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Matrix Energetics

にんげんクラブの皆様こんにちは。ドイツ在住のこだまゆうこです。
 
なんだか変なタイトルだと思われましたでしょうか。
今回は、ドイツ流行っているスピリチュアル事情についてお送りしたいと思います。

アーヘンの町には、地下一階、地上四階立てのMayerscheという名前の巨大な本屋さんがあります。
大きさの規模で言えば、東京駅の近くにある八重洲ブックセンターくらいの大きさでしょうか。
 
私は本屋さんが大好きなので、このMayerscheは私にとってアーヘンで最も頻繁に訪れる
オアシスのようなところです。(並んでいる本はすべてドイツ語なので、結局読めないのですが・・・・
ただそこにいるだけで落ち着くのです^^。)
  
pic1 book.JPG
(このガラス張りの建物が本屋さん。ソファーもたくさんあり、自由に本が読めます)
 
 
本屋さんを見るだけで、ドイツ人と日本人の性格の違いなどがかなりわかると思います。

それというのも、日本、特に東京近辺では入り口近くに平積みされ、かなりの幅を
きかせているいわゆるビジネス書や経済本は、ドイツでは四階の語学書コーナー片隅に、
肩身がせまそうに置いてあります。
 
対して、一階、二階の皆が行きやすい場所には、サスペンスやラブロマンス、ファンタジー、
はたまた各種雑誌など、いわゆる娯楽書が並んでいます。(特にファンタジー小説の棚が多いです。)
 
ドイツに来てすぐの頃には、「何でドイツにはビジネス書があんまり置いていないのだろう」と
思っていたのですが、しばらくドイツに住んでみると、毎日5時すぎには帰宅し、ビール片手に
サッカー観戦を楽しみ、夏には大型バケーションをとるのが当たり前・・・・というような庶民の
生活では、そこで読みたいのは小説など現実離れしたものであり、ビジネス書を開く気持ちには
とうていなれないだろう、とよくわかりました。
 
 
さて、私が最も興味があったのは、スピリチュアル書棚です。
スピリチュアル、精神世界などの本は、3階に売っていたのですが、その広い売り場面積には
びっくりしました。日本では「精神世界」というと、ここ数年でようやくそれ専用の本棚が
できてきましたが、まだまだ本屋の奥のほうでひっそりと置かれているのが通常です。
 
しかしここマイヤシャーでは、4階フロアの四分の一は、すべてスピリチュアル系の本が
置かれています。しかも本だけが置かれているのではなく、タロットカードコーナー、
ペンジュラムコーナー、お香や仏具コーナー、エンジェルグッズコーナーなどと、
楽しいグッズがとりそろえてあります。
 
普通の本屋さんなのに、タロットカードだけで、本棚一つが埋まるほどの種類があるのは、
ドイツではこのようなグッズが売れることを意味しているのでしょう。
 
pic2 book.jpg
(写真で見える部分はすべて、スピリチュアル関係の本が並んでいます。)


このコーナーでは、「あるヨギの自叙伝」(パラマハンサ・ヨガナンダ著)など、
私が日本でも読んだことのある馴染みの本がかなりたくさん置かれているので、
なんだか和みます・笑。
 
ちなみにここのコーナーに並んでいる日本人の著作として、「水からの伝言」の
江本勝先生の本がたくさんありました。
 
 
さて、そのようにたくさんの精神世界の本が置かれている中で、
日本では見慣れない言葉がありました。それが、「Matrix Energetics」です。

アメリカ人のDr. Richard Bartlett という方が本を書かれ、セミナーなどで広めているようですが、
これがここドイツでもかなり流行っているらしいのです。
 
Dr. Richard Bartlettさんは、2009年10月に初めてドイツ各地でセミナーを開いたらしいのですが、
その参加者は2週間でなんと1,000人を超えたとのこと。著書もかなり売れているようです。
 
pic3 book.jpg
(中央の一番目立つ箇所にMatrix Energetics専用の、特設売り場が作ってありました。)
 
