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超能力

こんにちは!船井勝仁です。
 
最近、超能力をつけなければこれからの時代はやっていけないのではと、考えることが時々あります。

金融危機が起こって経済状態は五里霧中の状態です。

グローバル経済が絶対いいという確信があっという間に崩れてしまい、

とは言っても昔ながらの日本的経営に戻ればいいかというと、そんな訳でもなさそうです。

こんな時代に経営者として何を指針に生きて行けばいいのでしょうか?
 
 
船井幸雄は「経営者は命がけの経営をしなければならない。」とよく言います。

ある社長さんから「命がけはよく分かるのですが、今までの船井先生なら長所伸展法とか

圧縮付加法とか、具体的な経営手法のアドバイスもしてくれたのに・・・、」とちょっと不満そうに

言われました。命がけはある面、覚悟の問題ですので具体的手法も示してほしいというわけです。
 
 
最近、天外伺朗(てんげしろう)著「非常識経営の夜明け」(講談社 2008年9月)という本を読みました。

天外さんは本名を土井利忠さんといい、工学博士で元ソニーの上席常務だったかたです。

船井幸雄とは昔から親しくさせていただいており、15年前ぐらいに淡島ホテルでおこなった

直感力研究会のスタディツアーに講師として来てくださったことをよく覚えています。
 
当時はまだソニーの現役の取締役でしたが、この世はすべてあの世に畳み込まれているという

お話を分かりやすく科学的に説明してくださったのを今でも覚えています。

当時はまだソニーのような大企業の取締役がそんなスピリチュアルなことを

本名でどうどうと言えるような時代ではなかったので、天外伺朗というペンネームで

こちらの世界では活動をされていました。
 
 
この本のまえがきで天外さんは「本書では、いままでの常識的な企業経営を

「ムカデ競走」にたとえている。」と書いていらっしゃいます。

足を縛って走らなければいけないという常識で企業運営をやってきたのだが、

「ふと横を見ると、誰も足を結ばずに、一人ひとりバラバラで、全力疾走している連中がいる。

 桁違いに速い!みんな楽しそうにはしゃいでいる!」そして、

「それが、本書で紹介する新しい潮流だ!」と結論づけていらっしゃいます。
 
新しい経営の潮流を論理的に分析されているのが本書の内容なのですが、

私には「どんぶり勘定の勧め」のように読めてしまいました。

 
ところが、ここでとても大事なキーワードがあります。

「どんぶり勘定」で経営するためにはとても高い人間力を必要とするのです。

合理的経営学の時代から人間性経営学の時代に変わりつつあると分析しています。

つまり、経営者の人間力が問われているのです。
 
 
7.8年ぐらい前に、船井総研の幹部の人から今の経営者は勉強しなくなったという話を聞きました。

コンサルタントに全部丸投げで、コンサルティング料だけ払ったらクライアント側は

なにもしなくても新規事業が立ち上がっているという業務が増えている。

船井総研にとったら収益率も高く、若手の活用もできるのでありがたい仕事だが、

本当にこれでいいのかなあ?という気持ちが感じられました。
 
 
命がけで事業のことを考えて、常識経営を脱皮し、まったく新しい経営スタイルを確立するためには、

人間力イコール直感力もしくは超能力のレベルにまで、経営に対する自分の能力を

高める必要があるようです。直感力がプロのレベルで、超能力が超プロのレベルでしょう。

この混迷の時代を生き残るには、経営者には最低でも経営において

プロのレベルにならないと生き残っていけないのではないでしょうか?
 
 
にんげんとして生きていく上でも、ここ数年間の大混乱の時代を生き残っていくには、

プロか超プロになれればいいですよね。

それが船井幸雄の言う「有意の人」であり、その集まりがにんげんクラブです。

一緒に勉強して直感力やさらにその上の超能力をにんげんとしてつけていきましょう!



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