« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »
皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。
先週、アメリカに撮影に行く前に、富士で開かれた「地球交響曲」という式典に参加し、
撮影をしてきました。
この式典は、宗教・宗派を超えて全世界の「祈り」をするもので、
当日一万人近くが集まりました。大変感動いたしました。
世界平和の祈りを掲げた著名な精神的指導者五井昌久先生の継承者で
五井平和財団会長の西園寺昌美先生を中心に、キリスト教東方正教会、
イスラム教スーフィズム、ユダヤ教、仏教、神道。
世界中の宗教指導者がそれぞれの宗教の「祈り」をリードし、
そこに集まる一万人の人々と共に「祈り」をするのです。
それぞれの宗教の祈りに深い叡智と宇宙の根源と繋がる原初の音を感じました。
人々が心を一つにして「祈る」行為には大変深い響きがあり、覚醒へと導くものがあります。
私たちは本来、一つのところから始まってます。
想像してみてください。私達の親は父親と母親の2人います。
二代遡って、両親の両親を含めると6人になります。
10代遡ると2046人。20代遡ると200万人。30代で21億人。
大本まで辿ると人類皆兄弟なのです。
もっと大本では、全ての生命が一つのところから出発しているのです。
その大本を思い出す作業が「祈り」でもあるのです。
式典を終えて、映画「不食の時代」の主人公、森美智代さんと再会し、
取材させていただきました。断食療法の先駆的指導者甲田光雄先生と
この式典の父ともいえる五井昌久先生との繋がりを知り感動しました。
その後、大河ドラマなどの作曲で知られる渡辺俊幸さん、そして、
船井勝仁社長のお話も伺いました。中でも勝仁社長の言葉は印象的でした。
「祈りとは、"感謝"です」
この言葉に普遍的な意味を感じました。