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こんにちは船井勝仁です。
この前の日曜日、GOPグリーンオーナー倶楽部のイベントとして
6月に田植えをした命仁の田んぼの稲刈りに行ってきました。
田植えのときはちょっと(かなり?)二日酔いでしんどかったので、
実は5分ほどしか実働しなかったのですが、
今回は筋肉痛になるぐらい一生懸命に稲刈りをさせていただきました。
人数も田植えのときと大体同じ30人ぐらいの人が集まり、
本当にこの日だけ選んだような秋晴れの中、2時間足らずで無事に収穫が終わりました。
詳細は、GOPグリーンオーナー倶楽部のホームページでいずれ紹介されると思いますので
そちらをごらんいただければと思います。
田植えのときと同じように、今回も農家の皆さんの心づくしの昼食をいただきました。
杵と臼で餅つきをするというイベントもあり、搗きたてのお餅を美味しくいただきました。
もちろん猪野尾さんたち農家の方々が心を込めて作った野菜や、
イマジンコーポレーションの津島社長が日本中の生体エネルギーを使っている
生産者の方々から集めた野菜やお肉、果物などを使った心づくしのお料理をおいしくいただきました。
今回は猪野尾さんがGOPの皆様の気持ちをくみ取って無農薬で栽培してくださいました。
もちろん、田植えは手植え、稲刈りは鎌を使う昔ながらのやり方で
都会の消費者が求める理想的なお米作りをしました。
田植えや稲刈りで気持ちのいい汗をかき、
おいしい昼食をおなかいっぱいいただいた私達は大満足でした。
ただ、収量はだいたい10アールの圃場だったのですが約5俵(300キログラム)に終わりました。
もし、この圃場をプロの農家の方に普通の命仁を作るやり方で栽培していただけば
10俵近くの収穫ができたはずです。
私は千葉で命仁を作る意義は、
首都圏のにんげんクラブ会員様やGOPの人たちとの交流という
大きな意味もあると考えていますので、
かっこいい猪野尾さんを中心に今回のようなイベントをする意味は大きいと思っています。
ただ、消費者もいつまでも農家のお客様でイベント的に田植えや稲刈りを楽しむのではなく、
産業としての農業の厳しさも体感できる場にならなければいけないとも思いました。
命仁を作ってもらう農家が、
食べてもらう方の健康などの命の視点を持つようになってきており、
意識のレベルが急激に上がってきています。
食べてくださる方のことを考えると面倒な作業を嫌がることなく、
積極的な気持ちで手間をどんどんかけてくださるようになっているのです。
それを食べる消費者の側も作り手の気持ちを理解できるように
勉強してくださるようになるとすばらしいなあと思いながら、
おいしいお酒を楽しんだステキな日曜日でした。