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ちょっとアホ理論

こんにちは船井勝仁です。
 
あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、ありがとうございます。
 
本年もミロクの世を作るための活動にご理解をいただき、いろいろな実践活動を
皆様と一緒にすすめていければと思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 
 
昨年の最後のブログが「アホの会」で今回が「ちょっとアホ理論」ですから、
ふざけすぎかもしれませんがご容赦ください。
もしかしたら、アホがこの難しい時代を乗り切るキーワードかもしれないと思っています。
 
ヒューマンフォーラムという古着チェーン店の社長の出路雅明さんの
ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!」という本があります。
 
天外伺朗さんの「非常識経営の夜明け」に紹介されていてとても興味を持ちました。
読んでいただくのがわかりやすいので、天外さんの本から引用させていただきます。
 
 
(引用開始)
 
出路は、パンクロックのミュージシャンだった。その業界では、かなり名が知られ、
カリスマ的な存在だったらしい。
1993年、一念発起してワゴン車1台で古着屋を開業。仲間に恵まれ急成長し、
2001年には年商35億円、利益率14%に達した。

ところが、その成功とは裏腹に、本人は不安と不満にさいなまれるようになり、
燃え尽き症候群を体験し、社業にまったく身が入らなくなってしまった。
涙ながらに仲間に謝り、気を取り直して猛勉強し、ありとあらゆる本を読み、
またセミナーに出まくり、経営の改善に取り組む。
世の中で提唱されているさまざまな経営手法、マーケティング手法を、
コンサルタントの指導のもとに、片っ端から導入し始めた。

(中略)
ところが、そういうすさまじい努力をあざ笑うかのように売り上げが落ちていった。
コンセプト・ショップを開けば、業界誌などでは絶賛され、いい気になったが、売り上げはさっぱりだった。
2004年には、3億円の損失を出し、20億円の借金を抱え、打つ手がすべて失敗したことを
認めざるを得ない状況になった。
 
目の前に倒産の2文字がせまってきたのだ。
さらに出路は、家族の病気や本人の胃潰瘍など、同時多発的危機に見舞われた。
・・・・・・もう、あかんな・・・・・・。
そう思うと、出路は逆に気が楽になった。
開き直ったのだ。
そして、どうせダメなら、せめて楽しくやろう、と決心した。

(中略)
それから出路は、すべての経営学、マーケティング手法に背を向けた。
精密な経営情報システムを反故にして、経理を昔ながらの「どんぶり勘定」に戻した。
判断基準を、自分と大切な仲間が「楽しいか?楽しくないか?」という一点に絞った。
このフィロソフィーを、出路は「ちょっとアホ!」と名づけた。

― 「正しいか? 正しくないか?」「良いか? 悪いか?」「〜するべきか?〜しないべきか?」
などの“常識”的な判断基準は、「ちょっとアホ!」の天敵 ―

もがき苦しんだ2年間は、まさにその天敵に振り回されていたのだ。
この日から出路は、医者に禁じられていた大好きな酒を飲み始めた。
医者は激怒したが、2ヶ月後に胃潰瘍は完治。
お店も、自分たちの好きなものを仕入れて、客を巻き込んでお祭り騒ぎで売ることを徹底。
すると業績はV字回復をしていった。

(引用終わり)
 
 
私は出路社長にお会いしたことはないのですが(ノリに付いていく自信はありませんが)、
ぜひお会いしたいと思っています。
 
「ちょっとアホ!理論」を読んで、この厳しい時代には現場にしか正解はない、ということが分かりました。
  
そして、周りからどう見られるかというミエを気にしている場合ではなく、
自分の直感(楽しいか?楽しくないか?)に素直に従うのがベストだと確信できるようになりました。
 
おかげさまで、「ちょっとアホ!理論」を読んでお正月からとても元気になりました。



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