 
著者のホームページを検索してみると、わかりやすいように簡単な紹介のビデオがありました。
http://www.matrixenergetics.com/

見ていただくとわかると思いますが、観衆の前で彼がなにやら話した後に暗示のような
言葉をかけると、それをかけられた人はバッタバッタと人が後ろ向きに倒れています(笑)。
 
(ちなみにこのようなあからさまなデモンストレーションは、「奇跡」というよりも「魔術」を
 見せられているようで、個人的にはあまり好きではありません。)
 
とはいえ、まだ私はその本をまだ読んでいない(というより読めない)ので批評もできませんし、
本がそれだけ売れているということは、やっぱり面白いから売れているのだろうと思います。
アメリカやドイツのアマゾンでも、面白い!というレビューがたくさんありました。
 
 
読めない文字で批評するよりはまず体験、ということで調べてみると、この小さなアーヘンの町でも、
わかっているだけで4人もMatrix Energetics のヒーリングを施すことができる人がいました。
 
その中でも最もいろいろな資格を持っていて、英語が喋れそうで、最も人相が
良さそうな女性を選んで、ヒーリングを申し込み、実際に受けてみましたが・・・・。
(料金は30分70ユーロ。その後は延長料金。1時間ほどで90ユーロでした。)

Matrix Energeticsが、日本人の私には適していなかったのか、はたまた私が鈍すぎるのかは
わかりませんが、正直に言うと「よくわからない」というのが、今のところの感想です(笑)。
 
 
私にヒーリングを施してくれた女性は、この施術により人生が劇的に変わった!
とかなり熱心に語ってくれました。たとえて言うならば、新しい扉を開いて、視界が
よりクリアになったような感じ・・・とのこと。

ヒーリング中は、両足で立っている私に、斜め上前方のほうからエネルギーを送るのですが、
私が後ろに倒れることを期待しているようで(後ろはベッドで支えられているため倒れても
怪我はしません)、「さぁ、後ろへ倒れなさい」というような想念がうるさいほどに感じられました。
 
私は普段から体の氣のめぐりがあまり良いほうでないので、このような場合に体が動くことは
ほとんどありません。しかし今回は、「後ろへ倒れなさい」の想念があまりにも続くので、
最終的には後ろへよろけたフリをしてあげました(笑)。
 
NOと言えない日本人らしさ(?)もここまで来るとウソツキですね・・・。
しかし女性は満足そうでした^^。


ヒーリング終了後、何らかの気付きを、ヒーリングを受けた2、3日以内くらいに得られるでしょう、
とのことでしたが、2週間たった今でも、今のところは何も変わっていません。
しいていえばヒーリング当日は、普段よりも少し眠かったかもしれません。

このような種類のヒーリングは、船井会長の傍で秘書として過ごした日々に、
いろいろと受けてきたので、もしかすると私にはすでに免疫ができていて、
何も反応しなくなってしまったのかもしれません。
  
それらの経験の中には、背中からゾクゾクとエネルギーが体を通ってくるのがわかって、
体調が悪かったのが劇的に良くなった、という体験を何度かしたこともありますし、
実際にヒーリングをいくつか習ったこともあるので、「ヒーリング」自体を否定する気持ちは
私にはありません。(中には悪質なものもある、ということもわかっているつもりです)
 
 
ということで、「よくわからない」というのが正直な感想ですが、だからといって否定する気にもなれず、
わからなかったからこそ、次回の予約を来月にとりました。

Matrix Energeticsは、来月もまた「よくわからない」であるか、それとも何かしら変化があるか、
次の機会にレポートさせていただきたいと思います。
次もわからなかったら、お金がもったいないのでもう行くのはやめとこう、と思っています。

以上、わからない・・・しかオチがなくて申し訳ございませんが、Matrix Energetic体験レポートでした。
 
 
おまけ    2012年に関する本も、やはり流行っているようです。
pic4 book.jpg



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