新たな情緒(デジタルで解明できないアナログ的なもの、人間の情に代表される)を投げかけ、
それを若手たちが抽象化しているのが今の将棋界なのかもしれないと考えたのです。
 
まあ、これは勝手な私の解釈なので、よく分かりませんが、この原稿を書いている
9月27日現在、羽生先生は20連覇がかかった王座戦を山形県の天童市で指しています。
(残念ながら、熱戦の末、渡辺新王座が誕生しました。)
 
歴史的な勝負の直前のあの余裕は、私にはちょっと信じられません。
とにかく、凄い人なのです。
 
 
凄い人と言えば、加治将一先生の昨年の著作で、加治先生の真骨頂とも言える
歴史シリーズ第4弾、「失われたミカドの秘紋」を読みました。
 
1年ぐらい前から積読になっていたのですが、イスラエルに行ってきた今の私の方には、
ますます興味を持って面白く読める本でした。
これを読むと加治先生も、タブーに命をかけて挑戦していることが良く分かります。
 
今まで隠されてきた真実が、歴史にしても将棋にしても数学にしても表面化せざるを
得ない時代なのかもしれません。
 
浅学非才の私には、先生方のような真実に挑戦するような高みにはまだまだ程遠いですが、
にんげんクラブの皆様との交流などによって知るようになってきた真実を
皆様と一緒にシェアしていくことで、ひとりでも多くの有意の人が生まれ、
その有意の人の集合意識ですばらしい世の中が実現していくことに貢献していきたいと思います。
 
そういう意味で、全国大会に登場していただいた鬼丸昌也さんや岡田多母先生の
講演会が今度の日曜にあります。
 
もう一度、お二人のお話を聞いて、自分にできることを探してみることは、
とても意義があることだと思いますので、ご都合がつく方はぜひ参加してみてください。


(以下、告知)
 
こんにちは。
NPO法人テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也です。

私たちは、カンボジアでの地雷被害者支援、
ウガンダやコンゴでの元子ども兵支援に取り組んでいる
NPO法人です。

NPO法人テラ・ルネッサンス
 
東日本大震災が発生して半年が過ぎました。

あの日、ウガンダからの一本の電話が、
テラ・ルネッサンスの被災地支援を始めるきっかけとなりました。

電話の主は、ウガンダ事務所職員であるトシャ・マギー。

支援をしてくださる日本の皆さんの惨状を見て、
ウガンダ事務所職員と、テラ・ルネッサンスで支援をしてきた
元子ども兵たちで、お金を出し合ったというのです。

その金額が、5万円。
(ウガンダの教師の平均月給が、約7,000円程度)

▼▼誰もが、誰かのために役に立ちたいと、願っている。

ウガンダから寄せられた「日本への想い」に、日本事務局がどう応えるのか。
そこから、テラ・ルネッサンスの被災地支援活動が始まりました。

それから半年。
様々な取り組みを、岩手県沿岸部で、実施してまいりました。

テラ・ルネッサンスの被災地支援活動

その経過をご報告し、更なる支援の輪を広げるために、
そして、記憶を風化させないために、
設立当初からの支援者の皆さんが、報告会を開催くださいます。

ウガンダや岩手・京都の各事務所から、
テラ・ルネッサンス理事や職員が集い、
多くの方へ、私たちの想いと活動を、お伝えしたいと願っています。

10月2日(日)13時から、武蔵野公会堂にて、
皆さまのご来場をお待ちしております。


≪≪東日本大震災チャリティーイベント 「希望の光 in 東京」
                  ともにつながろう 今こそ 未来へ≫≫

 
◎イベント概要
 
日時:2011年10月2日(日) 13:00~17:00 (開場12:00)
会場:武蔵野公会堂(定員:350名)
地図:http://www.musashino-culture.or.jp/koukaido/index.html
参加費:
前売 3,500円(高校生以下3,000円)
    当日 4,000円(高校生以下3,500円) 小学生以下無料
主催:希望の光実行委員会
お問い合わせ:同実行委員会 代表 岩田誠 TEL 090-4219-8888

◎プログラム
 
・報告 『ともにつながるために 被災地での支援活動報告』
 講師:NPO法人テラ・ルネッサンス創設者 鬼丸昌也

・演奏 『一心一打 心をひとつにひとつの音を』
 演奏:和太鼓奏者 鈴木淳一

・パネルディスカッション 『海外支援と被災地支援をつなぐもの』

 出演:鬼澤慎人(株式会社ヤマオコーポレーション代表取締役)
      小川真吾(NPO法人テラ・ルネッサンス理事長)
      トシャ・マギー(NPO法人テラ・ルネッサンス職員)
      吉野和也(NPO法人テラ・ルネッサンス 遠野事務所職員)

・講演 『今こそ未来へ』
 講師:NPO法人テラ・ルネッサンス理事 岡田多母

≪申込方法や、出演者プロフィールなどは、以下のウェブサイトをご覧ください≫
http://ow.ly/6DYkQ

 
 
 



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